しょぼい毎日

いつも理想はでっかいが、結果はしょぼい・・・。そんな日常を綴ってみました

雨のイベント巡礼!(3)直方運輸センター

2011-11-06 20:34:45 | 鉄道イベント

2011年10月29日(土)

Img_7345幡生を出てから3度の乗り継ぎで、次の目的地の最寄り駅、直方に到着しました。時刻は14時19分。これから駅の反対側にあるJR九州直方運輸センターにダッシュします。本日開催中の<福北ゆたか線フェスタin直方>が終了する15時まで、もうほとんど時間が残されていません。長い袴線橋を渡り、ようやく辿りつくや、施設の見学に取りかかります。が、展示してある車両は、もと四国にいたキハ185系を改装した<九州横断特急>のみ・・・・。あとは、検修庫内の一部に入れたり、架線作業車が1台展示してあるくらい。先ほど見てきた下関総合車両所があまりImg_7351 にも豪華?な展示でしたので、少々寂しく感じたりします(比較する方が間違っているのですが)。鉄道関係の展示より駅弁等の飲食販売の方が賑わっています。もっともこちらの方も撤収準備にかかっていましたが・・・。あたりをよく見渡すと一隅で、鉄道部品を販売していました。終了間際でしたが885系<かもめ>号の鼻が6万円で売れ残っていました。6万円という値段が適正なのか、疑問ではありますが珍品に違いありません。奥にサボ(行き先表示板)が大量に山積みされており、1000円という値札を見て、思わず身を乗り出し、それを手にした瞬間、がっかりしました。マジImg_7368 Img_7369 ックで板に直接手書きしてある品物ばかりでした。これは半額でも売れ残ります。部品購入に関しては、早めの訪問が鉄則だと思います。とは言え終了間際に値を下げて来る事もあり、悩ましい。一番いいのは、買わないと決めることかもしれませんが・・・。

展示物が少なくてがっかりしたのか?、と言えば、本当のところはそうではありません。正直、短時間で済みほっとしていました。このまま黒崎に戻れば、当初予定していた筑豊電鉄の<ちくてつ電車まつり>にギリギリ間に合うかも知れません。

Img_7399 慌てて開場をあとにし、JRの駅に向かいます。すると長い袴線橋の上で人だかりが・・・・。行きは気がつきませんでしたが、古い直方駅を重機で解体している最中でした。その光景を見ているうちにスケジュールに追われてあたふたする自分が馬鹿らしく思えてきました。慌ててイベント巡りするより、目の前の光景をよく観察して、目に焼き付ける方が大切ではないかと・・・。そこで<ちくてつ電車まつり>は、今回は諦め、直方運輸センターをもう少しウオッチングします。多数の電車、気動車を管理するだけあって活気があります。常時、構内を車両が行き来しています。今日はそん な日常風景をしっかり記憶しておこうと思います。

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雨のイベント巡礼!(2)下関総合車両所(下)

2011-11-06 13:24:15 | 鉄道イベント

2011年10月29日(土)

EF65- 1130がヘッドマークを交換するまでの時間を利用して、施設を見て回ります。車両を展示しているヤードには、PF以外にも魅力的な車両が並びます。

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←ここの秘仏と言っても良い?旧型国電クモハ42 001,クモハ11 117

Img_7080← キヤ141-1+キクヤ141-1総合試験車

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新旧入替え動機

そのほかにも 、軌陸車,マルチプルタイダンパー等、見どころ満載!

Img_7281 そして、工場内では、お約束のクレーンによる車両の吊上げ実演が行われています。吊上げられるのは、キハ40 2004。この塗色も、そう遠くないないうちに姿を消します。

Img_7287 驚いたのは、車体から離れた台車を引き取りに横から台車専用の小型トラバーサー?が出てきたこと。手際良く、台車を乗せ、工場奥に引き上げていきました。

そして工場の華(私だけが思っています)!トラバーサー。大きなキハ40を小さなフォークリフトが庫に押し込めます。

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結局開場から午後1時近くまで長居をしてしまいました。予定では昼前に撤収するはずが・・・。これから、あと2か所訪問のつもりでしたが、その目論見は、すでに破綻の兆しが・・・。とは言え、予想以上の収穫でした。これはこれで、嬉しい誤算とも言えます。


雨のイベント巡礼!(1)下関総合車両所(上)

2011-11-06 13:02:34 | 鉄道イベント

2011年10月29日(土)

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今日から2日間、西の方で開催される鉄道イベントを駆け足で巡ります。

←旅の始まりは雨の新下関駅から。岡山から乗ってきた<ひかり>はN700系S編成、7000番台(JR西車)。さい先いいかも・・・。

岡山駅をひかりで出た頃は、この上なく良い天気でしたが、山口県に入る頃には無常の雨模様。新下関で在来線に乗り換え、幡生に着いたのは9時52分。何とか、10時の開場に間に合いました。やって来たのは、JR西日本下関総合車両所。国鉄幡生工場と言った方がピンとくる方も、今や少なくなっているのでしょうが・・・・。

Img_6998 Img_7322 ほとんどの人が鉄道部品販売コーナーに並びます。私も熱気みなぎるこの列に加わりたい衝動に駆られますが、これ以上家に不要な?物品を増やす事は難しい・・・。物欲=煩悩を振り払い、奥へ進みます。

Img_7049 Img_7035 Img_7029Img_7042  トラバーサーの奥の工場を抜けると、仕業検査庫内にEF65 1120が収まっています。近づくと係員が屋上点検台に上がるよう、声を掛けてくれました。<これは嬉しや!>とばかり台に上り、機関車の屋根を心ゆくまで観察します。係の人はギャラリーの為に、パンタグラフの上げおろしを実演。私が見とれていると、<もう少し、上げおろしを続けましょうか?>と声を掛けてくれました。気がつくと周囲には私しかいません。どうやら、時間を忘れて電気機関車のメカニズムに見とれていたようで、少々恥ずかしさを憶えます・・・・。そのあと、同機の運転台に入れてもらい、貫通型機関車の運転台内部について、理解を深めることが出来ました。書物(写真)で得たものと、実際に見聞するのでは、やはり理解度が違うものだと実感します。

Img_7091 Img_7238 さらに奥に進むと、さまざまな車両が、<さあ、どうぞ心いくまで、撮影してください・・・>とばかりに留置されています。撮影者の気持ちを考えた(マニア心をくすぐる)レイアウトだと思います。同様のイベントでは、<こんな状況で、どうやって撮影するの?>と頭を抱えるような並び(他にスペースがあるのに)をする施設もある事を思えば、ここは天国です。本日の主役?EF65- 1130に至っては、タイムテーブルに沿って往年のブルトレヘッドマークを付け替えてくれます。

係の方が汗だくでヘッドマークを交換する度に『ここに来て、よかった』と心から思いました。

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