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忘れたい心と、忘れたくない心、そして忘れられない演技

2016-03-22 | 管理人のひとり言

 

忘れたい心と、

忘れたくない心。

 

何かを、忘れるからこそ生きていける人と、

その何かを、絶対に忘れないからこそ、生きていける人。

 

どうしても忘れなければ、とてもじゃないけど、前に進めない人と、

どうしても忘れてほしくなくて、あるいは、忘れたくなくて、頑張りながら、前に進む人。

 

多分、両方のケースがあり、両方の人がいるのだろうと思う。

 

大災害や大事故、テロのような大事件や、戦争というのは、そういう悲しみを抱えながら、

かろうじて生きているような人たちを、大勢生み出していると思う。

 

 

どちらのほうがより悲しみが深いのか、と問えば…

恐らくそれは、他人にはわからない。

 

でも、悲しみやショックが大きすぎると、記憶が部分的になくなる(全く思い出せなくなる)ケースがあり、

友人たちの身にそういうことが起こったのを、私は過去に数回見てきました。

 

そして、それを観る側の身も辛い。

 

このタイトルで書こうと思っていることがあったのだけど、なかなか書けずに何日も過ぎていき…

 

なぜか、上手く書けないな… ということに気が付きました。

 

だから、やはり書くのをやめようと思っていたのですが、

下のキレイな「EDEA」(スケート靴)の宣伝の、素敵な春の写真を見てから、

何かふわ~っとした温かい気持ちになり、

(ああ、そう、そのことを正直に書けば良いのか!)と思えました。

いつもの羽生選手だったらきっと、

「書こうとしたけど、なぜか書けない。でも、そこに意味があり、課題が見えてくるのだと思う。だから、無駄なものは何もない。」

などと、冷静に言いそうだから。(笑)

 

 EDEAのフェイスブック公式ページより拝借 ↑ https://www.facebook.com/EdeaSkates

 

 

きっと羽生選手も、どこかで少しは体験したであろう、

そんなことを、頭や心のどこかで わかりながらやってくれた演技はきっと、

「決して忘れない」

良い意味で、「忘れられない」 ような演技になるような気がします…

 

 私は幸いにも、今まで羽生選手から、色んな種類の、そんな演技を何度か見せてもらってきた幸せ者だけど、

まだまだ、羽生選手には数多くの、そんな演技が出来る機会が訪れるように思っています。

 

 

「全財産を貧しい人々のために使いつくそうとも、誇ろうとしてわが身を死に引き渡そうとも、

愛がなければ、わたしに何の益もない。 

愛は忍耐強い。 愛は情け深い。 ねたまない。

愛は自慢せず、高ぶらない。 

礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。

不義を喜ばず、真実を喜ぶ。

すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。

愛は決して滅びない。 

(中略)

それゆえ、信仰と、希望と、愛、この3つは、いつまでも残る。

その中で最も大いなるものは、愛である。」

 

(コリントの信徒への手紙第一 13章3節~13節) 新約聖書 (新共同訳)より

 

 

 

多くの人の心に、本当の春が来ますように…!

羽生選手の心にも、春の訪れがあり、「花が咲き」ますように…!

 

 

世界選手権、頑張れ~!!