廃墟を訪れる
僕らの思いの欠片が転がっていた
手に取る
少しの力を加えるだけで
パラパラと砂になる
ジッと見つめれば
そこにあるのは僕らが一生懸命だった頃の
煮えた血液が作った火傷の後のような
刻まれた強さだけがしっかりと伝わるのに
熱はもう伝わらない
僕は哀しいのだろうか
(許さない 許さない)
違う、僕は怒っている?
(どうでもいい どうでもいい)
僕は諦めている?
(もういくよ もういくよ)
時の波が、もうそこまで来ている
行かなくちゃ。
でも…
大丈夫、忘れないよ。
僕の痛みだからね。
僕は、いつだって僕のままだ。
僕らの思いの欠片が転がっていた
手に取る
少しの力を加えるだけで
パラパラと砂になる
ジッと見つめれば
そこにあるのは僕らが一生懸命だった頃の
煮えた血液が作った火傷の後のような
刻まれた強さだけがしっかりと伝わるのに
熱はもう伝わらない
僕は哀しいのだろうか
(許さない 許さない)
違う、僕は怒っている?
(どうでもいい どうでもいい)
僕は諦めている?
(もういくよ もういくよ)
時の波が、もうそこまで来ている
行かなくちゃ。
でも…
大丈夫、忘れないよ。
僕の痛みだからね。
僕は、いつだって僕のままだ。