嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

はみ出し者の為に鳴る、マンチェスターロマンス

2004年11月25日 14時08分07秒 | 物語
いつからだろう、テレパシーを信じるようになったのは。
いつからだろう、大衆を斜めに見るようになったのは。
そして誰かに毒を吐く為、首切りマンチェスター学園に入学した。

ケルベロスフレットナーを飼う為に
僕はサルベレット公園を征圧する
まずは毒入りチューインガムのデビューだ。
よく噛んで食えよ。
噛めば噛むほど、君らの脳は2倍速に近づく。
そして周り中が馬鹿に見える事だろう、さぁ吐け、毒を吐け。

チューインガムに含まれるフラッシュバックトキシンは
記憶を少しずつ歪ませる。
記憶が揺らげば歴史は歪む。
価値観も歪む。
アイデンティティも崩れていく。

目を開けばそこは夢の世界だ
目を閉じればそこは君だけの闇の世界だ
どちらにせよ、世界は絶望だ。
煉獄はやめよう、どっちかにすべきだ。
俺は地獄がいいと思う。
天国なんかより、圧倒的なリアリティ。

人は良いニュースを信じない
悪いニュースを信じる、そして好む。
ネベリックハットウィルスは
文化を喰って生きる。
そしてミームが伝わる。

さぁ伝えてくれ僕の子供達
煉獄を破壊し、地獄を作る為のユーロビートマンチェスターを♪

さぁ教えてくれ僕の畜人達
ケルベロスよりも下で生きる、ノイズミュージックを♪

さぁ今日から始まるよ
首切りマンチェスター学園の
ドリームピエロの伝説が。

夢を与えよう、僕らの未来に
夢だけを見よう、マンチェスター学園で
そして踊ろう新しい世界の、新しい地平で♪

意味軸上の固有メモリ

2004年11月25日 12時55分30秒 | Weblog
「生きる事は難しい」
と誰かの言葉を借りてくる。
ここにはどの程度の言霊が宿っているのだろうか。
この文字自体は記号でしかない。

誰かから発せられている言葉
その言葉を誰が言うかによって
その言葉は次々と違う意味を持ってくる
これは何故なのか。

そこに潜んでいる言語マップの秘密は?

ある人がこの言葉を発する時、
僕はここに重圧を感じる

ところが、別のある人がこの言葉を発した時、
僕はそこに憤りを感じる。

溜め息のように漏れ出る言葉と
人に意図的に投げかける言葉は
明らかに違う性質を持っているからだ。

僕は考える
もし、特別な、僕だけを見ている人が居たとして
その人が「生きる事は難しい」と言った時、
僕はそこにどんな感情を見出すだろうか。
悲哀だろうか。

また、こうも考える。
僕自身が「生きる事は難しい」と言ったら
その時の自分にはどのような状況が想定できるだろうか。
これはきっと弱音だろう。
「俺、生きていく自信が無いや」
という意味になってしまう。

つまり、他者からこの言葉が投げかけられた時に
そこに潜む怒りの起発点には
自分が発した時の「生きる事を物事だと捉える自分」と
「その事に対して全く自信が持てない自分」の
二つの意味合いから来るエネルギーが潜んでいて
他者から発せられた言葉に対して自意識を投影させ、
そこから発生するエネルギーを受け取ってしまう自分が居るのである。

言葉に込められた言霊のエネルギーは人によって全く違う。
愛という言葉に特別な思い入れを持っている人は
愛という言葉を読み取る時、そこからは過去の自分がそこに込めた感情を
記憶と共に受け取る。

すなわち、より深い悲劇性の記憶と結びついた言葉を
特定の人物に対して投げかければ、
投げられた人の言語糸は大きく揺れるのである。

もし、あなたが誰か特定の自分と言語の共振を起こしたいのであれば
二人に共通する記憶の深い言語を選ばなければならない。

さて、ここまでの理屈は
言語が過去からの遺産である事を前提に成り立っている。

では新語はどうだろうか?
今、思い付いたばかりの言葉を相手に投げかける場合は?

これはより、複雑さを増してくる
抽象的な概念というのは文脈から発生している
つまり、新語だけを使い続けたら意味は全く通じず、
過去の言葉と関連づけして使用せねばならない。

例をあげよう。

青い鳥の奇跡
冷え切った冬の青空
松阪牛から滴る青い血
ヘッドギアの怪電波を受信する青い脳
青カビ
青筋金融ニコニコローン
青いうえおあおあー!
赤・黄・青
青リンゴ
藍青主義

これら全てに共通する青に同じ意味を見出した人はどれくらい居るだろうか。
おそらく居ないだろう。
俺は居ないと思うよ。いや、居ないだろ普通。居ない事にしようよ。

はい、次に行きます。

はにゃ式青色言語力学によると、青い言語矢が放つ矢が
対象とする相手の人に「刺さるかどうか」というのは
はにゃ自身の放つ矢に込める力の量とは全く関係ありません。

試してみます。

ハニワ鳥の奇跡
冷え切った冬のハニワ
松阪牛から滴るハニワの血
ヘッドギアの怪電波を受信するハニワ脳
ハニワカビ
ハニワ筋金融ニタニタローン
ハニワいうえおあおあああああああああ!
赤・黄・ハニワ
ハニワリンゴ
藍ハニワ主義

この言葉、刺さった人、居ますか?
僕、呪いを込めましたよ?
言霊50g入ってますよ?

え、ツボった人が居る?
しらねぇよ!

ヽ(´ー`)ノ

(´Д`)y─┛~~

ε┌| ∵|┘

夜は側にいるよ

2004年11月25日 08時53分29秒 | 詩に近いもの
冷たい夜が流れて

冷たい言葉をポヤリと吐いて

そおっと闇が忍び寄れば

同じ数だけ朝が来る

止まったままの風景は

同じ祈りを捧げる

誰かの為に 壊れ続けて

さらさらと流れ出した風だけは

時の痛みを知っていて

誰かが見てるような気がする

もう、そこに夜が来るよ

ほら、夜が来るよ

同じ、誰かのために

読者を脅迫するための言葉を考える。

2004年11月25日 06時58分57秒 | 駄文(詩とは呼べない)
僕は何も選んでないよ。
君は本当に何もわかってない。
あるいは、挑発的過ぎる。
君がメールを出した瞬間に、僕が返事を書くであろう事は
予測済みだろ?

今後の予測でも書いてやろうか?
僕と君はお互いの世界観を言葉の表層で
文学的に、妄想的に、知識主義的に、意味のない摺り合わせを行うんだよ。
過去のメールを何度も読み返して、相手を自分の価値観パズルで分解して、
再構成して、現在の他者を予測して、
そしてまた自分の価値観を相手にぶつけて、
どちらかのアイデンティティが崩壊する危機感を感じるまで接近して
壊れそうになって、きっと相手が自分を好きだと思い込んで
そして「そもそも愛とは何であるか」とか言葉尻で意味も無く考えて
心はカラッポで、どこにも自分が居なくて、
世界はほんとうにいい加減で、自分とは関係なく流れて、
僕はいつまでも孤独で、
そして人を裏切り続ける。

そして僕も君も自分の痛みだけで痛がってる自分を演じて
世界を救えるのは自分だけなのに、その事もすっかり忘れて
世界を革命出来なくて、
現実感だけを大事にして、
お金だけを数えて
お金持ちと結婚して
そして平均寿命まで生きて
そうやって一人で火葬場の火の中で焼かれながら
焦げた臭いを周り中に放って死んでいくんだよ。

素晴らしい人生じゃないか。平凡でいいじゃないか。
子供はいいよね。
君は子供を産むといい。
君は女性だからね、自分の身体で生命が作り出せる神秘に触れて
それで世界を知ったつもりになって
自分はこのために生きてたんだって人生の意味を見つけて
そんで独りよがりで大喜びで
世界中の人が笑顔に見えて
そんで気が狂った価値観を子供に押しつけて
教育とか愛の鞭とかヒステリックに言い訳しながら
言う事聞いてくれない既に他者性を持ち始めた子供の尻を叩いて
なんで子供ってこんなに自分勝手でワガママなのかしら?
とか悩んで、自分だって子供だった事をすっかり忘れて
自分の味方だと心の底から信じ切っていた幼稚園の先生に怒られただけで、
もう裏切られたとショックで泣き叫んだり、わめいたり、
他人を初めて認識出来た喜びとかは、どこ吹く風で、
他人を騙す嘘を憶えて、口から出任せで、それが何故か人を笑わせて、
そんな風に人を笑わせる喜びの正体も不明で、
嘘吐いちゃイケマセン!って何故か親から怒られて、尻ぶたれて、
痛くって、ホントに痛くって、この世の終わりみたいに痛くって、
親を呪って、絶対いつか殺してやるってそう誓うんだ。

僕はただ、誰かが笑ってくれればそれで良かった。
だけど駄目なんだ。
そんなもの、世の中は認めない。
絶対に認めてはくれない。
それは偽善だって、大声で怒鳴るんだ。
お前は嘘吐きだって、激しく痛めつけるんだ。
だから僕は嘘吐きなんだ。
僕は生まれた時から嘘吐きだったんだ。
しょうがないよ、僕が嘘吐きなんだから。
きっと世の中で、僕だけが嘘吐きだから、僕だけが悪くって
そしていつかきっと人を殺して、犯罪者って呼ばれるようになるんだ。
悪い大人になるんだ。

素晴らしい、素晴らしいよね。
本当に素晴らしいよね。
子供っていいよね。正直でいいよね。
人生って暖かくて柔らかくて色んな人に包まれてるよね。
僕が生きていられるの、みんなのおかげだよね。
凄いよね。奇跡だよね。

で、聞きたいんだけどさ。
君はなんで、僕を選んで、会話しようとするわけ?
俺?俺は誰でもいいよ。

だってただの暇つぶしだからね。
人生なんて、あってないようなものだろ?

で、聞きたいんだけどさ、
君は、生きるって事を、どう思ってるわけ?

俺?
なんとも思ってないよ。
俺は俺の事、アスペルガーって呼んでるから。

お前、俺と関わる時は、覚悟しろよ。
本当に覚悟しろよ。
命を懸けて、会話しろよ。
そうじゃないと、そうじゃないと、俺が傷つくぞ?
俺が壊れるぞ?
お前は壊れないよ。
だってお前、普通の人だろ?
普通の人は、泣くだけだよ。

俺?
俺は泣かないよ。
俺は泣けないんだ。
他人の痛みなんて痛くも痒くもないんだ。
何も感じてないからね。

俺は人形だからね。
俺は機械だからね。
俺は人間じゃないからね。
俺は嘘吐きだからね。

お前、俺が怖いだろ?
俺もだよ。俺も君が怖いよ。
他人だからね。言葉通じないからね。
必死で探すんだけどね。
どうやら、それもお遊びらしいからね。
俺、本当に人生を舐めてるからね。

メールありがとう、久しぶりに嬉しかったよ。
時間が1秒だけ、進んだような気がする。
気のせいかもな。

うあああああああああああああああああああああああ!

泣き虫の親友に寄せて(?)

2004年11月25日 00時19分19秒 | 駄文(詩とは呼べない)
最近、言葉が滝のように溢れ暴走する事がある。
それは決して、面白みのある言葉ではなく
人を傷つける言葉であったり
排水溝を流れる廃液のような言葉であったり
様々な汚れを含んでいるのだけど。

本当はそういう言葉の煮詰め方をも
自分で制御出来るといいんだけど
あいにく僕はその場の思いつきに任せていたりする。

だって思い付いた時にすぐ言葉を言わないと
なんだかいつも嘘を吐いてるような気分になるから。

これ、問題からの逃避かな?
ま、自分でもその事考えてるんだけどね
なんかいまいち納得いかなくて。

納得いくことなんて、そうそう無いような気もするけど。

「言葉は大事」
…ホントか、それ?

言葉の無駄遣い、結構楽しい。
ガツンと殴られる事も、時々あるけど。

僕が大事にしなくちゃいけないのは
「迷い」なのかもしれない

優柔鈍断な生き方、なかなか難しいね。
来年の夏、君と実のある話をするために
言葉をしっかり研いでおこうと思う。

僕の為に泣いてくれた、君の為に。