嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

封じ込めた言葉

2004年11月27日 05時28分11秒 | 駄文(詩とは呼べない)
僕の心を閉じ込めた
あんたの言葉を許す気は無い。

僕の世界に溢れ出る
僕の言葉を、許す気はない。

僕の心は渡さない
だけど絶対に、何か伝えてやる。

痛みの中から見つけ出した他者性が
僕の分身だとしても
僕の世界に存在する
僕の全てが鏡だとしても
僕は絶対に何かを書いてやる

絶対に何か書いてやる
神秘の冒涜で
削られた神の力で
死んだテキストの力で

必ず何かを書き残してやる

奪われた世界を取り戻す言葉を
走り去る世界を繋ぎ止める言葉を
来たるべき未来を叩き壊す言葉を

絶対に、見つけ出してやる

いいか、忘れるな、僕は言葉だ!

怒りさえも書く事は出来なかった。

2004年11月27日 05時05分28秒 | 駄文(詩とは呼べない)
夜の量なんて関係ない
僕には言葉がある

クオークなんて観た事無い
それでも言葉はある

走るなんて嘘だ
走ったら書けない
走らずに書く

僕は何かを書く
書いてから見つめる
そしてがっかりする
それの繰り返しだ

絶望感は今ない
興奮と共にある
だけど書き現す事なんて出来ない
それは僕の役目かもしれないけど
言葉の役目じゃない

僕は言葉を超える
言葉は心を超えない
だけど何かは伝わる
それでも超えられない何かもある

精度の問題じゃない
進化する主体の問題じゃない
言葉だけじゃ伝わらない

夜を壊す
壊すまで壊す
壊れるまで壊れる
夜はどこだ?

テキスト客観性?
そんなものはクソだ
客観なんて無い
主観も無い
あるのはテキストだけだ

現実感?達成感?
そんなものは概念でしかない
存在感も要らない
伝えようとするだけだ

どれくらい書いたんだろう
まだまだ書き足りないな
書いても書いても書き足りないな
それでも書いてるこりゃなんだ?

これが言葉か?
本当に言葉か?
これこそが言葉?

いいや、違うね
これは言葉じゃない文字だ記号だ暗号だ。

僕の憤り、こんなものじゃ消えない
消えるはず無い
だから書くよ
何か書くよ
君の為に
もちろん、僕の為に

いくらでも書ける
いくらでも言える
全部嘘だ
こんなものは嘘だ
駄目なんだ
こんなんじゃ駄目なんだ
駄目なんだよ!
駄目駄目なんだよ!

もういい、今は我慢する。
いつか書くよ、いつでも書くよ。
いつかきっと、爆発させてやる。

咆吼を握りつぶす

2004年11月27日 03時24分26秒 | 駄文(詩とは呼べない)
鏡像段階における他者毒との戦いにおいて
僕は白いエクリチュールを飲み込めなかった
それでも僕は世界の果てに発射しようとする
例え世界がゴーストダビング装置でも
銀の弾丸を発射する

世界の殻に穴を開け
他者の光で影を作る

自分の闇と自己の影
走り続けろジガインパルス

自分だけのベーグル境界
回り続けろメリーゴーノクターン

怒りと眠りの間から
覚醒パターンと憔悴カオス

俺は、もう駄目かもしれない
だけど、きっと俺が俺を壊す
だから、きっと大丈夫

俺は、今でも世界を求めてる
俺は、世界だけを見ている
俺は、自分だけを見つめてる

俺は、今だけを思い出す。