嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

ライ麦食パンつかみどり

2004年11月21日 20時34分36秒 | 読書
やは!
はにゃです。

「全ての手紙は挨拶から始まり
挨拶の無いものは手紙とは呼べない。」

…なんて無茶な暴論なんだ、素敵すぎるよ。
ライ麦食パンめ!

僕が毎日感じているストレスは
自分の気持ちが言語化出来ない事から感じるストレス
…と、似て非なるものなんですが

言いたい事がズバっと言えると気持ちいいよね
例えて言うならツチノコ恐怖症とゴキブリ愛好家の
フェチズムジレンマみたいな。

あるいは客観性を持った男性を批判する女性の
「マァこの人賢そうな事言ってるのに冷たいわね、ふふふん。」
に含まれる鼻息成分みたいな。

違った事を言うなら
『世界の中心でジコチューを叫ぶ』の自己中心主義と個人主義の違いもわからない
その恥ずかしさに全く気付かない自分にウットリ感。

あー、すまんです。
お腹減って言葉が出てきません。
最悪の場合、外科手術によって僕から言霊を取り出して下さい。

アレが…50gって噂はマジかいな?

アレがすぐにわかったあなたはもはや病的な知識主義です。
ちょっとくさやの臭いを嗅いで発酵力学や発酵政治について
考え直した方がいいとおもいますけん。

そんじゃぁばってん!

知らないよ、そんなこと。

2004年11月21日 05時42分53秒 | 駄文(詩とは呼べない)
僕は気付いたよ

僕は毎日どんどん馬鹿になっていってるんだ

いいかい、僕は生まれた時は天才だったんだ。
だけどね、何かを知るたび。
例えば猫の名前を知っただけで
もうそれだけで僕はどんどん馬鹿になっていくんだ。

気付かなかったよ。
いや、これもさっき気付いたばかりなんだよ。
つまりね、僕が馬鹿になっていってる事に今まで気付かなかったよ、って
そういうことに、さっき気付いたんだ。

なんでかっていうとね
僕は今まで一度だって真剣に馬鹿について考えた事は無かったんだ
いや、もちろん馬鹿が何かは考えた事はあるぜ。
だけどね、それはすごく、あまりにも単純で馬鹿な答えだったんだ
だからそういうことなんだ、きっとね。

僕の言ってる事、わかる?
わからないよね。
僕は馬鹿だからね
うまく君に説明出来ないんだよ
なんでかな、言葉がこう、出てこないんだよ
いつのまにかね、俺の事を食ってる奴がいるんだ

そう、何か知るたびにね、何かを失うんだ
俺は、そうやって生きてるんだ
俺はね。

君はどう?
ま、いいか。
君の話なんてどうでも。

だけどさ、君にどうしても
言っておきたかったんだ。
僕が馬鹿だって事をね。

なんでかっていうとさ
それはすごくすごく長い話になるんだけど
僕の生まれた家はそりゃぁ貧乏でさ
教科書なんて買えなかったんだ、って書けばお涙頂戴だよね
でも違うんだ。

うちはいたって普通の家で
普通の家庭で育って
普通に姉貴が死んで
普通に爺ちゃんが死んで

そんで普通に僕は駄目になっていって
落第したんだ
だからね、ようするに、そういうことだよ。
僕を見てる奴の目がいつも笑ってたのは
きっとそういうことだったんだろうな。

どうしたらいいのかな。
おれ、もうだめかな?

だけどさ
もしかしたら僕が馬鹿なんじゃなくて
世の中の僕以外の奴が、みんな馬鹿だって可能性も
考えられるんじゃないかな。
その程度の言い訳しか、今は思い付かないんだよ
僕は馬鹿だからね

そういえば、こんな話は知ってるかな。
子供を馬鹿だ馬鹿だと親が言うたびに子供の知能指数が1下がるんだ
だからね、たとえばIQ200の天才が居たとして、
そうだな、麒麟児でもいいや
親が毎日馬鹿だって言うんだ
そしたらね、
ほら、そうだろ
一年も経たないうちに、そいつはただの馬鹿になるんだ

子褒め教育ってあったよね
あれを信じて実践してる奴もまた、馬鹿だよね
馬鹿な話だよね

だけどさ、俺が言いたいのはこんな事じゃないんだ
いやもちろん、俺が言いたい事の一つは俺が馬鹿だってことなんだけどさ
だけどそれだけじゃないんだ
みんな馬鹿なんだ
馬鹿しかいないんだ
俺の周りにはね、
俺の周りには、だぜ。
君の周りはどうだい?
ま、いいかどうでも。
君の話なんか、聞いてもしょうがないしな。

とにかくこの世の中って奴はさ
じつにインチキに出来ていてさ
馬鹿が馬鹿なりに賢そうに偉そうなごたくを並べてんだよ
全く困っちゃうよね

だからさ、きっとこんな事言ってる僕も
その馬鹿の一人だからさ
全然問題ないって事かも知れないんだけど
だけどだけどだけどだよ
こんな馬鹿でもさ
何か一つくらい、誰かの為に何か出来るんじゃないかって
そう思う事だって少しくらいはあるんだよ
少し、だよ。
もちろんほんのすこしだけだよ

だからさ、
そんなときはさ
そんなときにはさ
そんなときだけはさ
そんなときくらいはさ
俺の話、少しだけ聞いて欲しいんだ

少しだけ、聞いてくれないか?
少し
少しだけ

う、
やっぱり
いいよ

やめとくよ、今日は
ごめん、俺もう寝る
いつか、いつかきっと
俺、俺の話を

ごめん、俺の事、殴ってくれ!
ごめん、