もしもこの世界から音が失われたのなら
そこに記号がしっかりと刻まれたままあったとしても
僕は言葉がわからなくなるだろう
残されただけの記号の羅列から
意味をしっかりと汲み取れるほど
僕の感性は磨き抜かれてはいない
音を誰かから教わらなくては
あるいは外部から波動が生じなくては
僕は自分自身で波打つことなど出来はしない
主観の存在を信じてる?
いや、僕は信じてはいない
だけどワガママにいこう
もしもこの世界から音が失われないままで
音がずっとこの世界に残されたままで
様々に響きあう今の状態を残したままで
僕の聴力だけが失われるならば。
つまりつんぼになるのなら。
僕は気が狂いそうな落胆をもって
自分自身に感動するだろう
どうしようもない絶望の中で
耳鳴りだけを聞き続けると、頭痛が予感するからだ。
mp3を聞いていると時々イライラする
そのイライラを、僕は忘れないようにしようと思う
スピーカーがアナログとして存在している以上、
音は確かにアナログであるとしても、
僕はあの、小刻みに震える、切なさを誘発するかのようにナチュラルな
女性にありがちな高周波の音を
聞けないいらだちに耐えながら与えられただけのメインの音を聞くのだから。
与えられた意味しか読み取らないつもりなら、
そもそも読者はテクストを読む必要がないようにすら思える
それが暴力的な思い込みで
オリジナルの意味を求めすぎる過呼吸によって行われる行為であったとしても。
切り捨てられ、打ち抜かれた単語に意味はない
すなわち孤独の世界には意味しかない。
僕の世界は。
僕の世界の中にしか意味をもたない。
社会から憐憫の目でみられ
恥を味わうことが快楽であるとしたら
もはや集団における意味は意味として成り立たず
好き勝手に解釈するだけの行為を意味と名付ける。
なのに僕は意味を 一人で 勝手に孤独の中で求める
だからその矛盾は行き場がいない
穴の開いていない世界
風の吹かない空気
そのことを恥ずかしいとは思わない
たぶん、どうしようもないだけだ
僕は単に、どうしようもない存在なのだと
僕が勝手に結論づける
だからいつも言っている
こんなもの、読んだってしょうがないよ、と。
テクストの快楽?
馬鹿馬鹿しいよ。
テキストにあるのは苦痛だけだろ。
そこに記号がしっかりと刻まれたままあったとしても
僕は言葉がわからなくなるだろう
残されただけの記号の羅列から
意味をしっかりと汲み取れるほど
僕の感性は磨き抜かれてはいない
音を誰かから教わらなくては
あるいは外部から波動が生じなくては
僕は自分自身で波打つことなど出来はしない
主観の存在を信じてる?
いや、僕は信じてはいない
だけどワガママにいこう
もしもこの世界から音が失われないままで
音がずっとこの世界に残されたままで
様々に響きあう今の状態を残したままで
僕の聴力だけが失われるならば。
つまりつんぼになるのなら。
僕は気が狂いそうな落胆をもって
自分自身に感動するだろう
どうしようもない絶望の中で
耳鳴りだけを聞き続けると、頭痛が予感するからだ。
mp3を聞いていると時々イライラする
そのイライラを、僕は忘れないようにしようと思う
スピーカーがアナログとして存在している以上、
音は確かにアナログであるとしても、
僕はあの、小刻みに震える、切なさを誘発するかのようにナチュラルな
女性にありがちな高周波の音を
聞けないいらだちに耐えながら与えられただけのメインの音を聞くのだから。
与えられた意味しか読み取らないつもりなら、
そもそも読者はテクストを読む必要がないようにすら思える
それが暴力的な思い込みで
オリジナルの意味を求めすぎる過呼吸によって行われる行為であったとしても。
切り捨てられ、打ち抜かれた単語に意味はない
すなわち孤独の世界には意味しかない。
僕の世界は。
僕の世界の中にしか意味をもたない。
社会から憐憫の目でみられ
恥を味わうことが快楽であるとしたら
もはや集団における意味は意味として成り立たず
好き勝手に解釈するだけの行為を意味と名付ける。
なのに僕は意味を 一人で 勝手に孤独の中で求める
だからその矛盾は行き場がいない
穴の開いていない世界
風の吹かない空気
そのことを恥ずかしいとは思わない
たぶん、どうしようもないだけだ
僕は単に、どうしようもない存在なのだと
僕が勝手に結論づける
だからいつも言っている
こんなもの、読んだってしょうがないよ、と。
テクストの快楽?
馬鹿馬鹿しいよ。
テキストにあるのは苦痛だけだろ。