嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

死神のカマで

2006年01月22日 03時43分48秒 | 駄文(詩とは呼べない)
誰の期待にも応えられない。
ただ、自分のことだけをやりたい。
エゴだけを、世界の中心から削り出してお前等に見せてやりたい

これが俺なんだ!、と 。

そしてそれが出来るのはただひとり、どうしようもない最低な人間としての俺なんだ

こんなものは人ではないだろう、と
全ての前に晒け出したい。

だけどそれはかなわぬ願いで。
どうにもならない不確かな願いで
ぶつぶつと小言のように呟くために作られる汚い祈りて゛。

ようするに僕はこの世界でやりたいことがひとつもないのです
どうしてもなにか一つやれよと言われたら
僕はハッキリ『自殺』と断言できる。

さびしい?
僕が?

さびしいのはあんただろう。
だってぼくは。
死ぬんだよ?

ならぼくは、あんたをさびしいヤツだと指差したって いいんだぜ?
残されるからさびしいんだろう

残念?
なにが?

僕はこの世界になにも残さない。
そしてなにも遺せない。
これは証明問題なんだ。
僕がここで何もできなかったことの。
人が無力で 何もできないことの。
そのための、連続断片化問題なんだ。

階層がひとつ、俺の首と一緒にすげかわってるんだよ。
死神のカマでゆっくりと切断していく世界では、
物質はソフトウェアの階層にいく。
死がハードウェア層にくるからだ。

まだわからなくていいよ。
だけどお前はきづくだろうよ。
超現実が忍び寄るとき
その、麻痺していく感覚とともに。

境界線をスパッと切れたらいいのにな。
俺が持ってる、死神のカマで。