キチガイになってもいいような気がすることがある
でも、ボケるのは嫌だ。
静かになると耳鳴りがする
でも、聴力検査をすると異常はない。
ときどき、「助けて」
『助けて』
【助けて】
…と声が聞こえる
はっきりと場所は特定できないのだけれど、
肺や心臓のあたりから聞こえている気がする。
頭の中からでは、ないような感覚がある。
すごく、説明が難しいのだけれど…
そろそろ死ぬのかな?
と思ったりする
でももしかすると、
僕が夢を諦めている音なのかもしれない。
それはつまり、世界が消えていく音で。
いくつものブラックホールが、死んでいく境界の
闇の糸がノックをするときの世界の殻が吹いている音かもしれない
それが他者の声なら、
僕はもうすこし慎重に
耳をすませようかな?
とも思う 。。、
君はなにか聞こえるか?
誰かの声が聴こえるか?
「僕はもうきこえない。」
だけどときどき…
……、、。
わかったよ。
僕がかわりに、
『たすけて!』
と叫ぶよ。
キチガイだと思われるのは怖くない
なんの声も届かない世界のほうが、よっぽど怖いと思ったんだ。
でも、ボケるのは嫌だ。
静かになると耳鳴りがする
でも、聴力検査をすると異常はない。
ときどき、「助けて」
『助けて』
【助けて】
…と声が聞こえる
はっきりと場所は特定できないのだけれど、
肺や心臓のあたりから聞こえている気がする。
頭の中からでは、ないような感覚がある。
すごく、説明が難しいのだけれど…
そろそろ死ぬのかな?
と思ったりする
でももしかすると、
僕が夢を諦めている音なのかもしれない。
それはつまり、世界が消えていく音で。
いくつものブラックホールが、死んでいく境界の
闇の糸がノックをするときの世界の殻が吹いている音かもしれない
それが他者の声なら、
僕はもうすこし慎重に
耳をすませようかな?
とも思う 。。、
君はなにか聞こえるか?
誰かの声が聴こえるか?
「僕はもうきこえない。」
だけどときどき…
……、、。
わかったよ。
僕がかわりに、
『たすけて!』
と叫ぶよ。
キチガイだと思われるのは怖くない
なんの声も届かない世界のほうが、よっぽど怖いと思ったんだ。