嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

ある友人の日記を読んで。

2006年01月14日 06時56分04秒 | Weblog
うーん、、、と唸ってしまうような
複雑な内容の悩みが長い時間をかけてうまくまとめられていた。

ただ、これほどしっかりと文章構成をまとめる力があるのに
根本的に知恵が足りていない事に驚いた。

同じ失敗を何度も繰り返してしまい、
そしてそのたびに後悔して悩む。
そしてそのたびに何がいけなかったのか、
自分は一体何がしたいのかを考える。

ある意味では、誰もが抱えている問題かもしれません。

誤解を恐れずに言います。

僕は、その問題の解決方法を知っています。
過去に、一度乗り越えた事があります。

ですが、僕はあなたにそのアドバイスをして良いのかどうか、
それを僕が勝手に判断して良いものかどうか、
非常に迷います。

もし、あなたが僕を友人と思うのであれば。
絶交を覚悟で僕の意見や、批判や、提案を話すことができます。
今の僕に言えるのはここまでです。

思い上がりだと思ってもらっても構いません。
そもそもが僕の誤読や錯覚である可能性もあるし
既にあなたが気付いている事を指摘するだけに終わるかもしれません。

僕は。

ある人からそれを提案された時、非常に迷いました。
けれどその人はとても穏やかな人で。
人生そのものに対する余裕が感じられたんです。

アドバイスを聞いた数時間後、僕は家に帰ろうとしていたのに、
間違った列車に乗ってしまいました。
たぶん、頭がうまく働いていなかったんだと思います。
その時、電車に乗っている僕は、とても怖かった。
地に足がついていないような、自分がそこに居ないような感覚にとらわれた。
現実を見ているはずなのに、まるで夢を見ているようでした。
妙に現実感を確かめたくなって、
列車が来たとき、ホームから線路に飛び降りようかと思いました。

だけど、運良くしないで済んだ。

僕がここに居るのは単なる偶然です。

まぁ、それだけの話なんですが。

問題は無いです。
あなたが今のままのあなたでいること。
君が今の君のままであること。
その事を、僕は別に責めようとは思わないし。
どちらかといえば、僕にはほとんど影響のないことのような気もするし、
もしかするとすごく大事な事なのかもしれない。

あなたの黒目に、光が宿ることを。
あなたの選択が、未来のあなたにとって良いものであることを。

ゆっくりとかゆったりとか、そんな言葉さえ怖くなる。

2006年01月14日 05時01分51秒 | 駄文(詩とは呼べない)
一人になるといつも自分の事を考える
たぶん、そうやって一人の時に自分を反省する癖のある人は
結構それなりにたくさんいて
誰もがそういう時の空気に対して
語りかけるほどの術をもたないというか
まるで言葉が僕らを襲っているかのように
僕らはいつも無力なんだと思う

そうやって押し寄せるどうしようもない波の形は
やっぱり人によってあれこれ複雑で
僕らは永遠に近い時を感じながら
短い時の中で迷ったり苦しんだりする

ときにはそれがどうしようもないほど強くやってきて
押し流されてしまいそうになるから
だから僕らは強くなりたいと
自然に願ってしまうのだろうか

メンヘラーな人はいけない人でしょうか
鬱なことは損なことでしょうか
弱いことは罪でしょうか

僕は答えが出ない
自信を持って自分に打ち克つことも
自分を維持するために努力することももう出来ない
僕はただ、この短い時間の中で
自堕落に時を刻むばかりだ

模範解答なんて聞き飽きた
正論なんて腐るほど知ってる
ルールの内側で暴れる事も
ルールの外側で不安になることも
もうそのほとんどが
僕の中で意味を持たない
僕に出来るのは、
僕が生きている狭い範囲の空間で
どうしようもない自分を自覚しながら
眠そうな目で世界を見ながら手を伸ばすだけだ

僕は人間を知っている
僕は人間になれないことを知っている
僕は人間の終わりを知っている
僕は僕の終わりを知っている

澱んだ街で腐敗していく人の声が
僕に最後の物語を延々と語り続ける
粘ついて耳から離れないその物語は
僕の中の残虐な本能が目を醒まして
生きるために人を殺し続ける物語。
プログラムされた本能に逆らうだけが理性の仕事なら
自殺を決意する僕は
いつだって理性的だ

本当は死にたいんじゃない
生きているのがあまりにもつらいだけだ
そしてまた、僕の心は
いつもこの体に収まらないで暴れる
宇宙飛行士のような気分になる
誰も届かないで場所で
僕だけの時間を生きてる
誰の声も聞こえないけど
最後の命運だけをいつも僕が握ってる

さみしい?
くるしい?
つめたい?

もうほとんどの感情が
僕の中で麻痺していくんだよ
それは確かに他者から刻印された周波数の音を奏でるけれど
決して他者に会えない事のしるしでもあるから
だから僕の中に眠る記号は
量子化雑音に混じって
ぎーあ、ぎーあと泣き叫ぶ

怖いんだよ。
誰も居ない世界が。。
だからきれいな声を聞きたいと願う

目を瞑っても、目を開いても君は居ない
僕はいつも誰にも会えない
踏み出す勇気が無いんじゃない
誰かが居ると、信じられないだけだ
話しかける言葉なら持ってる
相手に触れるための手だって生えてる
声を聞くための耳もついてる

「だけど確かめられない」

怖いんだよ
「誰も居ないって知る」のが
真実はいつも残酷で
すごいはやさで現実を思い出していく
もう僕は、この世界を思い出したくない
ずっと眠っていたいんだ

永く永く 遠い世界で
僕は広い宇宙の 外へ行く