太鼓の響きを感じて-三重県伊勢市：おかげ横丁

さてさて、三重県伊勢市の伊勢神宮に参拝した後、おかげ横丁の散策を楽しむワタクシ達でありますが
ある程度の予想はしていましたが、それ以上の賑わいにちょっと驚いたのでありました。


式年遷宮の年、ゴールデンウィーク、晴天…まぁ、これ以上の人が集まる条件はないでしょうね。
ワタクシ達は朝8時半にこちらに着きましたが、それ以降、続々と人がやって来ておりました。


ワタクシは団体行動が苦手な上に、人混みが苦手です。団体行動がここまで苦手なのは我ながら人格的に欠陥があるのかなと思うこともあります。
とりわけ「ツアー」と呼ばれる団体旅行は苦手というか、もう何十年も参加した記憶がありません。
ですのでですので、次々と観光バスでやって来る団体さんを見るとワタクシには不思議でならないのですが
団体旅行が好きな人達から見れば、ワタクシのような人間は変わった奴に見えることでしょうね。


ただ、いつも思うことなのですが、日本人というのは基本的に礼儀正しく常識をわきまえた人が多いと感じます。
にもかかわらず、旅先で見かける団体観光客には時として傍若無人、非常識な振る舞いをする方が少なくありません。
まぁ、お酒が入っているからかもしれませんが、そういう行為をする人には年配の方が多いのも事実です。
酒飲みで年配の部類に入るワタクシは、そういう人達を見て「他山の石」とせねばなりませんな。


そんなことを考えながらおかげ横丁を歩いていましたら、「太鼓櫓」と呼ばれる場所で正午から和太鼓の演奏があることに気づきました。
「せっかくだから演奏を聴いていこうか」ということになり、ワタクシ達は太鼓櫓に向かいました。


「正恩太鼓」という和太鼓の演奏グループが、正午、2時、4時と演奏を行っているのですね。
ワタクシ達は正午の演奏を聴いたのですが、これがなかなか素晴らしいものでありました。


力強さ、逞しさ、勇壮さ…大地に響くような太鼓の音にワタクシ達はしばし引き込まれておりました。
打楽器の音というのはどんなものでも力強さを感じますが、とりわけ和太鼓にはその思いが強いです。


素晴らしい演奏を聴き、ワタクシ達は満足した気分でおかげ横丁を後にすることにしました。


足下を見ると、伊勢市のマンホールは「おかげ参り」なんですねぇ。
久々の伊勢でしたが、晴天に恵まれて楽しい一日でありました。

使用したカメラ：Canon EOS7D


今年のGWは前半の3日間も後半の4日間も天候に恵まれましたね。
私は遠出が出来なかったので近場ばかりをウロウロしましたが、穏やかな陽光が心地よかったです。
やっぱり５月には晴天が似合いますね。

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