ハンガリー・オーストリア旅行記：3日目（その7）－「路地裏散策」：センテンドレ

Szentendre, Hungary

さてさて、ハンガリー滞在の三日目はブダペスト郊外にあるセンテンドレという町を訪ねたのですが、
家人と別行動をとることになったワタクシは、地図を片手にセンテンドレの町を気の向くまま歩いていました。


小高い丘の上にセンテンドレ聖ヨハネ教会（Szentendrei Keresztelő Szent János-plébániatemplom）がありました。
中に入ることが出来るようなので、そっと中に入ることにしました。


素朴で飾り気の無いカトリック教会でした。華美な装飾も無く、教会というのは本来こういうものなのかなと思ってしまいます。


敬虔な信者の方が一人でお祈りをされていました。そういう姿を見るにつけ、宗教というものの存在感を教えられる気がします。
ワタクシなどは仏教徒とは言っても、浄土宗の教義を理解しているわけでもないですし、
初詣には神社に行って手を合わせ、クリスマスにはワインを飲んでクリスマスソングを聞くような人間ですからねぇ。


ワタクシは気の向くままセンテンドレの町を歩いていました。市街地は小さなエリアですので、道に迷う心配もありません。
そして、ハンガリーという国は治安面で不安を感じることが全くありませんでした。


ワタクシは大阪で生まれ育ち、自分が育った場所が日本で一番在日韓国人が多い地域ですし、
日本で一番治安が悪いと言われる大阪市西成区もワタクシには身近な地域なので、
「治安の悪さ」というものに対する感覚が一般的な日本人よりもかなり低いのかもしれません。


おまけに、ワタクシは家人に言わせると「日本一鈍感力に長けた人物」ということなので、
ワタクシの感覚はかなり一般的ではないかもしれませんな。


ただ、「長けた鈍感力」のおかげで、ワタクシはどこに旅行に行って、どんな安ホテルであろうと
枕やベッドの硬さを気にすることもなく安眠出来ますし、時差を気にすることもなく夜が来たら眠たくなり、
朝にはすっきりと目が覚めます。何といってもどこに行っても「食事が口に合わない」「水を飲んだら体調が悪くなった」と
いうようなことが一度もないのはありがたいです。ワタクシは声を大にしていいたいです。「鈍感力バンザイ」と。


ハムやソーセージのお店がありました。ワインが進みそうですねぇ。

使用したカメラ：1、2、4、5枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2


路地裏を歩くとその土地の息づかいというか、本当の姿を見ることが出来るような気がします。
どこのガイドブックを見ても路地裏のことは書いていませんので、自分の目で見る新しい発見が楽しいんです。
それは国内、国外を問わず言えることかと思います。


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