本日を以って、ボンクラクソニートが食い扶持を見つけてから、ずっとお世話になってきたボスが引退する。
三流大より転げ落ちて世の中をナメ切ったまま荒波に放流され、馬鹿なくせにプライドは一人前で、高飛車で、横柄で、気分屋で、そのくせ肝っ玉が小さくて…そんな難儀なワタクシを受入れ、泳ぎ方、共生のイロハ、モノの考え方を教えてくれ、辛抱強く見守ってくださった、ワタクシにとって師匠のような人だった。
まあ、それはお日様が出ている時代のお話で、ひょっとすると月夜の時代の方がお世話になったか。
悪魔の水のおいしい頂き方、“継続取引”できるお店の見抜き方、そして溜まりに溜まった腐敗ガスのドレン、与太話の数々とアルコール消毒にまつわるエトセトラ……。
はて、いつよりか、久方ぶりに、とてもつらい喪失感がある。
先ほど師匠といったが、大切な友人を一人失ったような気持ちがする。
今後も会おうとおもえば何時でも会えるわけではあるのだけれども。
さておき、いつまでも寂しい気持でいるわけにはいくまいて。
光栄にも最後の弟子となったワタクシは、どっさりとお土産をいただいてしまった。
来月より消化に悩まされる日々が続くのであるからして、こやつめ、ハハハ。
知らん人は何のこっちゃだろうが、たまにはこんなこと、書いておきたくて、ね。
(ノルマ達成まであと3回)
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