Zen禅

心理学に基づく坐禅の研究-心の風景を眺め、流れていく気持ちの音を静かに聴く(英訳)

鍛えの進行形

2024-10-30 | 生き方

進行形は文法用語であるが、

私はこの何々進行形ということばが好きた。

 

過去進行形・現在進行形・未来進行形は、

各時間ゾーンにある行動、行為が進んでおこなっているとのことだ。

鍛える意味の英語をグーグルしたら

Exercise, training, practice, workout, drill, toughenなど、

行動を伴う動詞や動名詞が出てきた。

 

鍛える行動は、修行の行動とも似ている。

鍛えるのは、ある状態を強化させることに向けて

段階的に上っていく感じがするが、

修業は、行き先やなりたい状態が予め決まっていて

自分をそこに持っていく感じがする。

 

鍛えと修行、どちらも好きな言葉ではあるが、

最近私は修行から鍛えに趣が変わってきた。

 

後、2年くらいで私は60代に入る。

だが、今まで持てなかった強い身体になった。

 

50代に入った頃、私は不健康そのもので、

あらゆる身体異常があり、寝て過ごす時間が多かった。

病院に診察に行ったことも多く、

薬を山程もらって、薬だけを入れる箱はいっぱいだった。

 

自分が病気だと思っていたからか

顔色も悪く、風邪になっても長引いた。

 

しかしある日、薬箱を開け、今日飲む量を数えている時に、

「これらの薬の副作用で死ぬかも」と思った。

 

病気で死ぬか、薬の副作用で死ぬか、

どちらかでどうせ死ぬのなら

私は病気と戦いながら死ぬことが

死んでも悔いがないと思った。

 

もちろん、死んだら悔いなど感じることはできない。

だが、残された夫に、

“私のワイフは病気と戦いながら死んだ”

と思わせたほうが良いと思った。

 

その決心をした日から、

薬を入れた箱をクロゼットに中に入れた。

それからバレエのレッスンを受け始めた。

 

その日から、私の修業が始まった。

修業はまだ進行形だが、その修業の過程で

鍛えることはこういうことかと毎日実感している。

 

60代を鍛えた体で入っていくために!

 

 

 

ブログ友のみなさんへ

家庭内のイザゴザがあって、ブログ投稿がままならなかったです。

今は多少余裕ができて、来る冬支度をしています。

アップした写真は2週間前に撮ったから

紅葉が始まってますが、今はもう大分葉っぱが落ちています。

英語訳は、後でゆっくりつけていきますね。

 

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記憶の箱A memory box

2024-10-09 | 心理学習

人の個性はその人の記憶によって治められる。

Human individuality is governed by their memories.

ある脳科学者は、同じ脳構造を持つ人は一人もいないと言った。

A neuroscientist said that

there is no two people have the same brain structure.

指の指紋のように脳もその人特有の脳紋があるのだろう。

Probably, each person has their own unique brain structure

just like fingerprints.

 

私は、これと言った精神的問題は無いのだが、

ひょっとした切っ掛けに

以前の辛い記憶に襲われ苦しむことが多くある。

I don’t have any particular mental problems,

but often I am struck by painful memories from the past

and it makes me suffer by any chance.

PTSDまでは言えないが、

過去のある記憶が今経験しているかのように、

鮮明にしかも感情も伴って襲ってくるのであった。

It is not enough to say PTSD,

but certain past memories attack me vividly and attach emotions

as if I were experiencing that moment.

 

大学で心理学を専攻したのもあって、

その種のメンタルケアについては

少し専門的な知識はあるのだが、

場合によっては手に余る時もあった。

I majored in psychology at university,

so I have some specialized knowledge of mental care,

but sometimes it is hard for me to handle.

ある記憶はあまりにも辛く再現されるため、

コントロールができないほどであった。

Some memories are replayed so painfully

that I can’t control them.

 

坐禅の訓練のおかげなのか、

何とか日常まで害をもたらすことが

無いようにするのが精一杯であった。

Thankfully, perhaps through the training of Zen meditation,

I have been managing to ensure that

my daily life would not damaged by them.

 

悪い記憶は、引き払おうとすればするほど

頑固にへばりついてくる。

Bad memories, the more you try to get rid of it,

the more stubbornly sticks to you.

忘れようとすればするほど

接着剤のように余計にペッたりと張り付く。

If you try to forget a bad memory,

the more it sticks to you kike glue.

無理に引き払ってもまた戻ってくる。

If you wipe it out by force,

even though it comes back again.

 

今や脳科学について知ろうとすれば、

ほぼ専門家レベルの知識を得ることができる。

Nowadays, if we want to learn about brain science,

we can get almost expert-level knowledge.

YouTube、AI、書籍など知識はありふれているほどだ。

YouTube, AI, books, and so on,

such sources are now overflowing everywhere.

 

でも私のケースでは、その仕組が分かって、

原因と結果を理解しても、

不意に襲われる記憶をコントロールすることはできなかった。

However, in my case, even though I understood

how it systemically worked and the causes & effects,

I was not able to control the memories that suddenly attacked me.

恐らく、私の記憶は種類別に分類されていなく、

ただ過ぎてしまった過去の中にそのまま放置されているのだろう。

Probably, my memories are not classified by type,

but they are neglected as past events that already happened before.

 

昨日あるYouTube脳科学関連動画で、

私が持つ記憶問題を取り上げていたからじっくり観た。

Yesterday, on the YouTube site there was a brain science-related video

 that picked up the problem I had, so I watched it carefully.

 

多くの場合、ある問題の原因と過程、

結果等の知識を知ることは解決の入口にはなれるが、

どうやって解決するかはその人任せのように、

肝要なことは個人責任として残しておしまいになる。

In many cases, knowing a cause, its process, and the result of an issue,

they can be the first step of a solution but the critical way of how to solve,

it is being left to the one’s situation

as a personal responsibility and the case is closed.

 

だが、昨日観たその動画には

どうやるかについて具体的な方法が提案されていた。

However unexpectedly, the video I watched yesterday

suggested a specific method of how to do it.

その方法は悪い記憶を想像の箱に入れることであった。

The method was to put bad memories into a box of imagination.

 

再生されたくない記憶を想像の箱の中に確実に入れる。

The memories that you don’t want to replay,

put in the imaginary box surely.

その記憶を時間順に、どこで、誰が、何をして、

私がどう受け取り感じたかを明確に思い出し、

それらに一つずつ題名をつけて箱に入れていく。

Start remembering clearly the memories you want to put in,

in the order of chronological, where it happened, who did what,

and what feeling you received, and mark them with a title.

 

そのラベルリング作業が終わったら、

その箱をロックする。

Once you’ve finished labeling them,

lock the box.

そして箱にタイトルをつけて、

不要なものを入れる記憶の部屋に置く。

Then give the name on the box

and place it in the memory room

where you store unnecessary things and events.

 

この作業は相当な時間を要する。

This task requires a considerable amount of time.

集中力を維持するのが鍵であろう。

Maintaining concentration is the key.

 

私はその作業を昨日から始めた。

I started the task yesterday.

しかし、一旦始めてみたら、

その意識的に思い出す段階で気分が悪くなって、

次に進められなくなった。

But once I started the beginning,

I felt sick at the stage of consciously,

and I was unable to proceed.

 

この作業は時間が結構かかると実感した。

I actually felt that this task takes quite a lot of time.

でも、その他マシな方法は無いのは分かっているから、

続けていこうと思っている。

But I know there is no better way than that,

so I intended to continue.

 

 

 

 

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