Zen禅

心理学に基づく坐禅の研究-心の風景を眺め、流れていく気持ちの音を静かに聴く(英訳)

運動神経の鍛えTraining motor nerves

2024-07-17 | 姿勢

 

 

運動神経は自分しか鍛えることができない。

Motor nerves can only be trained by the one,

who owns the body.

運動神経を効果的に鍛える方法を他人から

教えてもらったり、習ったりすることは可能だが、

人の運動神経を他人が動かすことは不可能である。

Motor nerves can be taught or learned from others

how they effectively work,

but others can't control someone’s motor nerves.

 

体を強くしてくださいと神に祈ったり、

強くなりたいと願望することは可能だが、

神も自分の意志も運動神経を鍛えてくれない。

One can pray to God, wishing to make one’s body stronger,

or desire to become stronger,

but neither God nor a person’s willpower

can train the motor nerves.

自分でしか、自分の身体の運動神経を動かせない。

Only the one who owns the body can control motor nerves.

 

運動神経は運動学の知識が如何に全知全能であっても、

頭脳の命令を受けない。

No matter how the knowledge of kinesiology is almighty,

the motor nerves do not receive commands from the brain.

体は以前におこなった経験が無ければ、

脳の司令を直ちに実行させることはできない。

If the body doesn’t have previous experience of movement,

the body will not be able to execute the commands from the brain.

 

 

バレエのための基礎作りをしていると、

運動神経は反復作業が無いと鍛えることができないと

骨まで染みて解るようになる。

When I do the fundamental workout to build my body for ballet,

I get to know that from the bottom of my heart the truth of 

my motor nerves can never be trained without repetitive work.

 

いくら頭で運動の基本を理解しても、

体が覚えてくれないと運動自体ができない。

No matter how much I know the basics of movements in my head,

I cannot perform the movements unless my body remembers them.

 

私は根本的に怠け者で、

体の苦労を避けたがるサガなので、

苦しい反復練習は避ける限り避けてきた。

I am lazy genetically and have a tendency to avoid physical labor,

so I have been avoiding such suffering

through repetitive practice as much as I could.

 

だが、いつだったか、ある日突然、

『そうだ、やろうと決めたことを今日、今やろう』と決心して

今までしなかった基礎筋力作りを始めた。

But then one day, all of a sudden I decided that,

“Yes it is, I’m going to do whatever I decided to do, today right now”

So I started building up muscle strength

which is fundamentally required that I have never done before.

本気で始めた。

It was a serious start.

 

以前では原理が分かればその場でオッケーを自らに下し、

じゃー次の段階に上がろうと難易度を勝手に上げていたのだが、

Previously, I would give myself the Okay

as soon as I understood the principle of movement,

and I‘d raise the difficulty level up with my judgment only.

それらの近道本位の心構えを完全に捨てた。

But at that point, I completely threw away

such a shortcut-oriented mindset.

 

原理の理解や再生できたら完了のような

心構えをパサッと斬り倒した。

I also slashed down my mindset that

all-purpose is to understand principles

and to be able to replay it.

とにかく、基礎の段階でスキップした

筋力トレーニングをやり直し始めた。

Nevertheless, I restarted muscle pieces of training again

that I had skipped which I was supposed to do

when I was at the beginner level.

 

反復の反復をやっているうちに、

やっと今まで何故に

あるステップが正しく出来なかったかが分かった。

As I kept doing repetition after repetition,

I finally understood

why I haven’t been able to execute a step accurately.

 

それら苦しく、つまらない反復作業をやって、

やっと長い間の反復作業が一番の近道であると分かったのだ。

Going through those painful, boring repetitive works,

at last, I realized that long-term repetitive work is the best shortcut.

 

しかし、本当の本気で、人生を掛けてバレエをする人から見れば、

私の反復作業なんて子供の遊びにしか見えないだろう。

However, to someone who is truly serious about ballet

and has dedicated their life to it,

so-called repetitive work I do

it would look like nothing more than kid’s play.

 

本当のバレエを見せられる人は、

きっと毎日自分の怠けさと戦って勝った人に違いない。

Someone who can show what is real ballet,

he or she must’ve fought their own laziness

every day and won for it.

 

彼らは反復作業がいくら面倒でも、つまらなくても、

毎回真剣に向かい合って、謙虚にやり直せただろう。

No matter how tedious or boring the repetitive work would be,

they would have faced it seriously at any moment

and gave tries over and over again.

 

キレイでシャープな動きを見せる人も

自分の限界を乗り越えるために毎日泣いただろう、きっと...

Those who can demonstrate movements fairly and sharply,

they would have cried every day

in order to overcome their own limitations, that I am sure…

 

 

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見える顔

2024-04-30 | 姿勢

人は人を見る。

人が人の顔を見て何も感じないことは不可能らしい。

人間の脳には人の顔を認識する部位がきちんとあって、

精神分裂症にならない限り、

人の顔を見ると記憶と感情を司る器官が自動的に働くようだ。

 

バレエのクラスでは、毎回先生から笑って!と言われる。

目的も無く笑うことを強いられる。

何も面白いことが無いのに、

笑えと言われて笑うことは私には難しい。

なので、笑えと言われても笑わない。

 

以前、バレエ関連のYouTube動画を観ていたら、

ある子が本当に25分の映像の間、ずっと笑っていた。

明らかに、作り笑えで顔もつっていて不気味だったが

あの子は先生に言われた通りに必死で笑顔を作っていた。

あの不気味な笑顔をいつ崩せるのだろうかと興味が湧いたので、

最後まであの動画を観た覚えがある。

 

人は人の顔を見る時、自分の顔も見られていることを完全に忘れる。

人の顔を見ている時は、

見られている自分の顔がどうなっているか

自分には絶対に分からない。

自分の顔を鏡で見ることはできるが、

瞬時に変化する反応を観察してキャッチすることはできない。

 

見せたい顔を作れる人がいる。

性格良さそうな顔、可愛く見える顔、

親しみのある顔、格好良く見える顔等など、

こう見えて欲しいと計算した痕跡のある表情を作れる人がいる。

そのような良く見えたいための工夫や努力をする人に向かって、

現実的な冷静な分析はしないのだが、

なぜか愉快な気分にはならない。

 

歳を取るにつれて体の筋肉の弾力性が落ちると

顔の筋肉も下へ落ちてくる。

体と顔についた脂肪組織もゆるんで垂れてしまう。

歳を取った事実、筋肉と脂肪管理をしなかった現実を

他人が常に見ていることになる。

 

それらの事実、現実を変えようとしたら、最低3年はかかる。

それら3年の努力無しで、

その場限りの意識的な笑顔を作ったって、

見ている人は騙されない。

 

筋力を鍛えるのに少なくても2年以上はかかる。

顔の筋肉はその人の生き方も鏡のように映すので、

根本から笑顔を作ることことになるともっと時間が長くかかる。

 

だが、不気味でも作り笑顔を見せることは

社会的な礼儀として洋服をまとうようなことかもしれない。

 

 

 

ブログ友のみなさんへ

しばらくですね。

ここコネチカット州はやっと桜が咲きました。

日本で咲く桜や梅はなんとなく粋があるように見えたのですが、

ここは春の風情の一部に過ぎないような感じがあります。

昨日の日曜、近所の小さな公園に夫と散歩に出かけました。

そこで作って持っていったランチをしていたら

雨が降り出したので、1時間くらいで帰宅しました。

そこで流れていた小さな川を見ていたら

そうだ、明日はブログ投稿しようとやる気が湧いたのです。

今度も和文先にアップして英文は後で添付しますね。

 

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正しく立つStand correctly

2023-01-23 | 姿勢

 

 

 

バレエを習い始めて3年半が過ぎた。

It has been three years since I started to learn ballet.

けれど、未だにビギナー気分で下手なままである。

However, I am not yet good at it

and feel like still staying at a beginner level.

 

水曜コースは3コマ続けての

ノンストップのレッスンである。

Regarding the lesson course for Wednesdays,

it is non-stop three lessons in a row.

どのレベルでも初級と基本技は同じなのだが、

中級レベル以上になると基本ステップが

複雑に絡んで組み込まれ

基本技を使いこなせないとついていけなくなる。

At any level, the basic steps are the same as for beginners’ class

but when the level goes up higher,

the basic steps are getting complicated with combinations.

So it requires commending the basics,

otherwise, I can’t keep up with it.

 

今やバレエ公演を観てもステップも用語で理解でき、

テクニックの駆使も見えいるが、

つい何ヶ月前まではステップの名称すら覚え切れていなかった。

Somehow, I came up with those ballet terms

and was able to recognize which techniques are being used

at a ballet performance or a concert,

but until a few months ago,

I was not able to memorize all the ballet terminology.

 

でもいつだったか、できないことに嫌気がさして、

出来ないステップをノートでまとめながら覚えたら、

少し自信感がついてきた。

But at a certain point, I felt really upset for

being incapable of what I have been learning,

so I started to make a note of my incapable steps.

The note made me feel confident.

 

『できないことから始める』

これは簡単なことであるが、

実際実践に移すのは大変な気力が要る。

『Do start with what you can’t do』

This is a simple thing, but it requires a pretty hard mindset

to put it into practice in real-time.

しかし、1時間の練習を1週間続けると

不思議にもやりたくない気分が薄れてくる。

But how wondering enough

if you do the one-hour practice for a week,

the mood of don’t-want-do-it will slowly fade away.

 

1週間やりたくない練習を続けてやれば、

3週間はなんとか持ち堪えることができ、

3ヶ月目に習慣化できることも不可能でない。

If you keep doing the practice for a week

that you don’t want to do,

you will be able to hold it out for three weeks

and it will allow you to make it a habit in three months.

 

私は3年半バレエを習っているが、

本当に身についたことは、

『正しく立つ』ことたったそれだけである。

It has been three years and a half

since I have been taking ballet lessons,

but the only thing I actually acquired is to 『stand correctly』

 簡単に言って、正しく立てるようになるまで

3年半もかかったのである。

To put it simply, it took me three and a half years

to stand up correctly.

 

私が理解した正しく立つ条件は、

My understanding of the way of

standing correctly conditions are,

 

『これ以上、正しくなれない』

『Can’t be more right』

『間違ったところが無い』

『There is nothing to be wrong』

『全てが正位置にある』

『Everything is in the right place』

『使うべき筋肉を使っている』

『Using the right muscle that should use』

『体の中心が体積の真ん中にある』

『The center balance is placed in the body volume』

『動ける静止状態を保てている』

『Can hold in a stationary position that transit to move』

『体のどこも硬質した部位が無い』

『There is no stiffened part of the body』

上記に挙げたことなどがはっきり表れている立ち方である。

The correct standing contains those above conditions clearly.

 

姿勢を正しく保つためには長年の訓練が要る。

It takes years of training to maintain the proper posture.

他人から姿勢の保ち方を教わっても、

その時は瞬時に効くかもしれないが、

気が緩むと元の慣れている状態に戻る。

If someone learned how to keep posture from others,

it might have worked momentarily but when relaxed,

the posture gets back to the original shape

that the body always used to be.

歪んだ部位を整体師から治されても、

日常の習慣を変えない以上、

それもすぐに元の状態に戻る。

Even though a physical therapist treated one’s distorted part,

the body soon returns to the costumed state,

unless the habits were changed.

 

体は精神より賢く、他人がいくら姿勢を正しても、

その体自らが得た根拠がバックアップしてくれないと

自分のものにならない。

Since the body is smarter than the mind,

no matter how much time is corrected by others,

without grounded backups gained by oneself,

the correction from others never can be yours.

身体の一部だけ意識を向けることは

瞬間的には効き目があるが、

運動神経は瞬発的な反応をするため、

ある姿勢を長時間保つことはできない。

Focusing on some parts of the body

can work effectively at a moment

but the motor nerves respond instantaneously,

so it is not possible to maintain a certain posture for a long time.

 

正しい姿勢について教えるノーハウ、情報は氾濫している。

There is flooded information that teaches

about how to keep posture, and how to do it.

それら情報中に王道や近道があるかもしれないが、

どれも他人のものである。

There may be the right direction or shortcuts in that information,

but they all belong to others.

 

だから、『正しい姿勢に近道は無い』と

断じて言えるまで私は3年半かかった。

It took me over three years to sharply say that

『There are no shortcuts to having a correct posture』

 

正しい姿勢は、

The correct posture is,

『骨格を正しい位置に戻す』

『Put the skeleton in the right place』

『筋肉を正しく使う』

『Use muscle correctly』

『運動神経が正しく働いている』

『Motor nerves are working properly』

『歪みが一切無い』

『Never find any distortion』

『ずれが一切無い』

『Never find any misalignment』

 

正しい姿勢とは上記の状態が意識しなくても

保てている時に体に自然に現れる状態なのである。

The correct posture can be stabilized

when the body holds the above conditions spontaneously

without being conscious of it.

 

 

 

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Workout tools for mankind to have authority人間の権威を保つ道具

2022-07-21 | 姿勢

 

 

体を正しく保つことは

人として持つべき義務だと私は思う。

Keeping posture correctly is an obligation that

we should have as human beings in my opinion.

 

姿勢が悪い犬や猫を見たこと無いが、

生物界では神的な存在としての人間は

姿勢の悪い人が多い。

I’ve never seen dogs and cats with bad posture,

but many human beings likely said a kind of almighty

in the biological world, they have bad posture.

しかも老いの末期過程に到達した人間は

他の動物より醜くなっていく。

Moreover, when humans reach

the last stage of the aging process,

they become uglier than other animals.

 

動物は老いても老いの進行が表れず、

身動きが衰えるだけで見た目は変わらない。

Even when animals get old

their appearance does not change

and their aging process neither comes to show on their shape

but only their mobility gets weakened.

 

人間が動物界で王者の支配者と言えるなら、

支配者として確固たる姿勢を

維持しなければならないと私は思う。

I think that if we call ourselves the king,

the ruler in the animal kingdom,

we must maintain our attitude

to be resolute as a ruler.

 

以下は、支配者としての権威のある姿勢を

保つために必要な道具を、

使う頻度が多い7個にしぼって

まとめたリストである。

In the following list,

I introduce are seven tools that in need

and summarized each by using them frequently,

to maintain us to have an authoritative attitude as a ruler.

 

①リセットポール Reset pole

 筋膜のリリーズ、凝った筋肉を伸ばすために使う。

Used to release fascia and stretch stiff muscles.

凝った部位に当ててゴロゴロ転がす。

Rolling it on the body part of stiffening.

 

 ローラ類 Three kinds of Rollers ② ③ ④

 ②番はネックに当てたり、背中に当てたりする。

  No.2 used to be put on the neck or on the back.

 ③番と④番は上級者向けで使うと本当に痛い。

  No.3 and No.4 are used for advanced users,

   and they are really painful.

  私は凝りが酷い時しか使わない。

  I only use the two rollers

  when I have really stiffened muscles.

 

⑤マッサージボール  Massage balls

  テニスボールを当てて転がすよりずっと効果が高いし、

 転がし易い。

 It is more effective than rolling on a tennis ball

  for the stiff part and easier to roll on it.

 

⑥指圧セット Acupressure set

  これはボールの大きさを

 部位の位置によって

 置き変えられるので便利であるが、

 本当に痛い。

 No.6 is convenient because the ball is replaceable

  depending on the needed position

  with the different sizes

  but they are really painful.

 

⑦ネック、肩、背中サポーター

 Supporting tools for neck, shoulder, and back

 脊椎のリセット、ネックの指圧に効き目がある。

 It works for resetting the spine

  and acupressure on the neck.

 

上記にあげたアイテムは

医者より優れている機能を持っているし、

使い勝手が良い。

The items listed above,

they have way functional features

better than doctors and easier to use.

 

他人に直してもらった姿勢は

習慣を変えない限り元に戻る。

The posture that is corrected by someone else,

it returns back again unless the habits changed.

 

動物界の支配者としての人間は、

先ずその権威を自ら獲得しなければならないと思うのだが…

We human beings to be the ruler in the animal kingdom,

we have to acquire the authority foremostly though…

 

 

 

 

 

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姿勢の正と歪Authentic or Twisted posture

2021-10-05 | 姿勢

姿勢にはその人の日常生活様式が表れている。

One’s posture shows the person’s daily lifestyle.

生活習慣も反映される。

It reflects one’s habit too.

 

特に、人の背中や後ろ姿は

その人の品性や品格を語る。

In particular, one’s back or the rear appearance tells

how one has dignity and character.

このように姿勢について断定している私さえも、

私特有の姿勢パータンがあって、

真に正しい姿勢をしていない。

Even I who asserts about posture as an opinion

also has significant posture in the peculiar pattern

and the posture I have is not ultimately correct.

 

半年ほど前か、

バレエのレッスンを受けていた時、

鏡で自分の後ろを見てショックを受けたことがあった。

About half a year ago,

when I was taking a ballet lesson,

I was shocked to see my back posture in the mirror.

 

なぜなら、鏡に写った自分は、

自分の想定、想像した姿とは

全く別人のようであったからだった。

Because the exact myself in the mirror

looked a completely different person

from what I expected and imagined.

 

特に首の後ろの筋肉は衰えていて、

まっすぐに伸びていなく、

肩の周りには硬そうな脂肪がついて盛り上がっていた。

Especially, the muscles behind the neck were weakened

and not stretched out straightly,

the shoulder area was stiffened with fats and swelling.

背中も下半身も筋力が弱っていて、

全体的に脂肪が固まっていた。

The muscular strength of my back

the lower half of the body was weak

and thoroughly covered with fats.

 

自分の後ろ姿を全く気にしていなかったことに

初めて気がついたのであった。

At that moment, I have come to realize that

I never care about my rear posture at all.

 

人は自分の姿を前面、

体の180度の前の部位を中心に自分を見ている。

People look at their figures

at the half front part of 180 degrees of the body.

 

自分自身を捉える見方も

見える部位を中心になっている。

They mainly perceive their own figures

from visible angles.

自分の体の前半分が自分として自覚される。

The half front part of their body is conceived as me.

 

自分の残りの後ろ半分は

他人が見て判断してくれるので、

自分が自分を捉える半分、

他人が捉えて見てくれる半分で一人前になる。

The other half of the body is for others to judge as YOU,

so half part of the body which you can visual

plus the last part of the body others can see,

the two parts become to be the full-fledged portion.

 

それら自分が自分を見る半分と

他人が見る半分のイメージにズレが無い人がいるなら、

その人の外部自己像は正しいといえるかもしれない。

If there is a person who has no differences

in the images of each half that

the way of self-conceiving and

how conceived by others,

then the person’s external self-portrait may be correct.

 

正しい姿勢が歪みの無い本来あるべき姿勢であると言えるなら、

そのそうであるべき体の構造が曲がっていて、

ねじられていることを歪みであると見なすことができる。

Conditionally say that

the correct posture is without any distortion,

and it is in the way of should be,

the opposite posture that distorted and twisted

might be regarded as the distortion.

 

なので、曲がっている部位と

ねじられている部位を伸ばせば、

誰でも歪みの無い姿勢を持つことができる仕組みなのである。

Therefore, systematically say that

everybody can have the correct posture

by stretching the warped, twisted parts of the body.

 

ところが、その歪みを取る過程が過酷なのである。

But the process of correcting the distortions is severe and cruel.

歪みは出るまでの過程は楽で簡単なのに、

その歪みを直す過程は努力を必要とする。

The distorting processes are easy and comfortable

but the correcting requires effort.

 

私は今、その体の歪みやねじれを直すことを

日常の目標にしている。

I have been set a goal to correct

the twisting and warped part of my body in my daily life.

私個人の生活習慣を持った体型から抜け出して、

人類が持つべき体型を持つことを理想におき、

理想を現実にさせるための努力をしている。

To make the plan to be true,

I have been doing efforts to have the ideal body shape that

human beings should have

and get out from the daily customed personal body shape.

 

その努力をしていると孤独を感じる。

While I am doing the effort, I feel aloneness.

 

如何なる他力も入ることのでき無い、

全く自力だけの努力の世界なのである。

It is the league of perfectly self-made effort only,

completely no other power involved.

他力が全く入らない自力だけの世界は、

もしかしたら完璧に純粋なのかもしれない。

Perhaps the league of self-reliance alone

without any other external force

is extreme purity.

 

体の筋肉一本一本に千分の一ミリも歪みのない

究極に伸びた極度に近づく日が

いつか必ず持てると信じて...

I have belief in me

someday I will be able to reach the ultimately straightened level

that all the muscle fibers have perfectly no twisting

even in the thousandth of a millimeter...

 

 

 

 

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体性知覚Proprioception

2021-08-27 | 姿勢

自分が感じる自分の体の感覚は

果たして正しいのだろうか。

The body sense can be correct

for the body’s actual feeling in the move?

 

バレエのレッスンを受けていると

常に先生から姿勢を指摘される。

When I take a ballet lesson,

my teacher always pointing out my posture.

 

“肩を下げて”

“Lower your shoulder(s)”

”目線を高く、一点に集中して“

“Look up, focus on one point”

”腹筋を使って“

“Use your abdominal muscles”

“肩と骨盤を並行させて”

“Parallel your shoulders and pelvis”

“軸足をしっかり固定させて”

“Lock the supporting leg tightly”

“腕が線から外れている”

“Arms are out from the line”

“足の位置がずれている”

“Foot angle is wrong”

“胸を開けて”

“Open your chest”

“胃を閉じて”

“Button up your stomach”

“腹筋を締めて”

“Tighten your abdominal muscles”

 

上記以外にも同じ指摘を2年以上

言われ続けているのに、

私は頑固にも同じミスを繰り返す。

Other than the above I mentioned,

the same indications I have been told

for more than two years,

but still, I stubbornly making the same mistakes.

 

ある時は、『これ以上正しい姿勢は取れない』

と確信までして、

正しくやっているつもりなのに、

足の角度が違うと指摘される。

Sometimes, I persuade myself that

『there is no more accurate execution for this pose』

and surely supposing that

I am doing the exact correct positions,

but my teacher points out that my foot angle is wrong.

指摘されるとすぐに正すのだが、

結構ショックになる。

I correct the poses as soon as pointed out,

but I get to quite a shock.

 

自分が感じる体の感覚が、

『あるべき』『感じるべき』感覚とずれていることに

気づかせてもらえるのはありがたいことではあるが、

自分の体をコントロールできていないことに悔しくもなる。

Advice that makes me realize

the actual execution is not matched

to be 『SHOULD BE THAT WAY』

『SHOULD FEEL WITH THAT WAY』

and I appreciate for problems be taken out

but at the same time, I feel frustrated

due to being unable to control my own body yet.

 

 

先月から筋肉トレーニングを始めて以来、

動かしたい内筋を感じ取り、

その部位を思うように動かすことは

非常に難しいとわかってきた。

Since last month as I started to train my muscles,

I found sensing the exact part of inner muscles

which I want to move is hard to feel it

and difficult to execute as I desire.

 

例えば、腹筋を鍛えようとして、

胸の下から骨盤の上あたりを

上部、中部、下部、側部の4等分に分割し、

それぞれの部位に意識を集中しつつも、

狙った特定の部位だけを動かすのは、

相当な練習が要る。

For example, to train abdominal muscles,

dividing it into four equal parts

in between the lower chest line and pelvis upper line as,

the high above part, the middle part,

the lower part, and the side parts,

and then to move out the target muscle only with concentrating,

it needs a lot of practice.

 

股関節周りの筋肉を鍛えるのも、

股関節周りの筋肉感覚を感じとるまでの過程も、

またまたの大変な作業になる。

Also, training the muscles around the hip joint

and the process of feeling out the muscle mobile sense

is another difficult workout too.

 

自分の体にもかかわらず、

体を成している筋肉の繊維を分割し

分別して感じることは非常に難しい。

Despite it is my own body, it is extremely difficult to feel

the fibers of muscle distinguishably with cognition.

それでも自分が自らを訓練しているつもりでやっているのだが、

やればやるほどしんどい。

Even though I suppose to trying to train myself

but the more I do it the harder it is.

 

だが、皮肉にもその苦しい身体訓練が、

雑念を切って、祓ってくれている。

Ironically, however, the painful physical training

has helped me out from the useless thoughts,

and it cuts the distracting mind too.

 

体が苦しければ苦しいほど、

脳の中は晴れて澄んでいく感じだ。

The harder the body,

the clearer and bright inside of the brain to get.

 

果たして、いつか自分が自らの体を統制できるようになれば、

正しい体性感覚を持てるようになるのだろうか。

Surely enough, will I be able to have accurate proprioception

if I am able to regulate my own body someday?

 

とにかく、自分のエゴ感覚を自分の体感覚と一致させていくことだけに

精一杯なこの頃であるのだが。

In any case, utmost I am exerting myself

to match my ego-sense with the sense of proprioception...

 

 

 

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Truth of body体の真実

2021-08-16 | 姿勢

私の運動神経は鈍い極まる。

I have extremely dull motor nerves.

なので体育嫌いだった。

That is why I hated physical education.

 

小中学校時代は体育の時間に偽病を使って休んだり、

体の不調を訴えて端っこで休んだりした。

In my school days, when before the ED time,

I used to use a false illness to skip

or lied about having a bad condition to rest at the corner.

 

なのに体が弱くはなかったのは、

歩いて通学したからだと思う。

But I was not physically weak

because I had to walk to go to school.

 

 

20代に入って、ジム通いを始めた。

In my twenties,

I started to go to a gym to train myself.

だが、明確な目標も無ければ、

なりたい理想像も無かったので、

暇な時間さえあれば、

ジムでうろちょろするような暇つぶし程度だった。

However, neither I had a determined plan,

nor had an ideal image I wanted to be,

so whenever I had free time,

I would spend time at the gym just to kill the time.  

 

なので、気分次第で通いだしたり、

忙しくなったら辞めたりして全く気に止めなかった。

At that time, depending on how my mood was

I would keep training or quit when I became busy,

so I did not care at all.

なのに、55才に入って

本格的に筋肉トレーニングを始めた。

But even then, I started full-scale muscle training

at the age of 55.

 

何が切っ掛けだったか忘れてしまったが、

6月頃からやり出したかもしれない。

I forgot what the trigger was to be motivated

but I may have started it around June this year.

 

筋肉トレーニングをやりだして気づいたことは、

Things that I realized

since I have started to train myself were,

体は絶対に嘘をつかない。

The human body never lies.

 

体に奇跡は無い。

There is no miracle in the body.

 

体に悪運、幸運は元々無い、

その3つが基本を成していることがわかった。

Basically, there is no good luck or bad luck.

I learned those three are performed the basics.

 

体で嘘をつくことは演技を除いて、

訓練無しでは難しい。

It is difficult to lie with body language

without certain training, except acting for a play.

詐欺師は言葉と体で嘘をつくが、

彼らはその嘘を正当化し生きる術としてしているから、

その嘘に気づけないと詐欺の被害に遭うはめになる。

Scammers' words and bodies can lie

with their justification to way to live as work,

so people who are not able to notice the lies

end up being victims of the fraud.

 

本当は嫌いな人と礼儀で嫌いなことを隠しても、

相手は何となく訳もわからず嫌われていると感づく。

If someone dislikes a person but hides it socially,

the opponent eventually catches up with the feeling somehow

that being disliked.

それと同じく、

本当は好きなのに嫌いな振る舞いをしても、

相手は嫌われていないと感じ取ることができる。

In the same way,

if someone pretends to dislike a person hiding how much liking,

eventually, the person is able to catch not disliked.

 

体は事実しか言わない。

The body only tells the truth.

 

体には奇跡が起きない、

奇跡のように、できなかったことが

嘘のようにできるようになることは無い。

No miracle for the body,

the body never makes the capability

upon incapability like a miracle.

 

ダイエットカプセルとかドリンク剤で

奇跡のように痩せた広告も見かけるが、

強引なダイエットにより体の恒常性が崩れ、

体の副作用を誘発する。

Often, we see advertisements

about diet drinks or taking a capsule that

can make to be skinny like a miracle,

but such forcible dieting destroys the body's homeostasis

and induces side effects on the body.

 

自転車に乗れるようになるのも、

泳ぐようになるのも奇跡でない。

Be able to ride a bicycle or swim is

never come from a miracle.

乗る、泳ぐ練習をしないと、

突然できるようにはならない。

If you do not practice riding and swimming,

you never be able to do it instantly.

 

運良くできるようになることも、

運が悪くてできない体の技も、無い。

There is no luck or unlucky to accomplish physical techniques

like I could not do because I had a bit of bad luck,

or I could do it by luck.

 

体で為せる全ての技に運のよさや悪さが無い。

The techniques our body makes,

it never comes from a piece of luck or a piece of bad luck.

 

動作は始めないと動作できないようになっている。

An act never is operated until it is started to do it.

 

電源を入れないと電気がつかない仕組みと同じである。

It is the same as the mechanism that

electricity never powers on unless the switch is turned on.

体は因果に従ってONとOFFをおこなう。

The body can do ON and OFF by the consequences.

 

これらの体の真実は事実である。

The truth of the body in the act.

体を使わずに頭の思考だけで

真実や事実を述べても体は変わらない。

The human body never changes by telling truth or facts that

only came from thinking in the brain without using the body.

 

体を変えない真実や事実は瞬時には輝けるが、

体の細胞を覚ますことはできない。

The truth unable to change the body can radiate us instantly,

but it never awakens the body cells.

 

認識の思考力は

細胞あたりの脂肪率を絶対に変えられない。

The cognitive thinking power

can never change the fat rate per cell.

 

体の真実は体でしか証明できない。

The truth of the body can only be proved by the body itself.

 

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3次元立方体の筋肉3D cubical muscle

2021-07-06 | 姿勢

人の放つ気には気体拡散性がある。

The energy that peoples give off has gaseous diffusion.

 

最近、私は自分の体の筋肉が覚醒し始めたような感覚がある。

Recently, I have felt a body sensation that

my muscles began to awaken.

 

ということは、体の内筋を動かせる角度が広がったことで、

筋肉の次元が2次元から3次元に

グレードアップしたような感覚である。

This means the inner muscle mobile range has expanded,

and the angle gets wider,

making it feel like the body sensor grades up from 2D to 3D.

3次元は立方体を指す。

3D refers to a cube.

 

つまり、一本一本の筋肉繊維が

上下・前後・左右に動けて、

内旋と外旋の回旋がスムーズにやることができ、

伸び縮みも柔軟にできることである。

In other words, each muscle fiber can move smoothly,

upward and downward, backward and forward,

inward and outward, elastically stretch and contract.

 

その立体的に動ける筋肉を3次元的な筋肉機能に当てるなら、

普段使い慣れた筋肉の可動域は2次元になる。

The muscle function that can move cubically is three-dimensional

and within the usual range of mobility for daily life

becomes two-dimensional muscle.

 筋肉の可動域次が2次元から3次元に移ると、

ものの見方や考え方、受け方も変わる。

When the range of muscle mobility

shifts from two-dimensional to three-dimensional,

the way of looking, thinking, and reception are change.

 

というのは、人の動きを見て、

その動きの動作が始まった原点を推測できるようになることだ。

To say details, one will be able to guess

where the movement originated

and how it started when looking at the movement people make.

普段の生活範囲や仕事の範囲で使う筋肉は、

特に意識しなくても自動的に行える。

The muscle range we used to use for daily life and work

can be done automatically without any particular concentrating.

 

脳からの特別な司令も受けない。

It does take any specific command from the brain.

2次元筋肉は頭がやろうとしていることを補助する

助け役を果たすだけだ。

Two-dimensional muscles only associate

the head work with what it tries to do.

なので、脳からの司令も決まった神経回路を経由し、

何の特別な刺激も生じない。

Therefore, the command from the brain

automatically goes through to the neural circuit,

and there is no specific stimulus generated.

 

だが、3次元筋肉の立方体の中では、

1次元の線も2次元の面も曲がる。

However, in a cubical three-dimensional

both the line of one-dimensional

and the planes of two-dimensional muscles are bend.

つまり、体の中の空間が曲がる。

To say shortly, the space inside the body bends.

 

体の中の空間が曲がると

瞬発的な機動性が速度を増す。

When the space inside of the body bends,

the instantaneous momentum of mobility speeds up.

瞬時に作り出された機動性は

エネルギーを拡張、拡散させる。

The instantaneously created mobility

expands and diffuses the energy.

 

その増大されたエネルギーの勢いは、

物質が気体になり拡散していく過程に似ている。

The momentum of increased energy is similar to

the process of gas diffusion of a matter.

匂い物質の炭素結合数とイオン結合の違いにより

匂いと香りに変わるように、

人が放つエネルギーにも結合構造、反応速度によって、

放出されたエネルギーの性質が変わる。

As the difference in the number of carbon compounds and their ionic bonds,

it changes to odor or scent,

in the same way, the energy people give off

it is changed by the combined structure and the speed of response.

 

例えば、気の運動エネルギーがその人の内側に向いていると

内向的な性格の持ち主に見えるし、

外側に向くと外交的で社交的な性格を持っているように見える。

For example, when the kinetic energy of the mind is directed inwardly,

it appears to have an introverted personality,

and when it is directed outward,

it seems to have a diplomatic and sociable personality.

 

中に向いたエネルギーが外に放出できず、

何らかの障害で中に閉じ込まれてしまった場合、

その継続的な運動性が自らの体を攻撃してしまうケースがある。

If the energy is inward and unable to release outward,

it will be trapped inside due to having some obstacles,

some cases show that continuous mobility may attack its own body.  

 

また、そのエネルギーが内側で停滞してしまうと

うつ病や自虐傾向として表れるケースもある。

To add, when the energy is congested inside,

it turns to have a depression symptom

or to have the tendency of self-deprecation.

 

身体芸術は体のエネルギーを外へ外へと放出する共通点がある。

In physical art, the realm has in common that

the energy of the body sends outward and to the outside.  

動きが線になるか、

ウェブのようにらせん状か、

電波のように周波数を持つかによって、

その動きを見る人が受ける感じも変わる。

Depending on whether the mobility becomes a line,

a spiral-like wave,

or appears like radio frequency,

the feeling of audiences receiving will change.

 

3次元筋肉は運動性を最大限に高め

『身体の生物学限界の中で自由になる』

ことを証明している。

Three-dimensional muscles maximize mobility

and prove to be

“be free within the biological limits of the body.”

それら動的エネルギーが見る人の感じ方を動かせる。

Those dynamic energies can move the way the audiences feel.

 

動的エネルギーとは相反的に、

動きを最小限に維持する坐禅の坐り方では、

坐る姿勢を維持するために内筋を最大限に動かすことによって

静的なエネルギーを作り出すのだが...

On the contrary of the dynamic energy,

in the case of Zazen-meditation sitting form that

keeps mobility minimum,

maintaining the sitting posture has to use internal muscles

to maximize and create static energy...

 

 

 

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躰を起こすアラーム設定Alarm setting that wake up the body

2021-05-29 | 姿勢

『武術では防御は反射的に、攻撃としての動きを伴うから 

 それが一連の動作に成るように、

 「躰が覚えるまで」反復練習して

 日々同じ動作を延々と繰返し習得していく』

“In martial arts,

defense is reflexive and involves momentum as an attack,

practice a movement until it becomes a sequential motion.

Do the same practice repeatedly and endlessly every day

until your body learns it.”

 

上記は榮久さん(ペンネーム)が

前回の記事に関連して書いてくれたコメントである。

The above-equated comment is written by Mr. Yoshi (his pen name)

according to the previous posting.

武術の稽古を導いてくれた彼の祖父の教えであるようだ。

It seems to be the teaching of his grandfather

who conducted him the practice of martial arts.

 

同じ動作を延々と躰が覚えるまで反復するのは

簡単におこなえるものでない。

It is not so easy to repeat the same practice endlessly

until the body gets it.

特に、理屈屋の私は理論的に納得してないと

反復演習がストレスになるから、

何らかの技もまずは知ることから始めないと気がすまない。

In particular, as a logical person, I am,

if I am not theoretically backed up

the repetitive exercises can be stressful,

so for the foremost, I have to start by knowing

what-so-ever-technique to make myself satisfied.

 

学生時代は体育の時間が死ぬほど嫌いだった。

When I was a schooler,

I hated the physical education time to death.

避けることができたら避けて通ってきた。

If I could avoid it, I did all the way.

 

それが大学では体育が必修科目だったため、

卒業するため死ぬ気で取り組み、

やっとのおもいで単位をとった。

Inevitably, physical education was an obligatory subject at university,

so I tried desperately as if my life were dependent on it,

for the sake of it, I could get the required credit somehow to graduate.

 

たが、皮肉なことに卒業単位を取って、

もう強制的に運動をする必要が無くなった時に、

体を鍛えることに興味が湧いた。

But how ironic it was,

when after I took graduation credits

and no longer need to force me to exercise,

I became to have interesting to train my body.

それでジム通いを始めた。

That is how I started to go to the gym.

 

思えばバレエもジムのスタジオレッスンの一つだったので、

姿勢を正すのにいいかなと思って始めた覚えがある。

To think back then, ballet was one of the studio lessons at the gym,

I thought that the ballet lesson would help to improve my posture.

ただそれだけの動機つけだったから、

日本でもアメリカ移住してからも

バレエはやれる時にやるだけで、

ステップを覚えるとか、

振り付けを覚えるまで反復するとかも全くしなかった。

With such motivations,

even I lived in Japan or moved to the United States,

I did ballet practice only when I could,

and never repeat the steps or choreography until my body gets it.

 

それがコロナパンデミックになり、

通っていたバレエスクールが3ヶ月ほど閉まっていたあいだは、

何の運動もしなかった。

When the COVID pandemic started,

the ballet school I was attended,

was temporarily closed for three months,

during the time I did not do any exercise.

 

体は使わないと硬く縮こまる。

If the body is not used, it shrinks and hardens.

体が硬いというのは

筋肉のまわりに脂肪がついていることを意味する。

The stiffened body means the muscles are covered with fat.

 

筋肉が硬いから体を動かす可動域も限って狭くなる。

The hardened muscles limit the range of motion and narrowed mobility.

筋肉が縮んでいるから

可動範囲を超える動きをすると痛みが生じる。

The shrinking of muscle causes pain

when the body works out of range of mobility.

 

だからか、バレエスクールが閉まっていた時は

体の不調が絶えなく何もしてないのに体がアッチコッチ痛かった。

I assume that that was why I had constant pains here and there in my body

while the ballet school closed even though I did not work.

 

去年7月に、バレエスクールがやっと再開されて、

縮こまった筋肉をほぐすことに集中している。

The ballet school finally reopened last July,

since then I have been concentrating on loosening muscles

which is shrink and shortened.

 

榮久さんの祖父さまの教えである反復演習をするのは

次の段階に計画しているが、

筋肉は大分使えるようになった。

The repetitive practice that Mr. Yoshi’s grandfather teaching,

I plan to do it as the next stage,

but I have become able to use my muscles effectively.

 

以下は、筋肉を意識化していく過程で気づいたことをまとめである。

The following is a summary of what I learned

in the process of awakening muscles to consciousness.

 

①使っていない筋肉を使い始めると脳は注意して動かすことを痛みで知らせる。

 When you start using unused muscles,

 your brain warns with pain to let you know carefully carry on it.

 

②刃物で切られるような鋭い痛みは進歩への第一歩である。

 The sharp pain like cut with a knife is the first step toward rogress.

 

③筋肉は体重の重さを感じ始めてやがて動きだす。

 Muscles begin to be movable when it feels bodyweight.

 

④自らの体重の重さを耐えるようになると、地球の重力を感じ始める。

 As the body can hold its own body weights,

 it starts to feel the gravity of the earth.

 

⑤地球の重力に負けないようになると、やがて鋭かった痛みが重くなる。

 As overcoming the earth’s gravity,

 the sharp pain soon becomes get heavy.

 

⑥痛みが重くなるにつれ、鋭い痛みが和らぐ。

 As the pain becomes heavier, the sharp pain easy off.

 

⑦痛みが和らぐと痛みが徐々に爽快さに変わっていく。

 As the pain is relieved, the pain gradually turns into brisking.

 

⑧筋肉の可動域が広がるにつれて、閾値も最大化していく。

 As the mobility range increases, the threshold level also maximizes.

 

⑨可動域が広がると体の構造上の限界に近くなる。

 As the mobility range widened,

 it gets close to the structural limitation of the body.

 

⑩体の構造上の限界に達することができるとそこに全ての可能性の扉が開く。

 When the body can reach the structural limit of the body,

 the door of all possibilities will open.

 

 

不思議な相関関係の一つであるが、

坐禅の座り方を極限まで正しく保つことができるようになると、

上記の⑩項目中の10の段階に達した時と心的に似たような状態になると思っている。

On e of the mysterious correlations would be,

if you can keep Zen-meditation sitting form as correctly as possible,

you will experience a similar mental condition of the 10th  stage

that I mentioned 10 lists above, I guess.

 

 

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動的静けさDynamical tranquility

2021-05-17 | 姿勢

最近、バレエの稽古に進歩を実感できるようになった。

Recently, I have become to realize the progress in my ballet practicing.

つい何ヶ月か前まで、バレエの進歩は不可能だと思っていたのに、

ある日突然、バレエに自信感が付き始めた。

Until just a few months ago,

I thought it was impossible to make progress in ballet,

but all of sudden one day, I began to feel confident about it.

 

それ以来、体は脳からの指令をうまく実行している。

Since then, my body has been executing well the orders from my brain.

要するに、動きが滑稽でなく、バレエぽくなってきたとのことだ。

In short, the movement is not ridiculous,

but it is becoming more ballet-like.

 

体には律儀的な正直さがある。

The body has equity honesty.

脳が体の骨格や筋肉を理解していないと動きに迷いが表れる。

If the brain does not understand the skeletons and the muscles of the body,

the movement makes ambivalence.

 

ただ気持ちだけで動け!と体に命令しても、

体が準備体制になっていないと形式的に反応する。

Do move! if the brain commands to the body with emotion only,

it merely reacts perfunctory when it is not yet ready.

その結果、動きがきっこちなく、汚い感じを与える。

As the result, the movement is awkward and gives a messy feeling.

 

だが、脳が骨格や筋肉の仕組みを知っていて、

力学に基づき体を動かすようになると指令も的確で素早くなる。

However, when the brain knew the mechanism of the bone structure and muscles,

also, the moves built on the kinesiology

the commends to the body are also accurate and quick.

その結果、動きがはっきりしてキレがきれいな感じを与える。

As the knowledge has led,

the movement clear and gives a clean-cut feeling.

 

人はビデオで自分を撮影しない限り、

自分の動きを全角度で見ることはできない。

People cannot see their movements from all angles

unless they shoot them in a video.

鏡越しで見える自分の動作も一面的で部分しか見えない。

The gestures that reflected in the mirror are one dimension

and it is a piece.

 

仮に自分の動作、姿勢全てを見えることができても、

視覚が運動神経を動かせないわけだから動き自体には役に立たない。

Even though if one can see one’s own gesture and posture from all the angles,

it is not functional for movements

because the visual sensors cannot operate motor nerves.

 

人がスマートフォンを使い始めて以来、

頭が前倒しになっている人が多くなった。

Since people started to using smartphones,

their heads being placed forwardly in many cases.

視覚による情報に頼れるようになって、

眼から入る情報に脳が支配されているように見える。

People are relying on visual information,

in a viewpoint, the brain dominated by the information

that coming in through the eyes.

 

頸椎が歪んで、頭の重さを受け止めず、

結局は代わりに肩の筋肉を使うようになる。

So the cervical spine is distorted,

and it cannot hold the weight of the head

eventually using the shoulder muscles instead.

 

人がTVやパソコン、スマートフォンの画面から受け取る情報は

脳の中にだけ停滞する。

The information people take from TV, computers, smartphone screens,

it stays only in the brain.

いくら真実めいた情報でも、

体を実際動かさない限り、

知識もただ知っている、分かっていることだけに留まる。

No matter how truthful the information can be,

unless actually move one’s body,

the knowledge gets stuck in just known or acknowledged.

 

使っていない知識、

動かす力の無い情報は限りがあって、

時間の経過とともに消えていく。

The knowledge which is unused yet

or powerless to move, it has a limitation

and it will disappear over time.

 

たが、体を動かすと体が体を持っていることを自覚し始める。

But when you make a move,

the body gets to realize that the body has a body.

 

眼が体を支配すると体が弱る。

When the eyes dominate the body, the body weakens.

自分が自分の体を支配できるようになると体が強くなる。

When you can control your body, the body becomes stronger.

体が強くなると精神も強くなる。

When the body becomes stronger, the mind also becoming strong.

体と精神の強さがバランス良く強くなると

動的静けさを放つようになる。

When the body and the mind have strength with well balanced,

it will release dynamic tranquility.

 

以下は参考まで;

Cervical Spine頸椎

The neck, or cervical spine, has seven vertebrae,

along with ligaments, tendons, and muscles.

It supports your head, which can weigh approximately 14 pounds (about 6kg).

The cervical vertebrae are labeled as C1 through C7.

The neck area is relatively flexible and fragile

because the vertebrae are slightly smaller than other vertebrae.

The first vertebrae are quite interesting.

C1 is called the atlas (Atlas supporting the heavens from Greek mythology);

it is literally a bony ring that is responsible for carrying the skull.

C2 is called the axis; it has a small, bony projection that rises into the ring of C1,

thus creating a pivot for rotating the head.

Physical tension throughout the cervical spine

can limit efficient movement for spotting during turning.

Think about your head being centered and balanced on top of C1 and C2.

If your head is balanced, the neck muscles that control the movement can work with ease.

Any time your head moves outside of this balanced state,

the opposing muscles of that movement are responsible for overworking

to try to maintain alignment.

Head placement is an important addition

to the esthetics of all upper-body poses and choreography.

 

頸椎、或いは首には、靭帯、帯状の腱、筋肉と共に7つの椎骨があります。

それら椎骨はおよそ14ポンド(約6kg)の重さを持つ頭を支えています。

頸椎はC1(Cervical)からC7までのラベル付きがあります。

首のあたりの頸椎が、比較的に柔軟性がありながらも軟弱性を持つのは、

他の椎骨に比べサイズがわずかに小さいからであります。

リング状の形をした最初の椎骨C1は結構面白いところがあり、

別名アトラスとも呼ばれていて(アトラス:ギリシャ神話で登場する天を支える神)

頭蓋骨を運ぶ役割を担当しています。

C2は軸とも呼ばれていて、

小さな凸状の椎骨でC1のリング状の中に突起し、

頭を回転させる枢軸性を作ります。

体の緊張は体を回転中のスポッティング(一点に集中して体を回すこと)の

頸椎全般において効率的な動きを妨げる恐れがあります。

自分の頭がC1とC2の上の真ん中に置かれ、

バランスを取っていることを想像してみてください。

もし、あなたの頭が、バランスを取れていれば、

動きを制御している首の筋肉が楽に働きます。

あなたの頭がそのようなバランスの取れた状態から外れる度に、

反対側の筋肉は体の整列均衡を保つために過剰な働きをします。

頭がどのように置かれるかは

上半身全てのポーズ美学と振り付けに重要な追加要因であります。

 

上記は、ダンス・アナトミーという本の

脊椎領域の頸椎(けいつい)の部分の私の和訳である。

The above is a part of my Japanese translation of the book Dance Anatomy

and picked out the Cervical Spine part only from the lists of Spinal regions.

 

 

 

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