「またか」と思った人もいる三度目の三菱の不祥事〔2016年05月02日〕
- 2000年のリコール隠し
- 2004年のリコール隠し
- 2016年の軽自動車燃費不正
三菱自動車、燃費試験で不正 62万台、相川社長が謝罪
三菱自動車の相川哲郎社長は20日、国土交通省で記者会見し、自動車の燃費試験に関し、不正行為があったと発表した。「eKワゴン」「eKスペース」と日産自動車向けに生産している「デイズ」「デイズルークス」の計62万5千台で、いずれも軽自動車。これら4車種の生産や販売を停止する。
相川社長は会見で「深くおわび申し上げる」と謝罪した。
三菱自によると、不正があった自動車は正規の試験を受けた場合、燃費が5~10%程度悪くなるという。
関係者によると、同社はタイヤに負荷をかける数値を設定する際、燃費が良く見えるように操作し、国の認証を不正に得ていた疑いがある。:東京新聞 2016年4月20日 19時12分
日本の三菱自動車に現代モービスが部品を初めて供給
現代(ヒョンデ)モービスは日本の三菱自動車に2億ドルのヘッドランプ(前照灯)、スバルに3300万ドルのリアランプ(後面灯)合わせて2億3300万ドル相当の自動車部品を供給する。現代モービスが日本の自動車メーカーに部品を供給するのは今回が初めて。三菱に供給する発光ダイオード(LED)ヘッドランプは昨年10月に現代モービスと三星(サムスン)LEDが純国産技術で共同開発した製品だ。 :2011年06月09日10時11分 韓国中央日報日本語版]
部品を外注すること自体に問題はありませんが、当時、三菱自動車には、もう開発力がなくなっていたのかも知れません。
さらに同じ三菱系というだけで、事件とは何の関係もなさそうな三菱重工業の記事を2つご紹介します。というのも1970年に三菱重工業から分離独立したのが三菱自動車だったからです。ひょっとしたら親会社の体質が長い間を経て、いまここに復活したのかも知れません。
それにしても、1990年7月に過労死した課長の労災申請に非常に協力的だった三井物産と、冷酷なこの三菱重工のなんという違いだろうか。同社では、会社に尽くした、エリートでさえ、簡単に切り捨てられるのである。:P.119 佐高信「こんな日本に誰がした!」講談社文庫
三菱日立パワーシステムズ株式会社(みつびしひたちパワーシステムズ、英: Mitsubishi Hitachi Power Systems , Ltd.)は、日本の企業。 本社は横浜市西区。2014年(平成26年)2月1日設立。三菱重工業と日立製作所との火力発電事業統合会社。:〔Wikipedia〕
- このまま自然に崩壊(倒産)するのかどうか
- どこかに売却されるのか(買う会社があれば・・・・)
- 赤字事業のままグループ企業からの支援を受け名前だけが残り、いつか将来の「復活」に期待するつもりか