本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。
ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。
中国共産党による香港人拉致に関しては、当ブログ
中国に関する醜聞 92 香港人拉致
で取りあげましたが、その後、中国共産党による弾圧が、さらに強化されました。
必死で人々は闘っていますが、もう香港は、中国共産党が自由にあやつることができる地域と化したようです。
香港空港で書店が相次ぎ閉鎖、言論の自由に懸念も:CNN.co.jp 2016年5月7日
つまりこういうことですね。
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- 英国から香港が中国に、1国2制度という約束で、返還された。
- しかし時間の経過と共に、中国共産党は、例によってそんな約束を無視しはじめ、香港人を国内並みに弾圧し始めます。
- その手法として、中国共産党が香港書店関係者を、拉致したり、こっそり逮捕し、匿名で自宅に電話をさせたらしい。←バレバレで「何が匿名」なのか、情けないこと。威嚇か?
- 中国本土では、弾圧の象徴である「発禁」となっても、本土から香港への渡航は認められていたので、中国人は国内では得られない「発禁本」を香港へ出かけて得ました。そして、これが多すぎたようです。
- そこで中国共産党としては、香港の書店を「処分」するという英断に。これが現在の中国共産党による香港書店閉鎖につながっています。
- もちろん中国共産党は、都合のいいときには自由経済を、そして不都合なときには断固として中国共産党による統制経済を、繰り広げます。こういう矛盾など回避できるはずがありませんが、中国共産党存続のためには必ず成し遂げなければなりません。
- この矛盾した両面作戦をそのまま応用したのが韓国の国家システム。つまり経済は中国に、北朝鮮対策としての安保はアメリカに、依存するという矛盾。このほころびも、はや20年。まだ気がついていませんか。一番の問題はマスメディアで、日本のマスメディアにも大いなる問題がありますが、韓国のそれには生きるための深刻な同盟意識がみられ、それにたよっている韓国国民がコロリとだまされます。そとから見ると、よくわかるもんですね(笑)。ただし相当敏感なアンテナを張っていないとわかりづらいことが多いのですが。
- かくのごとく、中国と韓国は、瓜二つなんですね。いやむしろ韓国が中国にそっくりと言えるのでしょうか。これを韓国人は「バランスをとるための絶妙の外交」と誇るのですが、なんのことはない「瀬戸際外交」「矛盾だらけの思いつき外交」にほかなりません。
中国人が、国内で発禁処分を受けた書籍を香港へ出かけて入手するという、4年前2012年の記事をみましょうか。中国の富裕層は、生活必需品を仕入れるため、そして発禁処分の本を仕入れるため、香港を利用していたようです。
「発禁本」で稼ぐ香港の書店 大陸から千客万来:2012.08.14
また次のようなニュースも後押しするでしょう。
行方不明の中国コラムニスト、北京で拘束と弁護士:BBC2016年03月21日
賈葭(35)ら中国人メディア関係者5人が今月中旬以降、相次いで失踪したと伝えています。もちろん「賈氏はある事件で警察の調査に協力している」と投稿させるなど、中国共産党へのヨイショは続きます。
そして賈葭の友人で「無界新聞ネット」社長欧陽洪亮などと突然連絡が取れなくなった裏には、そう、もちろんのことで、中国共産党による「拉致」が疑われています。まあこれは「疑われて」ではなく既定の事実でしょうか。
このようにして中国共産党は、異なる意見をもつ不都合な人物を
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- 拉致によって秘密裏に消し去るか
- あるいはでっち上げの「スパイ罪」「国家反逆罪」「国家転覆罪」などで投獄し
中国共産党の安寧を図ろうとしています。
平和ぼけの日本の皆様、決して私は「反中国」をあおるわけではありませんが、それにしてもひどすぎるじゃ~あ~りませんか。
思っているほど「立派」ではないどころか、こんなレベルのこわ~い中国であることに、ご注目下さい。
日本国内の、沖縄を中心とする「決して中国について何も語れない人たち」を、まずは疑ってかかる必要がありそうです。
中国当局はインターネット検閲を展開し、グーグルやフェイスブック、ツイッターのほか、香港や台湾の多くのニュースサイトにアクセスさせず、体制にとって不都合な情報を遮断している。米紙ニューヨーク・タイムズも2012年10月、温家宝首相(当時)の親族による蓄財に関する報道以降、閲覧できなくなった。:時事通信 2016年4月11日(月)17時47分配信←リンク切れ
米英2誌、ウェブ閲覧不能に=「習主席崇拝進む」記事で-中国(時事 2016/04/11-17:51)
中国では、日頃からテレビ放送を注意深く検閲し、「中国共産党と異なる発表をしたがる『けしからん』海外放送を好きなときに遮断する」態勢を整えています。これを報道規制といいますね。
そしてインターネットも同様にリアルタイムで規制しており、中国共産党の見解と異なる表明が見られたら即座にアクセスできないよう処理します。
特に最近ねらわれているのが、香港や台湾のサイトらしいようです。
これでもあなたは、中国について「何も言えない」人のままですか(笑)。
法政大学の趙宏偉教授、中国に行ったまま連絡取れず:フジテレビ系(FNN) 2016年3月19日←リンク切れ
中国で一時失踪の法政大の趙教授、日本に戻る:2016.3.24
次は、「香港」には直接関係がありませんが、おもしろい「誤記」でした(笑)。
習主席「最後の指導者」と誤記=国営新華社、「最高」に訂正―中国:時事通信 :2016年03月15日
習近平を、「中国最高の指導者」とすべきところ「中国最後の指導者」としたとのことで、ブラック・ジョークそのものですね(笑)。
私は相当前から中国共産党の崩壊を予想していましたが、中国共産党の指示通りしか報道できない国営新華社の「思わぬ本音」が出たのでしょうか。
そうなんです、中国では、政権の下請け報道社に過ぎないところでも、政権が代わると「コロリと豹変する」ものなんです。これが絶対主義・弾圧国家の伝統です。
今回の「誤記」は、ひょっとすると、「誤記」ではなく・・・・(笑)。
清朝第12代
つまり清朝最後の皇帝だった溥儀(ふぎ)は映画「ラストエンペラー」でも知られましたが、もしも習近平が中国共産党最後の総書記となれば、間違いなく後日映画化されることでしょうし、それを世界中の誰もが待ち望んでいるでしょう(笑)。
まぁ、こんな程度の記事でも
中国ならば、間違いなく削除されてしまうか、閲覧不可になる、あるいは最悪の場合逮捕され拘束されるでしょうが、残念ながら、ここは中国ではなく日本でした(笑)。
この当たり前のような「言論の自由の喜び」を、しっかりと理解しておきたいものです。
たとえ普段から中国の恥部について固く口を閉ざす不思議な日本人にとって「どうでもいい」事ではあっても!
人は、「自分がヨイショする」人や国の汚点から目を背けるものですが、その怪しい人をどうやって見分けるか
ある人や国について汚点を述べると・・・・
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- その汚点とは関係なく、他のいいところをあげて、一生懸命に誉める
- 発言者を徹底的におとしめようとする
などが見られたときには、要注意ですね。
焦点の「汚点」になんら触れないまま、別のほうへ話を誘導する手口です。
もっと堂々と話をすればいいのに、と思うのですが、その人にとっては、自分の考えを伝えることができなくて、相手を貶める(おとしめる)ことだけに生き甲斐を見出しているのでしょうか。やむを得ないとは思いますが、もう少し様子をみたいものです。
世界中で、さまざまな問題が起っています。
いずれも、現代特有の深刻な問題ばかりで、いまだ明確な解決策などないように見えます。
しかしながら残念なことに、中国や朝鮮半島では、まだこんな程度のことで大混乱が続いています。
まずは、今の大混乱をなくし、そのあとに待ち構えている本当の問題を解決するために、早期に今の中国共産党が崩壊することを祈念するばかりでおじゃります(笑)。
今の中国・朝鮮半島の大混乱は、新しい時代を築くために解決する第一歩に過ぎない、私はそう見ています。この混乱を解決するのが「決して最終目標ではない」のでした。
にもかかわらず中国・韓国では
まだそのあたりの段階で、しかし一生懸命に、そして自己保存のためだけに各マスメディアなどが、がんばっております。どこにも国全体・地域全体を考える視点が見られないと断定できます。
一日も早く、中国・韓国が
対等な国家関係を尊重した上で、堂々と競争できる時代が来ることを、心から願っております。
今の段階を俯瞰するに、これらの国では、全体主義的な弾圧傾向が強すぎ、実現はもっともっと先の話、多分20年~50年先になりそうです(笑)。