ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、そんなに頻繁にリンクを確認できませんので、もしも「既にリンク切れ」となっていたらご容赦ください。
古代中国で発明された漢字の件で、中国が日本に対して
- 「特許料を要求してこなかった」寛大さを誇るあまり
- 「現代のパクリを正当化」しようとする
のはお笑いもので、いつものようにピントがずれているのでしょうか。
「漢字」を、簡体字(漢字)で書くと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/3f/376dc8e7f41705440d42247056f05ad7.png)
になるそうですが
- 漢字の一部を放棄するように1960年前後に簡体字を導入した中国でした(Wikipedia)
- 日本で丸文字が流行した時に、韓国のハングルも中国の漢字も「丸っこく」なったのを記憶しています。
- そもそもこの50年の間にようやく一部を簡体字に変更して普及をはかったということから、ようやく中国共産党も「その国の字は国民のためにある」ということに初めて気づいたことが分ります。それまで「漢字はほんの一部(特に中国共産党員)の独占物・専有物」であり、対内的にも強引な押しつけに過ぎなかったのでした。
- 全人口のほんの7%程度に過ぎない「選挙で選ばれていない」中国共産党員を「全国民」とみなしていたらしいことも、分ってきました。
今の中国では、相当の割合で「和製漢字」が使われているようですが
- 「中国で発明された漢字が、現在の日本でも使われているのに中国が特許料を請求しなかった!」のが立派だったと同様に
- 「日本発の和製漢字が、現在の中国でも使われているのに日本が特許料を請求しなかった!」のも立派なことでした。これに触れていない中国共産党が「ミ・ジ・メ」ですね。
Word2015による私の調査では、こちらの「中国憲法」(約16,523文字)のうち
人民 371回 742字(4.5%)
共和国 80回 240字(1.5%)
法律 82回 164字(1.0%)
民族 68回 136字(0.8%)
政府 26回 52字(0.3%)
若干誤差があるかも知れませんが、大雑把に言って「中国憲法」の8%ほどが和製漢語だったようです。
「中国憲法」には上記5単語のほかにも和製漢字がきっとあるでしょうが、私もそれほど「ヒマ」ではなさそうなので、これ以上調べる予定はありません(笑)。
私たちは「著作権」について
- 過去を遡る愚を犯さずに
- 現在の倫理で過去を裁かずに
- 将来をどうするか真剣に考えたい
ただし
- 中国には「和製漢字辞典」が存在するらしいけれども、韓国では、和製漢字が中国よりもっと多いと思われるのに、原則として漢字を禁止していてハングル表示が主流のためか、「和製漢字辞典」なるものが存在しないらしいのが、実におもしろいですね。
- 韓国では、ハングルで和製漢字を表記するのが常識となっているので「和製」か「中国製」か、どうでもいいのでしょうか。つまり日本では「カナ」で外国語を表わすのが普通ですが、もしも「かな」でハングルを表記するなら、「人民」→「じんみん」、「共和国」→「きょうわこく」、「結党メンバー」→「けっとうめんばー」、「リーダーシップ」→「りーだーしっぷ」としたので、「めんばー」「りーだーしっぷ」が英語かその他の外国語なのかどうかは、どうでもよくなったのでしょうか。:(その1 その2 その3)
和製漢字は、次のようなところで特集されています。ただし一部正しく表示されないことがあるかと思います。
漢字辞典
和製漢字の辞典2014
和製漢字の辞典
さてさて、皆様はどう思われますか。