韓国では、♪いつものように幕が開き♪
かつてやられたからやりかえす「報復」のような前政権・前々政権の高官逮捕が続きます。文在寅も5年後には我が身なんですが、そんなことに気がついていたらこんな社会にはならなかったでしょう。
こういうのを見ていると、日本でも大昔からあり
江戸時代に法制化され合法的だったらしい「あだ討ち」を思い出す人も多いのでしょうが、「身分序列で上位の者」が殺されたことに対する1回限りの報復のみが「殺人犯罪」とはみなされなかったようです。:その1 その2 その3
その点では、今のイスラム過激派によるテロにはなんら規律がなく、ただ暴力に訴えるだけという時代錯誤な特徴があります。
なお日本では、明治になってこの「あだ討ち」制度は禁止され、2017年の今でも「法に基づき国家が裁き、罰を決定する」ようになりました。
韓国では
- 生来の対立癖に問題があり
- 時の政権におもねる時代錯誤な検察の体質が問われ
- 未熟な法体系に主因がある(法が機能していない)
- 1回限りではなく永遠に繰り返される点で、江戸時代の制度より劣ります。文在寅政権の場合、その報復は、前の時代(朴槿恵)だけではなく、前の前(李明博)、さらにもっと前にまで手を伸ばして根を絶つ勢いですね。
と私は考えております。
「時代錯誤」をISと韓国の両方で使っていますが、韓国の同族である北朝鮮をみれば納得していただけるかたもいるでしょうか。。
これを可能にしているのが韓国社会の「改善禁止」癖でした。これは儒教社会でみられる暗黙の了解事項で、飾り程度の近代化であって使っている言葉のすべてが「借り物」なのでしょう。
自分たちの社会をよくしよう、という姿勢などみったく見られず、ひたすら自分の利益を追求するのみで、私はこれを視野狭窄症(しやきょうさくしょう)と称しております。
あろうことか
韓国人の中に、日本の嫌韓ブームの主因は「日本人による韓国への嫉妬」と考えている人がいるらしいのです。
こういったうぬぼれ国家に嫉妬する国が果たしてあるのかという疑問と同時に、それが日本であるとは、もう落語のようにおもしろいではござらぬかご同役!
元駐日韓国大使を緊急逮捕 特殊活動費提供の疑い:朝日新聞 2017年11月14日06時50分
朴槿恵(パククネ)時代に駐日大使だった李丙琪(イビョンギ)を逮捕したようです。
元国防相逮捕 軍使い世論操作容疑 ソウル地検:毎日新聞 2017年11月11日
李明博(イミョンバク)時代の国防相だった金寛鎮(キムグァンジン)を逮捕したようです。
【韓国】ウリ銀で不正採用か、検察が家宅捜索:NNA 2017/11/14(火) 11:30
こう逮捕が続くと、この家宅捜索も、文在寅政権による何らかの「報復」かと邪推してしまいます。
つまり
李明博・朴槿恵が大統領時代に、その前の政権高官に対する粛正をしていたので、現在の大統領も「報復」をしただけなんです。
他意はありません。←「他意」がなくても、それだけで十分な悪意!
韓国人のほとんどが視野狭窄症を患っており、今の大統領である文在寅もまた4年後には我が身であることなど、まったく理解できないまま、前政権・前々政権の高官逮捕を見守っています。
かくして韓国では、政権が代るたびに前や前々の政権を全否定します。
古代中国では、新しい政権は旧政権関係者を皆殺しにするのが伝統でした。
こちらを御覧ください→ その1 その2 その3
日本でも平安時代末期に、平家が捕虜の源頼朝を、まだ幼いという理由で伊豆へ流罪にした温情があり、これが命取りになってしまい流された伊豆の源頼朝が長じて平家を徹底的に追いつめ、皆殺しにしました。←講釈師みてきたようなウソをつき
韓国は、中国の属国としての長~い経験から、忠実にこの中国の「皆殺し」伝統を守ってきました。
北朝鮮によるマレーシアでの暗殺事件や、韓国大統領の職を辞してからの不幸な老後からみて、「なるほどガッテン」するかたも多いでしょう。
擬似民主国家である韓国が「法を改善して少しでもマシな国になる」ことを放棄した立派な証拠として、新しい大統領(5年ごと)が、特に左右両政権が2期ごとの10年周期で「報復」を繰り返してきたのです。
とくに左右政権(私からみると軍事政権も含めすべて超右翼)が代るたびに、前政権の高官を逮捕し、大統領さえほとんど例外なく不幸な老後「暗殺・逮捕・死刑と恩赦・自殺」に至るのが慣例になっています。
そう報復しなければならないようで、これが明治になって「そうではいけない」と禁止した日本との大きな違いでした。
さてさて、皆様はどう思われますか。