国の運営は難しいもので、大統領には
- 独立前:たくさんの政敵を抑える個性が必要。
- 独立後:民主国家では寛容さが必要なのかも。
独立の前後に渡って引き続き「首脳」を演じるのは大変なんです。
独立前には、政敵を排除し統一できる支配力が求められるのですが、一旦独立してしまうと今度は法治国家として多様性が求められるようになります。
しかしそんな変身ができず、独立後も「独裁」を続けるのが普通で、切り替えがなかなかできないようです。
独立後に台頭した人も含め、失敗者を思いつくまま集めると・・・・・・。
- 中国の毛沢東・・・・・・文化大革命では最悪のヒステリー状態。
- 台湾の蒋介石・・・・・・共産主義者によって台湾へ追われました。
- 韓国の李承晩・・・・・・かなり独裁的な人で、最後は亡命。
- インドネシアのスカルノ・・・・・・オランダからの独立を達成後に独裁か。
- フィリピンのマルコス・・・・・・この独裁者も最後は亡命。
- リビアのカダフィ・・・・・・国連演説は印象的です。
- ジンバブエのムガベ大統領・・・・・・今回の辞任劇。
しかし、ムガベ大統領が辞任したからと言って
次の大統領がどんな人か分らず、よりひどい国家運営をするか分かりません。
これは中国共産党や崩壊しても、その次に誕生する組織がさらにひどいかも知れないのと似ています。もちろん韓国の文在寅大統領退陣後も同じことなんです。
さてさて、皆様はどう思われますか。