カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

独立と独裁 ジンバブエ大統領が辞任

2017年11月23日 20時21分11秒 | 海外

国の運営は難しいもので、大統領には

  • 独立:たくさんの政敵を抑える個性が必要。
  • 独立:民主国家では寛容さが必要なのかも。

独立の前後に渡って引き続き「首脳」を演じるのは大変なんです。

独立前には、政敵を排除し統一できる支配力が求められるのですが、一旦独立してしまうと今度は法治国家として多様性が求められるようになります

しかしそんな変身ができず、独立後も「独裁」を続けるのが普通で、切り替えがなかなかできないようです。

独立後に台頭した人も含め、失敗者を思いつくまま集めると・・・・・・。

  • 中国の毛沢東・・・・・・文化大革命では最悪のヒステリー状態。
  • 台湾の蒋介石・・・・・・共産主義者によって台湾へ追われました。
  • 韓国の李承晩・・・・・・かなり独裁的な人で、最後は亡命。
  • インドネシアのスカルノ・・・・・・オランダからの独立を達成後に独裁か。
  • フィリピンのマルコス・・・・・・この独裁者も最後は亡命。
  • リビアのカダフィ・・・・・・国連演説は印象的です。
  • ジンバブエのムガベ大統領・・・・・・今回の辞任劇。 

しかし、ムガベ大統領が辞任したからと言って

次の大統領がどんな人か分らず、よりひどい国家運営をするか分かりません。

これは中国共産党や崩壊しても、その次に誕生する組織がさらにひどいかも知れないのと似ています。もちろん韓国の文在寅大統領退陣後も同じことなんです。

さてさて、皆様はどう思われますか。


韓国の醜聞299 なぜ北朝鮮を非難できないのか

2017年11月23日 06時35分09秒 | アジア

なぜ韓国は北朝鮮を非難できないのか

韓国は北朝鮮を形式的に非難しているだけで、本心では「北朝鮮がソウルを火の海にするはずがない」と楽観視しているようです。

一方日本では、北朝鮮が発射したミサイルが頭上を飛び越えるなどから、そうとう危険視していています。

その韓国が「日本は騒ぎすぎ」と揶揄する始末です。

    • 楽観すぎて危機管理がないまま日本は騒ぎ過ぎとするのが韓国
    • 北朝鮮のミサイルが頭を越えている点で世界でただ1つの日本

それぞれの人がそれぞれに判断しておりますが、朝鮮戦争(1950-1953)の休戦協定を60年ぶりに白紙にした北朝鮮2013/3/11日経)であることを理解している人がどれだけいるのでしょうね。

さて先日(2017/11/13)、朝鮮半島の南北軍事境界線付近で起った脱北事件。

北朝鮮は、兵士が自国北朝鮮を脱出して韓国へ逃げ込もうとした時、「口封じ」のためでしょうか亡命しようとする兵士を背後から撃ちました

そうしないと、脱北兵士が続出するからであり、むしろ現在の北朝鮮兵士への見せしめなんでしょう。もちろん命令に逆らうと死刑が待っており、脱北しようとする自軍の兵士を『背後から射殺しろ』という命令に逆らうと、こんな目にあうぞ、と恐怖感を与える目的をもっているようです。

国連が公開した映像を流したNHKの報道では、銃撃した兵士は軍事境界線の北朝鮮側にいたようですが、放った弾丸は境界線を越えていました。

    1. そもそも母国の家族縁者を捨ててまで外国へ亡命しようとする北朝鮮の兵士や民間人がこれほど多いのは、異様とも言えます。北朝鮮側は、合意されたはずの境界線を越えてまで母国北朝鮮からの脱北者を背後から撃っておりますが、これは何なんでしょう。これだけで金王朝崩壊の道理となるでしょう。尤も北朝鮮は、朝鮮戦争の休戦協定を白紙に戻したらしいので、境界線自体が無意味なんでしょうか。朝鮮戦争休戦協定白紙化宣言・拉致問題再調査の約束反故・無数の国連決議違反などなど、いつもながら好き勝手放題です。こんな北朝鮮へ韓国が接近し、北朝鮮を中国・ロシアが利用しようとしております。
    2. そのあとで、自国兵士を背後から銃撃する悲惨な北朝鮮体制に思いが至ります。:朝日新聞 2017年11月22日
    3. そしてこれを非難できない韓国があるのでした。最初は脱北者を物珍しそうに珍重していましたが、やがてやっかいもの・危険な人物とみなし始めたのは、ヨーロッパへの中東や北アフリカ難民が増えすぎてトラブルを起こし始めたのと似ています。その国で生まれた2世の時代になっても閉鎖社会を構成していたのまで似ています。
    4. さらに金王朝を存続させるためだけの「朝鮮半島北部立てこもり」を巧妙に利用しようとする中国・ロシアの思惑がまぶたに浮かぶようです。北朝鮮の国民のための政治や国作りは中国共産党・ロシアには不都合でした。「北朝鮮人民の犠牲のもとに、中国やロシアの幸せが成り立っている」という奇妙な現実。独裁国家北朝鮮を利用する独裁国家ロシア・中国の思惑の「いやらしさ」でしょうか。

この理由として、次のようなことが考えられます。

  1. 朝鮮半島の南北を韓国主導で統一したい一心の韓国左翼政権は、この目的のためには、中国を利用しても構わないと思っている。・・・・・・残念ながらそれは夢物語でしょう。中国共産党はもっとエゲツナイことを考えているのですが、それが分らない韓国為政者で、あぁ世も末か!
  2. どん底にある韓国として、時間稼ぎの反日があります。おかげさまで「反日」は、中国・北朝鮮・ロシアにも支持されていて、アメリカでさえ理解を示しておりますので、もう安心して励むことができます。はげんだあとで再び現実に戻るのですが、厳しいですね。ヨーロッパでは「謝罪はいけない。日本のようになるから。」とまことしやかに語り継がれているようです。日本としては、韓国を信用せずに隣国として最低限の付き合いに徹すべきでしょう。
  3. 日本の軍事力がここまで向上したのは、実は中国・北朝鮮・韓国のおかげなのですが、自分の責任が理解できず、相手が悪いとばかり「日本が軍国主義化した」と騒ぐ中国共産党・朝鮮半島。よって米韓日の合同軍事演習で北朝鮮を威嚇するのは、幼稚な北朝鮮の威嚇に対抗する唯一の手法なんでしょう。にもかかわらず、まだ日本の軍事力強化には反対する韓国の文在寅。まったく北朝鮮のことを、なんとも思っておりません。韓国は北朝鮮が同族の自分たちよりも日米を敵にしている、と信じたいんでしょう。北朝鮮による口先だけの韓国罵倒など「屁とも思っていない」のでしょうか。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


こわ~い童謡 赤い靴

2017年11月23日 03時46分54秒 | その他

意味がわからないまま歌っていた童謡。よく考えると、恐ろしい解釈もあるようです。歌詞に「地域差」があることは承知の上です。


赤い靴

赤い靴 はいてた 女の子
異人さんに つれられて 行っちゃった 

横浜の はとばから 船に乗って
異人さんに つれられて 行っちゃった 


否定的な解釈

この歌詞の中の「赤い」に象徴的な意味がありそうです。

そう、「何かの理想」を意味していたと思われ、ひょっとしたら「万人平等の理想を謳った社会主義」や、「富の象徴」、さらには「行先の国で正義とされていたのかも知れない『養子』を装った誘拐」の可能性、などが考えられます。

この童謡では、その理想が「遠く行ってしまった」というのです。誰かのしわざなのでしょうか。そもそも「自分勝手な理想を描くこと」に疑問をもつひともいるでしょう。

世の中を知らないうちに、何かを頭の中で描けることは「若さ」の美点とされます。すてきなことのはずなんですが、これがしばしば「あとさきを考えない無謀な行動」だと揶揄(やゆ)されてしまいます。

さらには

異人さん ≒ 偉人さん ≒ いい爺(じい)さん ≒ 曾(ひい)爺さん 

という説も。このあたりには、まったく信憑性がありません。

これらを題材にした創作の1つが次です。あくまでも物語です。:残酷童話

肯定的な解釈

すなおに解釈すれば、港から養子として異国へ渡った幼女のことを思い出しています。

実はこのブログ著者である私にも、少しだけですが、経験があります。

遠い小学校1~2年生の頃、ほとんど話さえしたことがなかった同級生の女の子が、一家でアルゼンチンへ行くというので、港へ送りに行ったことを覚えています。もちろん港までの道中のことなど、記憶がありません。

その子のことはのちに見た集合写真でしか知らず、しかもその写真さえとっくの昔になくなっているのに、なぜかその子の顔だけは、半世紀以上経過した今でも覚えているのです。不思議なことで、小学校6年間の中で今でも微かに覚えているのは5~6人ですが、その中で最も幼い頃の想い出なんです。

同級生2~3人とともに担任の先生に連れられて港へ行き、大きな船を紙テープで送ったことを微かに記憶しております。いま思い出しても、港の紙テープには旅の情緒があり、私の原点となっているようです。新幹線や飛行機などではこれがなくなり、時代が変わりましたね。一家に関して、その後のアルゼンチンでの動向など、知るよしもありません。  

さてさて、皆様はどう思われますか。