意味がわからないまま歌っていた童謡。よく考えると、恐ろしい解釈もあるようです。歌詞に「地域差」があることは承知の上です。
七つの子
カラスなぜなくの カラスは山に
かわいい七つの 子があるからよ
かわいかわいと カラスはなくの
かわいかわいと なくんだよ
山の古巣へ いって見てごらん
丸い目をした いい子だよ
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(平成十四年法律第八十八号)
第二条 この法律において「鳥獣」とは、鳥類又は哺乳類に属する野生動物をいう。環境省
野生動物のうち鳥類に属するのを「野鳥」というのならば、カラスは「野鳥」でなく都鳥(とちょう)ではないかと思えてきます。なぜなら生ゴミが多い都会へやってくる鳥だからです。
野鳥
野にいる鳥。野生の鳥。野禽(やきん:日葡辞書)
広辞苑第六版
否定的な解釈
果たしてカラスは「野鳥(やちょう)」なんでしょうか。それはいいとして・・・・・・(まぁよくはありませんが)
カラスは、山に7歳の子どもがいるからなくんでしょうか。
しかしカラスが7歳になってまで子どもであるはずがありませんし、そもそもカラスの寿命(このサイトは少し反応が悪いかも)は15歳程度とされていますが。
それでなくても
いつも通っていた道なのに、ある日突然カラスが人間を襲ってくることがあります。カラスの賢さを強調したがるメディアでよく見られます。
多くの場合カラスが「人が通る道の近くに勝手に巣を作った」からであり「近くを通る人間が巣を襲ってきた」と勘違い激しく攻撃してくるのでしょう。カラスが「そんな場所に巣を作ったと反省している」とは、まず考えられません。
これから連想して「各国の船が通過する海を勝手に埋め立てて、滑走路までつくって軍事拠点化した」中国を思い出す人がいるかも知れません。各国が領有権を主張している地域であることに関係なくこそこそと強行しますから、中国共産党が「そんな場所を埋め立てたと反省している」とは、まず考えられません。
そうです
カラス ≒ 中国共産党
でした。
「山の古巣へ いって見てごらん」というのも、相当覚悟しておかねばならないようです。
中国の場合、「山の古巣」は軍事的理由により「撮影禁止」としている地域でしょうから、弾圧・監視が非常に厳しく、イチャモン件数のノルマを課せされているかのように見える中国当局に、逮捕され拷問を受けるかも知れません。
もしも中国へ行く機会があれば、中国共産党は、外国人を標的にして監視していて中国共産党の崩壊をおそれているようですから、いっさい撮影しないのに限ります(大笑)。何にイチャモンをつけて拘束されるか分らないのです。
結局、「丸い目をしたいい子」は視認できそうにありません。
肯定的な解釈
擬人化して「カラスに7歳の子どもがいる」と言っており、人間なら7歳でも子どもだからでしょうか。
カラスが「カアカア」となくのは、子どもがいるからなくのであり、人間の子どもに「親を認識させる」ための童謡であると思いたいものです。
ちなみに日本でのカラスの分類ですが、多くは留鳥らしく
- ハシブトガラス・・・・・・額が発達しクチバシが曲っている
都会で人間を襲うカラスは、これでしょうか。
私の経験では、人間を襲う鳥はヒッチコック(1899-1980)監督の映画「鳥」くらいでしか見たことがありませんが・・・・・・。
- ハシボソガラス・・・・・・額が発達せずクチバシがやや真っ直ぐ
- 橋下(はしもと)ガラス・・・・・・
主に大阪地区に棲息し、口が発達したカラス。大阪府知事、大阪市長、大阪維新の会(2009-2016)代表、おおさか維新の会(2016- )代表などをつとめた口うるさい軽度懸念の絶滅危惧種にすぎない「ホモサピエンス」。
「カラス3兄弟に座布団1枚」あたりでしょうか(笑)。
カラス問題に関するサイトのいくつかを紹介しておきます。その全てに私が目を通していて熟知しているとは限りません(笑)。
別で扱っているためか、カラス関連は見当たりません。
カラスQ&A(2001-2004)
最近では「野良猫」がゴミを漁る被害も出ているようです。
本来ならば、仲の悪そうな野良猫とカラスが、まるで協力して生ゴミを漁っているようです。猫が袋を食いちぎり、そのあとカラスが群がるという光景ですね。
暗いうちに猫が生ものを荒し、夜明けになるとカラスが群がっているので、多くの人がカラスのしわざと考えるのでしょうか。
このため生ゴミを明るくなってから出す(前の晩から出さない)ように指示している自治体が多いようですが・・・・・・
さてさて、皆様はどう思われますか。