葉月のブログ

命題:ウイルスの糖鎖はヒトの糖鎖と同一なので病因とはならない

豪州女性、ワクチン接種後の子宮頸がん

2019-10-25 | 資料August18

デイリーメイルの記事です (デイリーメイルは英国で1980年代に薬害肝炎を報道した唯一の新聞でした)


31歳のオーストラリアの薬剤師の女性は、18歳の時ガーダシル接種し、その後も検診を定期的に受けていたが、26歳の時避妊ピルを処方してもらうため医師を訪れた際、定期健診の時期ではなかったが検診を受け、子宮頸部腺がんと診断されたということ。症状はなかった。

子宮を半分摘出したが、29歳で無事出産した。

当時のガーダシルの有効性は70~75%で、新しいガーダシルは90%の有効なので、ワクチンを接種するとともに、定期的に検診を受けるよう呼びかけている。








デング熱ワクチン薬害事件 その7

2019-10-01 | 資料August18
政治的背景

2019年4月の英語記事から
抄訳
フィリピンの子どもたちの死は、デングワクチンに関連しているのか?
  • 製薬会社の欲望と政治的腐敗とが、サノフィーのデングワクシアに関連する一連の死亡事件の原因である
  • フィリピンの国民のワクチンに対する信頼は失われ、麻疹の発症につながっている

2018年9月の時点で、法医学の専門家Erfe医師は、過去数カ月の間、毎週2~3件の検死を行ってきた。小さな子どもたちは、特に脳や肺に内出血があり、内臓が腫大している。

Erfe医師と同僚は、デンワクシアが原因だと信じている。132件の検死を行った結果は、死因はおそらくワクチンであることを示している。

一部の子どもたち、とくに免疫が不全である子どもたちは、注射のすぐあとに亡くなり、他の子どもたちは、注射の数か月後に感染した。

ほとんどの子どもは貧しい地域からで、病院に行くことが困難であった。

合計で、約600人の子どもたちが Public Attorney’s Officeの調査対象となっている。


デングは、世界中に急速に広がっており、毎年3億9千人が感染し、そのうち1億人に症状が現れ、50万人が出血熱を罹患し、2万人が死亡する。死亡のほとんどが子どもと妊婦である。

デングウイルスは、蚊を媒介して広がり、骨を破壊する熱として知られる、その理由は罹患者は骨が破壊されるように感じるからである。死因は、内臓不全か出血過多により、通常は消化管の出血である。

フィリピンではこの疾患は大きな経済的負担となっており、それ故、2016年4月から2017年11月まで、デングワクシアが国中で80万人以上の子どもたちに接種された。

プログラムが始まって1年後に、子どもの死亡の噂が絶え間なく広がり、医療専門家の内部告発者の警告があった。サノフィー社は、治験の結果を再検討した。2017年11月、サノフィー社は、「デングウイルスに感染したことがない人の解析の結果、ワクチン接種により長期的により重篤な疾患が増加しうることが判明した」という声明を発表した。数日後、国民がパニックに陥る中、ワクチンプログラムは中止となった。

2019年2月、フィリピンはデングワクシアを永久に禁止した。

フィリピンの8万人から12万人の子どもたちは、もしデングに感染したら、ワクチンを接種しなかった場合よりも、死のリスクが増加したことになる。そして、誰にそのリスクがあるのかを保健省は知るすべがない。

この混乱だけでなく、デングワクシアには、他の副作用がある。死亡した子どもの中には、内臓疾患が死因だったケースがあり、これはワクチンに含まれるある成分の影響である。ワクチン販売前に、フィリピン保健省へ提出された書類で、サノフィー社はこのリスクについて述べているが、デングワクシアの治験では観察されなかった。

フィリピンの医師で統計学者のDans医師は、デングワクシアの治験を調査し、治験が小さな不正確さ、データの欠如、リスクが計算されていないなど、謎だらけであったと述べている。まるで、上司におべっかを使う統計学者による仕事のようだった。


2016年3月、WHOは、血清陰性の人でリスクが高くなる可能性があるという評価を公表したが、それでも、流行地域での使用を認可している。

ワクチンを販売する同じ会社が、治験のデザインをし、それを実行し、それを評価し、最終報告を書くことには、大きな利益相反がある。このシステムを変えなくてはいけない。

サノフィー社は、シンガポールやタイを含む他の20国では問題が起きていないと自社を防御している。しかし、ブラジル以外での使用は、私営のクリニックのみであり、ブラジルでのキャンペーンの年齢は、15歳から27歳であった。


2014年に販売を開始したとき、サノフィー社のプレスリリースによると、2千億円をかけた20年の研究の成果として発表された。

実際には、デングワクチンは、米国のSaint Louis大学のチームが開発し、英国のバイオテック会社Acambisがワクチン開発の権利を獲得し、ワクチンの成功が見込まれた2008年に、サノフィーが550億円で購入した。

またサノフィーはフェイズ3が始まるはるか以前から、リヨンの新しい工場に480億円を投資している。

しかし、フランス政府はその海外のテリトリーでのデングワクシアの使用を推奨していない。安全性だけでなく、有効性にも問題があり、アジアの子どもたちの治験で2年後にも有効だったのは56%だけであり、その後効果は急速に消えていった。

2014年11月、当時のアキノ大統領とサノフィーのアジア副社長が北京のフィリピン大使館で会っている。その数週間後、サノフィー社はフィリピンのFDAにデングワクシアの承認を申請している。

その数か月後、アキノ大統領の子飼いである保健省のGarin所長がパリとリヨンを訪問した。

ワクチンの1本の値段は、私営のクリニックで 5,000ペソ、政府は1,000ペソで100万人の子どもたちに3回接種する予定であった。

これは、驚くべき程にふっかけられた値段であった(特に、いくつかのワクチンは有効期限が迫っているものであったことを考慮すると)。

2016年1月、Garinは、デングプログラムを3500億ペソで実施すると発表した。

この値段は、麻疹、ポリオ、日本脳炎、HPVなどすべての他のワクチンプログラムを合計したものよりも多かった。そして、デングによる死因は、フィリピンのトップ10にすら入っていないことから、驚きであったと、Dans医師は言う。

この契約は多くの規則違反があった。ワクチンは、正式な契約を交す前にすでにフィリピンに送られてきていた。

Garinは、サノフィーのリヨンの工場に招待を受ける10日前に、自らをFDAの所長に任命している。  

デングワクチンプログラムの公式な予算は3500億ペソであるが、サノフィーとの契約は3000億ペソであった。2年間、差額の556億ペソは行方不明となっていたが、新聞社が問い質した後、2018年1月に保健省の予算に国立病院の改善のためとして現れ、行方不明の理由は、「トランジット」であったというものであった。

同じ月に、サノフィーは未使用のワクチン代として1200億ペソを払い戻している。サノフィーはこの払い戻しが、フィリピンでのデングワクチンの印象を改善してくれることの望んでのものであり、製品の品質の悪さを反映するものではないとしている。

Rueda-Acostaは、サノフィーの代表者を含む39人を訴えている。

行政監察省は、Garinとアキノ元大統領を、公的資金の略奪と汚職行為で取り調べている。

金銭的利害関係以外にも、政治的な観点でワクチンプログラムが利用されたと信じられている。

2016年の大統領キャンペーン中に、ワクチンプログラムは開始しなければならなかったことが明らかになっている。プログラムは、3つの県で開始されたが、それらはもっとも流行している地域ではなかった。それらは、流行している地域の中で、有権者が最も多い地域であった。2016年4月4日のプログラム開始日、ワクチンを接種した子どもたちに、黄色いTシャツが配られ、マスコミの写真におさまった。それは、与党であるリベラル党の色である。


本当なら、新しいワクチンは、2から3年かけて準備され、最初に4万人程に接種される。

医療従事者は、免疫不全な子どもたちを選り分けるよう訓練されていなかった。ループス、白血病、他の重篤な慢性疾患の子どもたちにワクチンが接種されてしまった。

デング熱を発症しても、すぐに治療されれば救われた子どもたちもいたはずである。

地域によっては、重症な患者を受け入れる病院がなかった。

このスキャンダルは政治の問題となった。ワクチンを恐れて、親が他のワクチンを接種させず、麻疹が流行し、汚職が問題となっている保健省は、麻疹の流行の責任も問われている。



スコットランドのデータ

2019-07-18 | 資料August18
今年4月に出た論文で、スコットランドの前がん病変が減少して、子宮頸がんワクチンの効果が示されていると宣伝する記事がBBCのインターネットサイトに掲載されました。

論文のPDFファイル


スコットランドの子宮頸がんのデータは、一般の人にも公開されています。

エクセルのファイルで、1993年から2017年までの罹患数と罹患率が5歳ごとの年齢で示されています。

子宮頸部上皮内がん

子宮頸がん


上の図の右下で、25歳から29歳の年齢群の2017年の罹患率が、10万人あたり4.7人となっており、前年の22.9から8割近く減少しているのがわかります。

拡大図


スコットランドの接種率は、上記の論文の表に記載されています。

この表から、2017年の時点で、25歳から29歳に該当する人たちの接種率を概算してみると、
29歳 1988年生まれ 接種率0% 
28歳 1989年生まれ 接種率0%
27歳 1990年生まれ 接種率15% 1回でも接種した人 20%
26歳 1991年生まれ 接種率62% 1回でも接種した人 72%
25歳 1992年生まれ 接種率74% 1回でも接種した人 83%
となります。
人口を略同一として、平均をとると、この年齢群の3回接種率は約30%(1回でも接種した人35%)になります。

30%しか接種していないのに、子宮頸がんが80%も減少しているという結果になっています。

イングランドのデータも公表されていますが、

イングランドのデータは、年毎のファイルなので、それぞれのファイルをダウンロードして該当するデータを並べてみると、

25歳から29歳までの子宮頸がんのデータは
2017年 16.4人/10万人
2016年 18.1人/10万人
2015年 22.0人/10万人
2014年 21.6人/10万人
2013年 21.4人/10万人

となっており、スコットランドと接種率は似ていますが、子宮頸がんが2017年に激減しているデータは得られていません。

スコットランドの子宮頸がん減少のデータは、ワクチンの効果よりも他の因子の影響が大きいと考えた方が良いでしょう。

HPVワクチン教育シンポジウム インド

2019-06-18 | 資料August18
Causality Assessment of Adverse Events Following Immunisation: Why it needs to be revised urgently
ワクチン接種後の有害事象の因果関係の評価:どうして早急に修正する必要があるのか



ピュリエル 医師
Jacob Puliyel, MD MRCP MPhil
小児科医、インド政府ワクチンプログラムアドバイスグループの元メンバー

インドでのHPVワクチンについて

2009年、30,000人の部族民の少女に対して、インフォームドコンセントなしに治験が行われた
120人が重篤な副反応(てんかん発作、うつ病、精神症状など)を発症、7人が死亡した

議会による調査が行われた
その結果、この治験が、インド政府とビルアンドメリンダゲイツ財団の支援で行われたことが明らかとなった
この事件の後、人々は、HPVワクチンはインドでは2009年に終わったと思ったが
2017年、国の技術諮問委員会により息を吹き返した

技術諮問委員会は、インドにおける健康と経済の評価を行う必要があるとし
3ヵ月の短期間で結果をジャーナルオブキャンサー誌に発表した

ワクチンを、子ども1人あたり10ドルで接種すれば740例の子宮頸がんを救い、733例の子宮頸がんによる死亡を救い、18477調整生存年を救うと結論した
そのコストは、150ドル/調整生存年となる

子ども1人あたり10ドルがインドで対費用効果があるのかどうかは、
疑問である

従来の研究では、1人あたり3ドル以上では、対費用効果がないとされている

論文を精査した
調査した地域の寿命は73歳であり、740人の患者の18477調整生存年は、平均25年となるので、すべての患者は、48歳で死亡することになる

実際には、子宮頸がんの50%は、50歳以上で発症する

この調査の結果から、論文のモデルが不適切であることを、同じ雑誌に投稿した

論文の著者は、50%の子宮頸がんがステージ3か4で診断されたとした
また、3ドルの対費用効果は間違っており、ワクチンが100ドルを超えた場合に対費用効果がなくなるという文献を示してきた

この文献を調べたところ、文献には「対費用効果の最低値は2ドル(アメリカでのワクチンのコストは100ドル)」と書かれてあったが、論文の著者は、2ドル(アメリカでのワクチンのコストは)の部分を無視し、

「対費用効果の最低値は100ドル」として、文献を参照していた

また、50%がステージ3か4で診断されたというモデルでは、50%がステージ1か2となり、740例の子宮頸がん診断、733例の死亡例というモデルでは、生存7例をステージ1が2として計算すると、ステージ1と2の死亡率が98%となり、このモデルは、実際の子宮頸がんのサイエンスからかけ離れている

この結果を、再び、ジャーナル・オブ・キャンサーに投稿した

にもかかわらず、政府は技術諮問委員会の論文を支持し、子宮頸がんワクチンを承認した

我々の投稿により、論文に対する疑惑が広く知れ渡ることになり、民族主義者の団体が保健省大臣に質問状を送った

その結果、ワクチンの開始は遅延、あるいは中止となった

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HPVワクチンの話題はここまで、
以後は、MRワクチンと、ヒブワクチンのこと
WHOの副反応のカテゴリー変更のことを話しています

ヒブの部分は特に興味深いです
インドではヒブのケースがほとんどないのに何かと理由をつけてヒブを検出しようとし、挙句のはてに、5種混合クチンにしてヒブを導入しました

DTPの時に比較して、5種混合になって、SIDSが2倍になったということ
WHOやGAVIの仕事です













村中被告がHPVワクチンに関与したのは偶然だったのか その7 (完)

2019-06-17 | 資料August18
2015年4月 CSISにて、誰かをチャンピオンにして、HPVワクチンを普及させる戦略
2015年10月 村中被告ウェッジで子宮頸がんワクチンの記事執筆開始
2015年12月 ハイジ・ラーソン ネーチャー執筆
2015年12月 ハイジ・ラーソン来日、村中被告がラーソンにインタビュー
2015年12月 信州大学 研究発表会
2016年3月 厚労省ワクチン副反応研究班の予備的な結果の発表
2016年5月 小児科学会で齋藤昭彦教授が座長となりHANS攻撃の記事を村中被告執筆
2016年6月 村中被告ウェッジで名誉毀損記事執筆
2016年8月 名誉毀損裁判訴訟
2017年2月 ハイジ・ラーソン「学術誌」にて、子宮頸がんの患者さん焦点をあてた作戦を教唆
2017年6月 ロンドンでHPVワクチンシンポジウム 村中被告「I was sued」
2017年11月 村中被告ジョンマドックス賞受賞 ハイジ・ラーソン ガーディアン紙の記事中でコメント 村中被告「10万個の子宮」スピーチ
2019年3月 村中被告一審敗訴 ハイジ・ラーソン サイエンス誌の記事中でコメント


「村中被告には、製薬会社との利益相反がありませんが、製薬会社から資金提供をうけているワクチンコンフィデンスプロジェクトのトップであるハイジ・ラーソンと密接に連携し合っている様子が伺えます。」

「ジョンマドックス賞の受賞や本の出版が、ジャーナリストとしての利益になるとしたら、直接の利益相反ではなくても、2次的な利益相反になる可能性はないのでしょうか。」

「名誉毀損裁判の罰金を、被告自ら支払うのではなく他の団体等から援助を受けることは、行為を繰り返えさせないという動機付けにならないのではないかと危惧します。」

村中被告がHPVワクチンに関与したのは偶然だったのか その6

2019-06-17 | 資料August18
村中被告が2017年11月30日にジョンマドックス賞を受賞したことを伝える英国ガーディアン紙の11月30日付の記事には、ハイジ・ラーソンによるコメントが掲載されている。


ロンドン大学衛生熱帯医学大学院のワクチンコンフィデンスプロジェクトのトップであるハイジ・ラーソンは、「報告された神経症状とHPVを関連付ける科学的証拠はない」と語った。「ワクチン接種率の劇的な低下は、ソーシャルメディアやテレビ新聞等のメディアによる、ネガティブな個人の話しに偏向した活発でネガティブな情報に影響を受けた結果であり、かつ、政府が、公衆の不安や不確かさに直面して、ワクチンとワクチン科学のために確固とした姿勢をとっていないためである。」
「これらの副反応のある若い女性の親は、これらの症状がワクチン接種により起こったと信じており、その考えを変えることはなさそうである」



2019年3月26日の名誉毀損裁判の結果を伝える2019年3月27日付サイエンスの記事でもハイジ・ラーソンはコメントしている。


「重要なことは、メディアの報道が、要点を歪めず池田教授の科学が勝ったのだと暗示しないことである。負けたのは、村中医師の態度と言葉遣いだった。」

Whether the verdict will have any impact outside Japan remains to be seen. “I think what is important is that media coverage does not distort the point and imply Dr. Ikeda’s science won: It was Dr. Muranaka’s manners and language that lost,” says Heidi Larson, director of the Vaccine Confidence Project at the London School of Hygiene & Tropical Medicine.


HPVワクチン教育シンポジウム ガーダシル裁判弁護士 Sol Ajalat, Esq

2019-06-07 | 資料August18
The greater good vs the individual right to a pursuit happiness
大儀 対 幸福を追求する個人の権利 


法廷専門弁護士歴60年、富や名声のためだけに代理人をする弁護士が多い中、Sol氏は、『正義(ジャスティス)』のためだけに法廷専門弁護士を続けている

ガーダシル被害者の代理人である
ワクチン被害で製薬会社を訴えるためには、製薬会社の不正行為を証明しなくてはならず、お金と時間がかかり、被害者にとっては大変な負担となる

この裁判はワクチン補償プログラムが始まって以来、製薬会社を直接告訴したおそらく2番目の裁判ではないかということ

この裁判では、医療専門家と法律専門家が一体となって、個人の健康に関する問題において、何が真実であるか、そして何が正義であるかを模索している

何が問題なのか
ガーダシルは安全なのか
ガーダシル接種と自己免疫疾患について多くを聴いてきた
これは、自己免疫疾患なのか
単一な自己免疫疾患ではなく、様々な原因が身体の様々な器官を攻撃している新しい疾患であり、様々な症状が現れている

法廷では、ポッツと小径線維ニューロパチーという診断にまとめさせようとしているが
診断とは正しく治療するためのものである
診断は、病気のプロセスの外的原因を決定するものではない

法廷は、ポッツだと認めさせようとしている
なぜなら、専門家による7センチの厚さの書類を出してきて、被害者はポッツではないことが証明できるからである

次に、多発性硬化症だと認めさせようとし、その原因はビタミンD不足だと主張した
次に、原告が幼児期に罹患した膀胱感染だとし、数センチに及ぶ専門家の書類を提出してきた
この感染症はすでに治療していて関係ないのにもかかわらず
そうやって、一つの診断に落とし込み、それを否定しようとしている

本当の診断は、Shoenfeld 教授のASIAだと考えている
たくさんの疾患が含まれている
ビタミンD不足がある疾患を起こしているかもしれない
膀胱感染もある症状を起こしているかもしれない
問題は、何が「第一の原因」であるかであるである

ビタミンD不足かもしれないが、では、異物を注射すること、安全性を試験していないものを注射すること、L1DNAが身体の中でどう反応するのかもわかっていないものを注射することはどうなのか

これから、決定プロセスについて話したい

1989年、他のワクチンの訴訟に関わった
小児ワクチン健康被害補償プログラムの導入3年後であった

ここでは「小児」と呼ぶ
なぜなら当時ワクチンは、破傷風以外はすべて小児のためのワクチンであったからだ

DTPから始まり、ポリオ、MMRと導入されていった

最初の天然痘のワクチンは、実際の病気の人の病巣から接種したもので今のワクチンとは異なっている

私が子供の頃は、風疹に罹患した子供がいれば遊びにいって免疫を付けていた

ワクチンは新しい考えに基づくもので、90年以降急激に増えている
現在200種類のワクチンが待っているらしい

もしワクチン被害の根底にある原因を今解明しなければ、100年後に何が起こるかわからない
私たちは何かに正しく対処していない
何かがおかしくなっている

決定プロセスにおいて起こるべきことが、基準に見合っていない

法律の立場から、ワクチンではなく、決定プロセスにおいてなされるべきことがなされていないことに問題があることを見極めなくてはならない

病気を予防できるということは素晴らしいことであるが、異物を、腸からではなく、直接体内に入れるなら、何をしているのかを本当に知っていなくてはならない

人生の自由と幸福の追求について考えてみる

「合理的な疑い以上でない限り、人の命や自由を奪う事はできない」という基準がある

合理的な疑い以上とは、かなり高い確実性である

健康に関しては、おそらく、合理的な疑い以上でなくても、例えば瀕死の人がいる場合は、素早い介入が必要となる

つまり患者の状態が、何をすべきで何をすべきでないかを決定する

ヒポクラテスの誓いの中に、「do no harm」があり、これは、判断することを要求する

医師の考えと判断において、もし介入の結果が「害する」のなら、その介入はしないということである

決定する際に、高い確実性が必要となる
問題は、他の観点から起こってくる

ここで、大儀について考えてみる
大儀の中の一つの問題点は、集団免疫であるが
シン・ハン・リー博士の言うように、集団免疫はこのワクチンは問題ではない

では大儀はどうやって決定するのか
ワクチンの製造会社ならそれは簡単である
ワクチンを与えることと与えないことの利益を比較し、与える方が利益があるなら、ワクチンを与える

ワクチンの世界的権威のある医師は
「もしワクチンと傷害の関連があることを決定できず、かつワクチンと傷害の関連がないことを決定できないなら、ワクチンを与えろ」と言った

15歳の少女、9歳の少女、25歳の女性が単なる統計である

ガーダシルワクチンの結果、圧倒的な障害に向き合う少女はどうなるのか
その両親はどうなるのか

その家族に与えられた欺き、失望、落ち込みはどうなるのか

家族は、我々社会の基本的なユニットである
ユニットは大会社ではない

そのユニットでは、両親が全生涯を子供たちに捧げている
それを奪うとどうなるのか

その影響が、他の人との関係性でどうなるのか
これが大儀なのか

教会などでそんな子供たちを見ていて胸が潰れる思いがする
これは、自然界の秩序の結果ではない、偶然でもない
これは、人為的な行為により負わされたものである
この違いをよく考えなくてはいけない

大儀と集団免疫について考える
9歳の少女がワクチンで重篤な障害を負って、彼女の生涯にわたって影響をもたらすかもしれない
もしワクチンを打たないで、HPVに感染したら、それは、おそらくどちらかが浮気をしたことになるが、そして持続してがんになるとしても20年から30年後である

科学は急激に発展している
誰が危険なのかがわかってきている
良い治療法がみつかってきている
20年30年後は今とは違う
そして、彼女ががんになる可能性は小さい

何かおかしいとは思わないのか
何が起きているのか

では、眠れる巨人の概念について

個人と、大会社とは違う
大会社は利益のために作られている

個人は子供を育て、人生の基本的な構造を維持している

大会社は、名声、利益、勝つことと負けることに関わる
彼らは、基本的な家族の構造でこれらの意図や行為で動いているのか
この概念では何かがおかしい

もうひとつの概念がある
それは、名声、大金、勝つこと、負けることとは関係がない
それは、正しいか、正しくないかとうことである

どうやって、正しいことと正しくないことを決めるのか
おそらく、技術、知識、教育、訓練などと、多分少しのソロモンの智恵とで、決めるのであろう

私は、父親、母親、15歳の少女と話していた
彼らに説明した
ワクチン補償プログラムの裁判をすることと民事裁判をすることの違い
補償の違い
ストレスの違い
民事裁判では、自分に起こったことを何度も何度も繰り返して体験することになる
そして、費用がかかり、負けたら何も得られない
他の詳細も説明した

15歳の少女は言った
「私は、自分が障害を負ったような方法で、他の少女が障害を負わないようにするのに必要なことは何でもする」

一体これはどこからきたのか
智恵か、教育か、

私たちは、必ずしも特定できないけれど、何が正しく何が正しくないのかを生まれつき知っている

この訴訟を起こしてから、当時は、誰も訴訟できないと思っていて、誰もやり方を知らなかったけれど、たくさんの人が助けたいと申し出てきた

それは、正しいことと正しくないことの概念に突き動かされた人たちで
単に看護師のグループであるとか、被害を受けた個人であるとかではなく
例えば癌研究所に長年勤務してきた人たちだったり、
どこからともなく現れて手伝いたいと申し出てきた

1人の証人となるであろう人は、何の代償も求めずに、証言したいと申し出ている
動機は、正しくないことが行われていることに、正しいことで立ち向かいたいという事である

ロバートケネディJrは、代償を求めていると思うか
彼は、正しくないことを是正したいという気持ちで参加している

ノーマもそうだ、この2人だけでない
すべてのスピーカーがそうだ

一度、この概念「正しいことと正しくないこと」に縛られたら、逃れることはできない

この状況を、逆行させなくてはならない
私はコクランの人たちとも話したが
安全性が証明されていないのにどうしてFDAが承認したのかわからない
必要性はどうか
必要でないことは何度も示されている

有効性も、販売前と販売後に示さなくてはならない
FDAは自分たちで治験することはできない
製造会社が言うことを受け入れなくてはならない

FDAは反対することができない
FDAはすべてを知ることができない
製造会社は実にうまくやっている
製造会社が結果を解釈している
もし製造会社が利益を追求するためにあるなら
99.9%のケースで安全性を確立するために結果を使用する

ワクチンはNCI(国立がん研究所)で開発され
NIHに委託された
NIHはワクチンから莫大な利益を得ている
この事実は、NIHの行為に影響を与えると思うか
決定機能に影響を与えるであろう


最後に、
成文法でも判例法でも
「ワクチンが安全ではないことを避けることはできない」
となっている
つまり、リスクは50:50より悪い

ジェット推進研究所(JPL)で働く人と話した
彼女に聞いた
宇宙から戻ってくる確率がどの程度だったら人を宇宙に送れるのか
答えは、99.99%であった

この数字が健康にも適応されるべきである
ワクチンは治療ではないからである

ここで提案がある
ヒポクラテスの誓いがある
医療者がこの問題に関わり解決しなくてはならない

(終)


Sol Ajalatさんは、他の講演でも意見を述べており、その中で
ガーダシルの裁判に、ニューヨークの大きな法律事務所が参加することになったと述べていました




























「HPV関連子宮頸がんは3分の1」ケネディ氏

2019-06-06 | 資料August18
ロバートケネディJr氏のガーダシルの「科学」についてのビデオ

英文の書き起こし

メルクはもう一つ問題をかかえている
最近の査読された研究は、おそらく子宮頸がんの3分の1だけがHPVと関連していることを示している
メルクが主張するガーダシルが子宮頸がんを根絶するというのは完璧な嘘というべきであろう



変異型クロイツフェルト・ヤコブ病

2019-01-01 | 資料August18
先日紹介した、vCJDのドキュメンタリーの中で取り上げられていた一人の被害者のお母さんの本を読んでいます。



ブログ

本45ページ
アンドリューがvCJDと診断された日の記述から

Reeling, I explaned that Andrew hadn't eaten beef for years.  Dr M angrily replied: 'A stray burger didn't cause this.'  Winded I asked: 'Was it some other route like the vaccines Andrew had received?'  My questions were met with silence.  Beating back tears, my throat tightening. I asked Dr M: 'What can I do to make Andrew comfortable?' He replied slowly: 'All you can do is love him.'

動揺しながら、私はアンドリューがもう何年も牛肉を食べなかったと説明した。
医師は、怒りながら答えた「この疾患は、たまに食べたハンバーガーが原因ではありません」驚いて私は質問した「では、アンドリューが受けたワクチンなどの何か他のルートでしたか?」私の質問の答えは、無言であった。










無題

2019-01-01 | 資料August18
『鏡の影』初版は一九九三年新潮社から刊行され、九九年、平野啓一郎氏の『日蝕』が芥川賞候補となった直後、絶版になった。その後新潮社は同社文庫から出ていた『戦争の法』も絶版にしたが、こちらから問い合わせるまで一切の連絡を行わず、また、担当編集者との約束をふまえて約一年間の海外調査を行った『メッテルニヒ氏の仕事』の掲載ばかりか出版まで拒否した。著者は新潮社との交渉を試みたが、誠意ある回答が得られなかったため、二〇〇〇年一月、残る『バルタザールの遍歴』の版権を新潮社から引き上げた――。 (「あとがき」より)

気が付かずに加害者になるという危険

2018-08-15 | 資料August18

遺伝子組換等のイベントで金銭払い“肯定ツイート”

 
 
 
 

プリモドスのウィキペディア編集を巡る情報戦

2018-08-14 | 資料August18

プリモドスの薬害を巡って、2017年4月16日にスカイ・ニュースが放映したドキュメンタリーで、プリモドスの製造会社が薬害を隠蔽していたこと、販売前の毒性試験に不備があったことを報道しました。この事実をウィキペディアで報告する以下の文が、数度削除されるということが起こっています。

A UK-based documentary on Sky News HD, aired at 8{{nbsp}}pm on 16 April 2017, exposes several previously undisclosed facts linking the manufacturer of Primodos to several cover-ups together with UK regulators and expert consultant physicians. The documentary demonstrates factually that the drug had not been tested for toxicology and teratogenicity before introduced into the UK and German markets. In the USA, Squib, who produced a similar hormonal pregnancy testing drug (Gestest), paid out a significant award to the family for a boy born without any limbs in exchange for a gag order.

https://en.wikipedia.org/wiki/Primodos

ウィキペディアのページは、履歴まで確認することが大切ですね

https://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Primodos&action=history


プリモドスという知られざる薬害

2018-08-13 | 資料August18

ドイツの製薬会社バイエルは、2006年にドイツのシェリング社を買収しました。このシェリング社は、プリモドス(Primodos)という経口の妊娠テスト薬を1960年70年代に販売していましたが、この薬を服用した女性から生まれた乳児の、四肢、顔面、神経管、心臓などに奇形が生じたことで裁判が起きています。1980年代に行われた裁判は不確定、2014年の政府調査でも不確定でした。けれど、2018年に新たな実験結果が発表され

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5811427/

プリモドスを与えたゼブラフィッシュの胎仔の尾、背骨、ヒレ、目に奇形が生じたことを報告しています。

モンサントも買収したバイエル社は今後どうなるのでしょうか。

 

 


村中被告にジョン・マドックス賞を与えたセンス・アバウト・サイエンスの本当の姿その7

2018-08-11 | 資料August18

http://archive.senseaboutscience.org/news.php/268/pages/plant-science-expert-panel.html

2012年9月19日に、フランスとイタリアの研究者が論文「ラウンドアップ除草剤とラウンドアップ耐性遺伝子組み換えコーンの長期毒性」を フード・アンド・ケミカル・トキシコロジー誌に発表したことを受け、専門家がこの論文に使用されている方法論と統計分析を批判したことを、センス・アバウト・サイエンスは記事にしている。

センス・アバウト・サイエンスも、すべてのデータの公開、研究デザイン、実施方法、動物の処置、結論についての専門家からの批判への回答を要求するレターを著者に書いた。

 

センス・アバウト・サイエンスは、一見すると中立的で、著者に生データや実験の詳細の開示を要求し、それを専門家に提供して、専門家が様々な媒体を使って、この論文を批判する記事を載せたことを、サイトで紹介するのみ。

専門家は、数日で批判記事を書き、New Scientists、Forbes などの雑誌に掲載、また、NHSのサイトにも20日付で国民を安心させるための説明が載った。

Related articles: 関連記事 (リンク切れあり)

New Scientist Study linking GM crops and cancer questioned 

Science 2.0 GM Maize Causes Tumors In Rats? Here Is How Experts Responded

Control Freaks Why I think the Seralini GM feeding trial is bogus 

Michael Grayer's Posterous In which I blow a gasket and get very uppity about this GM-food study which appears to have everyone going nuts at the moment 

Forbes Monsanto's GM Corn And Cancer In Rats: Real Scientists Deeply Unimpressed. Politics Not Science Perhaps? 

NHS Choices Claims of GM foods 'link to cancer' disputed by other researchers

 

その後、件の論文は、取り消され

 

 

1年半後に、エンバイロメンタル・サイエンス・ヨーロッパで再発行された


村中被告にジョン・マドックス賞を与えたセンス・アバウト・サイエンスの本当の姿その6

2018-08-10 | 資料August18

センス・アバウト・サイエンスの大口寄付団体の一つ、ローラ・アンド・ジョン・アーノルド基金の設立者ジョン・アーノルドが、粉飾決算をしていたエンロンのトレーダーだったということがわかりました。

 

センス・アバウト・サイエンスのウィキペディアから

財源

Sense about Science discloses the names of its funders and the purpose of each donation received in its annual reports. Its largest donor during 2015-16 was the Laura and John Arnold Foundation, which donated between £40,001-50,000 to support the AllTrials campaign.[74]

2015年から2016年の最高額寄付は、ローラ・アンド・ジョン・アーノルド基金から、40,001-50,000 ポンド受け取ったものであり、これは、センス・アバウト・サイエンスなどが主導するオールトライアルズのキャンペーンを支援するものであった。

 

オールトライアルズとは

The AllTrials campaign calls for all past and present clinical trials to be registered and their full methods and summary results reported.[27][28]

過去と現在の治験をすべて登録し、方法の詳細と結果の要約を報告するよう呼びかけるキャンペーン。

AllTrials is an international initiative of Bad Science, BMJ, Centre for Evidence-based Medicine, Cochrane Collaboration, James Lind Initiative, PLOS and Sense About Science and is being led in the US by Sense About Science USA, Dartmouth’s Geisel School of Medicine and the Dartmouth Institute for Health Policy & Clinical Practice.[29]

オールトライアルズは、上記の団体により主導されている。

As of January 2018, the AllTrials petition has been signed by 91,989 people and 737 organisations.[29]

2018年1月の時点で、オールトライアルズの署名は、91,989個人と737団体から得られている。

 

ローラ・アンド・ジョン・アーノルド基金とは

John Douglas Arnold (born 1974) is an American billionaire and former hedge fund manager who specializes in natural gas trading. His firm, Centaurus Advisors, LLC, was a Houston-based hedge fund that specialized in trading energy products.[2][3] Arnold announced his retirement from running the hedge fund on May 2, 2012.

ジョン・アーノルドは、アメリカのヘッジファンドのマネージャーであった。

After college, he began his career at Enron as an oil analyst but was soon promoted to assistant trader.[9] In 1996, he moved over to the Natural Gas Desk upon the departure of Jeff Bussan[11] and started trading natural gas derivatives.[9] Using their new Internet-based trading network, EnronOnline,[citation needed] he is credited with making three quarters of a billion dollars for Enron in 2001 and was rewarded with an $8 million bonus.[9][12] One of his former colleagues dubbed him "king of natural gas."[13][14][15]

大学卒業後、エンロンに就職し、トレーダーとなった。2001年に750ミリオンドルを稼いだ。

 

エンロンの日本語ウィキ

エンロン英語: Enron Corp. 2007年3月に Enron Creditors Recovery Corp. に改称)とは、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストンに存在した、総合エネルギー取引とITビジネスを行っていた企業である。

2000年度年間売上高1,110億ドル(全米第7位)、2001年の社員数21,000名という、全米でも有数の大企業であった。しかし、巨額の不正経理・不正取引による粉飾決算が明るみに出て、2001年12月に破綻に追い込まれたエンロンショック)。破綻時の負債総額は諸説あるが少なくとも310億ドル、簿外債務を含めると400億ドルを超えていたのではないかとも言われている[1]2002年7月のワールドコム破綻まではアメリカ史上最大の企業破綻であった。

 

オールトライアルズのキャンペーンには「勿論」グラクソスミスクライン社も参加しています。