葉月のブログ

命題:ウイルスの糖鎖はヒトの糖鎖と同一なので病因とはならない

PEG以外で、過敏症を起しそうな成分 その2

2022-01-30 | 新型コロナワクチン被害

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8062405

モデルナのmRNAワクチンに含まれているトロメタミンに対する過敏症

 

トロメタミンは、有機アミンプロトン受容体として、外用、経腸、非経口投与用の薬剤に使用されたり、乳化剤として化粧品に使用されている。

経皮接触によるアレルギー感作が報告されている。

トロメタミンは、ヨウ素造影剤やガドリニウム造影剤としても一般に使用されている。

ヨウ素造影剤に過敏症がある人は、ガドリニウム造影剤へのアレルギーのリスクが高い。

これらの造影剤の構造が異なるので、IgEを介する交差反応は考えられにくいので、おそらく共通の添加物によるものであろうと推測されている。

 

最近、ガドリニウム造影剤でのアナフィラキシー反応でトロメタミンが原因であろうというケースが報告された。

OGPイメージ

Anaphylaxis to trometamol excipient in gadolinium-based contrast agents for clinical imaging - PubMed

Anaphylaxis to trometamol excipient in gadolinium-based contrast agent...

PubMed

 

薬物への既存のアレルギーのない23歳の女性が、ガドリニウム造影剤の注射によりアナフィラキシー反応を起こした。

皮膚のアレルギー検査では、トロメタミン入りガドリニウム造影剤で陽性、トロメタミンなしガドリウム造影剤で陰性であった。患者は、トロメタミン単独でも陽性であった。

 

モデルナワクチンの副反応に関するCDCの報告では、アナフィラキシー反応を示した人の20%が、ガドリニウム、ヨウ素、または静注造影剤に対してアレルギー歴があった。

OGPイメージ

Allergic Reactions Including Anaphylaxis After Receipt of the First Dose of Moderna COVID-19 Vaccine — United States, December 21, 2020–January 10, 2021

 

PubMed Central (PMC)

 

 

このトロメタミン(別名トロメタモール)は、5から11歳用のファイザーワクチンに入っています。

5〜11歳用は別の毒物 - 或るブログ

左がファイザー製新型コロナワクチンの5〜11歳用、右が大人用添付文書より抜粋したものです。5〜11歳用https://www.pmda.go...

5〜11歳用は別の毒物 - 或るブログ

 

 


VAERS報告から PEG関連のありそうなアレルギーのある人が、新型コロナワクチン接種後に死亡したケース

2022-01-30 | 新型コロナワクチン被害

 

http://www.medalerts.org/vaersdb/findfield.php?IDNUMBER=1177058

米国ミネソタ州 27歳女性 アスピリンに軽度のアレルギーがあった

ワクチン2回目接種後、アレルギーのような症状と胃腸症状

隣人がアスピリン入りの胃腸薬を上げ、アスピリン入りだと教えたが、本人はそれほどひどいアレルギーではないからと服用し、すぐにアレルギー症状が起き救急車で病院に運ばれたが、到着時に心停止した。

ワクチンでアレルギーが悪化したケース

 

http://www.medalerts.org/vaersdb/findfield.php?IDNUMBER=1423888

オーストリア 44歳女性 化粧品アレルギー、ニッケルアレルギー

ファイザーワクチン1回目接種の15分後、アナフィラキシー反応、5分後に解決

その後、日時不明時に、突然死

 

 

 


日本で、PEGを含む薬剤にアレルギーのある方が、ファイザーワクチン接種後死亡したケース

2022-01-30 | 新型コロナワクチン被害

89歳女性、ファイザーワクチン1回目接種の1時間後に死亡

クラビット錠に対するアレルギーあり。

アナフィラキシーショックの疑い。(解剖医療機関)

 

 

クラビット錠には、マクロゴール6000というPEGが含まれている

 

 

同じく、ポリソルベート80を含むアスピリンにアレルギーのある方が、ファイザーワクチン1回目接種後にアナフィラキシーを起こしたあとで亡くなっている。


PEG以外で、過敏症を起しそうな成分 その1

2022-01-29 | 新型コロナワクチン被害

mRNAに含まれる脂質ナノ粒子の成分で、PEG以外に過敏症を起しそうな成分として、リン酸脂質が挙げられています。

DSPC:1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン

 

アレルギー誌に掲載されたレターで、2021年の1月に投稿されたのに、オンライン掲載が6月という、悪意に満ちた専門誌のようですが、

Published online 2021 Jun 15

Received 2021 Jan 13; Revised 2021 Feb 3; Accepted 2021 Feb 8

OGPイメージ

Other excipients than PEG might cause serious hypersensitivity reactions in COVID‐19 vaccines

 

PubMed Central (PMC)

 

この著者は、

There are examples of phospholipids in pollen that were involved in hypersensitivity reactions

花粉に含まれているリン脂質が過敏症に関与していた例がある

と警告しています。

 

こちらが、その例を考察している論文です。2005年

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Human CD1-restricted T cell recognition of lipids from pollens

Plant pollens are an important source of environmental antigens that s...

PubMed Central (PMC)

 

樹状細胞がリン脂質をCD1受容体に載せて提示したものを認識できるCD1拘束T細胞が、IgEの産生に関与しているのではという。

結核菌に暴露した人から得たCD1拘束T細胞は、結核菌のミコール酸と反応するが、イトスギ由来のリン脂質に反応しなかったということで、小児期のBCGワクチンとアレルギー抑制の相関が説明できるかもしれないという示唆もある。

 

確かに、花粉症が急増した時期と、結核が急減した時期が重なっているような気もします。

 

花粉症の人が、mRNAワクチンを接種すると、1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリンに過敏反応を起こしてしまうかもという可能性でした。

以上は、リン脂質と結合するCD1受容体を認識するT細胞を介して、リン脂質がIgEアレルギーを起こすという話でした。

これに感作されている場合、mRNAワクチンの脂質ナノ粒子の成分であるリン脂質に対してアナフィラキシーやアレルギー反応が起こる可能性があるという警告です。

 

話は変わりますが、リン酸基というのは荷電しやすいので、接触するタンパク質の構造を変化させる可能性があって、この画像の「potential immunogenicity」に相当するタンパク質の免疫原性を高めてしまう可能性もあります。

ガーダシルのアジュバントは、アモルファスのヒドロキシリン酸アルミニウム(AAHS)というものでしたが、これが普通のアルミニウム塩をはるかに超えるアジュバント効果がありました。


ペグ化脂質とアナフィラキシー

2022-01-29 | 新型コロナワクチン被害

ガーダシル接種後に、その成分のポリソルベート80に感作されて、ポリソルベートが添加されているヨーグルトでも蕁麻疹を発症していた米国の女の子について、以前紹介しました。

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ガーダシルと蕁麻疹 - 葉月のブログ

新しいホルモンズマターの記事ですが、要点だけお知らせします。(この英文のウェブ翻訳でも要旨は理解できると思います)ガーダシルを接種して、蕁麻...

ガーダシルと蕁麻疹 - 葉月のブログ

 

 

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Gardasil Skin Reactions and Polysorbate 80- Hormones Matter

Tracking down the culprit to post Gardasil skin reactions, a physician...

Hormones Matter

 

 

日本でポリソルベートを製造している日油株式会社のホームページで、ポリソルベートの免疫原性が低分子量の不純物を除くことで抑制できると書いてありました。

「日油株式会社の高純度オレイン酸誘導体ポリソルベート80(HX2)は、アルデヒド価や過酸化物価が極端に低い世界最高品質のポリソルベート80です。この特徴は安全性にもつながっており、ラット肥満細胞を用いた試験において、一般のポリソルベート80に比較してヒスタミン遊離が少ないという結果が得ら れています。また、最新のデータでは、犬を用いたIn vivoの試験においてもヒスタミン遊離が少ないことが確認されており、アレルギーを起こしにくいポリソルベートとして世界中から注目を集めています。」

https://www.nof.co.jp/business/dds/product03-3.html

リンク

 

PEG3350の下剤にIgEを介するアレルギーを持つ患者が、ペグ化リポソームの心エコー用造影剤でアナフィラキシーを起こしたケースが、2020年1月に報告されています。

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Anaphylaxis to PEGylated Liposomal Echocardiogram Contrast in a Patient with IgE-Mediated Macrogol Allergy

 

PubMed Central (PMC)

 

 

ポリソルベートは、薬用クリーム、化粧品、食品(アイスクリーム、チョコレート、ドレッシング、ココア、インスタントラーメンの調味料、マヨネーズ、洋菓子、飴、野菜の漬物、チーズ、ショートニング)などに使用されており、知らずに感作されている人が多数いるのではないかという懸念があります。

そして、ポリソルベートとPEGは交差反応が確認されています。

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Immediate Hypersensitivity to Polyethylene Glycols and Polysorbates: More Common Than We Have Recognized - PubMed

Immediate hypersensitivity to PEG 3350 with cross-reactive polysorbate...

PubMed

 

 

mRNA新型コロナワクチンに使用されているペグ化脂質が、ポリソルベートやPEGに感作されている人にアナフィラキシーを起こす可能性については、2021年7月の論文で議論されていました。

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Allergy to COVID-19 vaccines: A current update

Adverse allergic reactions due to the administration of the vaccines d...

PubMed Central (PMC)

 

検索してみると、2021年1月の時点で既にたくさんの人が、ペグとアナフィラキシーに関してブログ等に書いていたようですね。

もしペグ化脂質が原因のアナフィラキシーの後遺症なら、身の回りからポリソルベート、PEGを徹底的に排除してみると症状が緩和するかもしれません。

 


PEG化脂質の問題点

2022-01-28 | 新型コロナワクチン被害

脂質ナノ粒子に含まれているもう一つの脂質であるPEG化脂質に関する研究は多数ありますので、一つ一つ見ていきたいと思います。

 

OGPイメージ

PEGylated liposomes: immunological responses

A commonly held view is that nanocarriers conjugated to polyethylene g...

PubMed Central (PMC)

 

PEG化脂質は、薬物のデリバリーシステムとして長年使用されており全体としては安全だと考えられているようですが、この論文では、PEG化脂質の免疫原性に関する懸念として、以下の2点を挙げています。

(1)繰り返し投与すると、PEG化ナノ粒子の排出速度があがってしまう現象で、血中クリアランス促進作用(ABC)とよばれるもの、PEGなどのナノ粒子の成分に対する抗体産生が観察されている

(2)過敏反応、補体活性化関連偽アレルギー(CARPA)と呼ばれるもの

 

VAERSで、ペグ化脂質に対する抗体が報告されているか調べてみました。

http://www.medalerts.org/vaersdb/findfield.php?IDNUMBER=1952888

英国の小児患者(15歳以下)

基礎疾患の急性リンパ性白血病のための治療薬のクリアランス速度が上昇してしまったと報告しています

薬物クリアランスが増加した。挫傷;出血;凝固第VIII因子レベルが低下。抗ポリエチレングリコール抗体が存在。フレアアップ。

小児患者は、bnt162b2(COMIRNATY)(バッチ/ロット番号:不明)を1回接種。

病歴には、「急性リンパ性白血病」(進行中)が含まれる。

薬物クリアランスの増加(医学的に有意)。挫傷(医学的に重要)。出血(医学的に重要)。凝固第VIII因子レベルの低下(医学的に有意)。抗ポリエチレングリコール抗体が存在(医学的に重要)。病状悪化(医学的に重要)。

ファイザーコロナワクチンなどのPEG化RNAワクチンの直後にPEG化製品を開始することで起こりうる合併症を報告したいと考えている。証明することはできないが、コロナワクチンによって生成または刺激された抗PEG抗体が、PEG化組換え第VIII因子製品のinvitro低下(クリアランス促進)をもたらし、組換え第VIII因子のレベルが低下し、患者は挫傷や出血を発症した。

抗PEG抗体の再燃と考えられたものは、繰り返し投与で1週間後に落ち着き、PEG化組換え第VIII因子は正常な半減期を示し、トラフ値は良好。

PEG曝露後にPEG化製品で患者の治療を開始する際に注意が必要で、これは、急性リンパ性白血病の小児の治療においてPEG-アサパルギナーゼで理論的に可能だと考えられていたことであった。

 

日本語論文 2020年 抗PEG抗体によるABCを説明

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[Induction of Anti-PEG Immune Responses by PEGylation of Proteins] - PubMed

Modification of proteins with polyethylene glycol (PEG) (PEGylation) i...

PubMed

 

日本語

https://www.jstage.jst.go.jp/article/yakushi/140/2/140_19-00187-5/_pdf/-char/ja

 

 

VAERSで補体活性化関連偽アレルギーの報告

http://www.medalerts.org/vaersdb/findfield.php?IDNUMBER=1717758

シンガポール

この報告は、文献報告によるもの。

アナフィラキシー反応

PifzerBNT162b2ワクチンの接種後にアナフィラキシー反応を発症した当院の3人の患者の臨床的および実験的特徴を報告する。ファイザーBNT162b2ワクチンに対するIgE抗体ではなく、IgMおよびIgG抗体がすべての被験者で検出された。

病歴と併用薬は報告なし。患者はアナフィラキシー反応を経験した。

抗ポリエチレングリコール(PEG)IgG:高レベルl(1035-19709 U / mL、対ワクチン未投与<265 U / mL、ワクチン耐性<785 U / mL)およびIgM(1682-5310 U / mL、対ワクチン未投与<1011 U / mL、ワクチン耐性<1007 U / mL)が、市販のELISAで3人中2人の患者で検出された。

患者で検出された血清アナフィラトキシンC3a:高レベル(79.0 +/- 6.3 microg / mL、平均+/- SD、対正常<10 microg / mL)が急性期に患者で観察された

マスト細胞活性化のマーカーであるトリプターゼレベルは上昇しなかった。

アナフィラキシーのこれらの症例は、古典的なIgEを介したメカニズムではなく、補体活性化関連の偽アレルギー(CAPRA)によって引き起こされたと提案される。

 

このVAERSケースを報告している論文

3人のアナフィラキシーの症例、発症が、接種後30分、30分、20分となっています。

15分待機では、危険かもしれない。

OGPイメージ

Pseudo-Anaphylactic Reactions to Pfizer BNT162b2 Vaccine: Report of 3 Cases of Anaphylaxis Post Pfizer BNT162b2 Vaccination

Anaphylactic reactions were observed after Singapore’s national corona...

PubMed Central (PMC)

 

 


LNPの中の炎症性物質が何か

2022-01-27 | 新型コロナワクチン被害

新型コロナワクチンのmRNAは、ウリジンがメチル化シュードウリジンなので、TLR7に認識されないので炎症が抑えられるという話の続きです。

新型コロナワクチンのアジュバントは、mRNAだと思っていましたが、実は、LNP(脂質ナノ粒子)の方だと前回紹介した論文に書いてありました。

LNPのどの成分なのかを決定するための実験をしている論文を見つけました。

 

「前臨床ワクチン治験で使用されているmRNAーLNPプラットフォーム中の脂質ナノ粒子成分は、炎症性が高い」

The mRNA-LNP platform's lipid nanoparticle component used in preclinical vaccine studies is highly inflammatory

OGPイメージ

The mRNA-LNP platform

Vaccines based on mRNA-containing lipid nanoparticles (LNPs) are a pro...

PubMed Central (PMC)

 

 

mRNAはなしで、LNPだけをPBS(リン酸緩衝食塩水)と一緒にマウスに皮内投与して、皮膚を採取し、炎症の程度を調べること、皮膚サンプルに白血球が浸潤しているかを測定しています。

コロナワクチンで使用されているLNPについて説明があります。

The LNPs consist of a mixture of phospholipids, cholesterol, PEGylated lipids, and cationic or ionizable lipids. The phospholipids and cholesterol have structural and stabilizing roles, whereas the PEGylated lipids support prolonged circulation. The cationic/ionizable lipids are included to allow the complexing of the negatively charged mRNA molecules and enable the exit of the mRNA from the endosome to the cytosol for translation (Samaridou et al., 2020). The ionizable lipids were developed to decrease the highly inflammatory and cytotoxic effects of some of the permanently charged cationic lipids (Kulkarni et al., 2018).

LNP(脂質ナノ粒子)は、厚労省のサイトで以下の4つの成分からなると説明されています。

・ALC-0315:[(4-ヒドロキシブチル)アザンジイル]ビス(ヘキサン-6,1-ジイル)ビス(2-ヘキシルデカン酸エステル)
・ALC-0159:2-[(ポリエチレングリコール)-2000]-N,N-ジテトラデシルアセトアミド
・DSPC:1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン
・コレステロール

DSPCとコレステロールは、構造的および安定化の役割

ALC-0159(ペグ化脂質)は、粒子が長期間循環することを助ける

ALC-0315(カチオン性・イオン化可能脂質)は、マイナスに荷電したmRNA分子にイオン結合して、細胞内でエンドソームから脱出することを助ける

以前に使用されていた常時カチオン化されている脂質が高い炎症性があって細胞毒になるので、それを克服するために開発されたということです。

 

この論文での実験結果ですが、

nLPSは、カチオン性・イオン化可能脂質なし、iLNPは、カチオン性・イオン化可能脂質ありです。

皮内投与して、皮膚のサンプルが炎症を起こしているか、皮膚のサンプルに白血球が浸潤しているかを調べたところ

カチオン性・イオン化可能脂質が炎症の原因ではないかということが示唆されました。

好中球も大量に浸潤しています。

 

脂質ナノ粒子の中で、カチオン性・イオン化可能脂質の方が炎症惹起に貢献していそうだと結論したあと、

脂質ナノ粒子を使用して、遺伝子発現解析を行っています。

Gene set enrichment analyses (GSEA) showed the activation of many different inflammatory pathways, including, but not limited to, viral infections, RIG-I, NOD-like, and Toll-like receptor signaling (Figure 2F). Pro-apoptotic and necroptotic gene sets were also significantly upregulated, as well as interferon signaling (Figure 2F).

マウスに脂質ナノ粒子を皮内投与すると、さまざまな炎症反応を引き起こすということかと想像します。

ウイルスが感染した時に活性化される経路で使用される遺伝子が発現していたということですが、潜在感染ウイルスの活性化なのでしょうか?


逆血確認しても、心筋炎は減りそうもないことが示されている論文

2022-01-27 | 新型コロナワクチン被害

ツイッターで医師が拡散している、

マウスでmRNAワクチンを静注すると心筋炎を発症することを示している香港の論文です

OGPイメージ

Intravenous injection of COVID-19 mRNA vaccine can induce acute myopericarditis in mouse model - PubMed

This study provided in-vivo evidence that inadvertent intravenous inje...

PubMed

 

論文の結論

「新型コロナmRNAワクチンの静注が心筋心膜炎を惹起することが、生体内で証明された。

逆血確認をすればそのようなリスクは減らせるかもしれない。」

 

これは、新型コロナワクチンが誤って血管に注射されたので心筋炎が発症したのであって

筋肉に注射されれば心筋炎を心配することはないのだというメッセージですね。

 

論文の内容をみてみました。

最も右側の列は、筋注で2回目接種の2日後の結果で、6匹のうち1匹には、目で見て明らかに白い炎症部分が観察されており、すべてのマウスで、心筋での白血球浸潤、心筋細胞変性、心筋細胞壊死が観察されています。

筋注にしても、2回目接種したら2日後に100%で心筋に異変が起こるってことでしょうか?

 

血清中のサイトカインを測定したもので、1回目接種の翌日と、翌々日に測定していますが、緑が静注、赤が筋注です。

静注は、この実験では接種当日の測定値が不明ですが、モデルナのmRNAインフルエンザワクチンの治験で、静注で炎症惹起が大きすぎて2回目の接種を高用量で中止していますので、緑のグラフが低いのは翌日であるせいかもしれません。

いずれにしても、青や紫のコントロールと比較すると、炎症反応の激しさがわかります。

 

筋注のマウスでは、体重の減少が顕著であったことも接種後の炎症の酷さを示唆しているのでしょうね。

 

逆血確認をしても、2回目接種後に目視できる心筋炎が6匹中1匹に出るので、3回目接種したら、もっと数が増えることは容易に推測できますね。

香港もグローバリストだから、気を付けないと。

 

それから、この実験は、メスのマウスで行っています。

それで、オスでも追試したところ

But IL-1 β expression was significantly higher in cardiac
tissues of male than female mice at 2dpi(supplementary figure 2A)

オスのマウスでは、心組織でのIL-1βの発現が、有意に高かったということです。

黒色がメス、灰色がオス


ガーダシル2回目接種の翌日、心筋炎でなくなったケース 14歳男子米国カルフォルニア

2022-01-27 | ガーダシル症例

mRNAワクチンの心筋炎が副反応として認定されていますが、HPVワクチンのガーダシルでも心筋炎で亡くなった報告がありました。

 

心筋炎の発症は、VAERSに報告されているのは51人(男の子19人、女の子31人、不明1人)でした。

接種者が圧倒的に女の子が多いことを考えると、男の子に積極的推奨をした場合の被害の大きさが想像されます。

 

 

死亡したと報告されたのは4人で、男の子3人、女の子1人でした。

 

この4人のうち、2人が、ガーダシルの単独接種でした。

カリフォルニア州の14歳の男の子は、2回目接種の翌朝、自宅のベッドで死亡していました。

 

ドイツの14歳の男の子、詳細は不明、医師が報告。

 

日本では以前、アイドルグループがワクチン接種会なるものをテレビで放映していましたよね。

検索してみたら、まだやっていました。2019年のインフルエンザワクチン。

 

【ちょい見せ映像倉庫】2019年10月14日 AKB48グループ インフルエンザ予防接種(前半) 記録映像

本日よりAKB48グループ映像倉庫にて配信開始された「2019年10月14日 AKB48グループ インフルエンザ予防接種(前半) 記録映像」...

youtube#video

 

 


ガーダシルでも生理が遅れたり止まったりする報告が多数あった

2022-01-25 | ガーダシル症例

HPVワクチンが接種された世代は、10代が多いので、生理が遅れてもそれがワクチン接種と関連している可能性に気が付けないかもしれない

 

新型コロナワクチン接種後 6585件

ガーダシル接種後 258件

サーバリックス接種後 118件 (接種総数の少なさを考慮すると、これが一番多いかもしれない)

 

 

 

VAERSの報告の中に、新型コロナワクチン接種後流産した女性が、ガーダシル接種後に生理が止まっていて、クロミッド?を服用して妊娠して、新型コロナワクチンで流産したと報告しているケースがあった。どのケースか今見つけられない。


グローバリスト vs 一般民衆

2022-01-24 | 編み物をしながら考えたこと
新型コロナウイルスの起源を理解しようとしていた2020年8月ころにフォローしていた在米中国人のグループが、研究所リーク説を支持する本を出版したようです。
 
 
 
アマゾンのサイトに、グローバリスト系の新聞社の書評が載っているところをみると、グローバリスト御用達の出版物なのかと疑われます。
 
私は読んでいませんし、読むつもりもありませんが、アマゾンの書評からこの本の結論は
「武漢のラボ(複数かもしれない)にあった材料からの感染」ということです。
 
2020年8月には、このブログで、2003年のSARSの時のWHOの記録と論文を紹介して、この時もウイルスは単離されずにPCRで同定されただけで、カナダの香港帰りの患者から感染したグループには同じ症状で陽性者と陰性者がいたり、パンデミックが終わったとされた後にカナダの高齢者施設でOC43の流行があった際に、患者の一部がPCRで陽性になっていました。
 
この疑問を抱えていたフランク・プラマー博士が2020年2月にアフリカでの講演旅行中に心臓発作で死亡しています。
(ぱふぅとかいう人に潰されたManamiさんブログで紹介されていました)

World-renowned HIV researcher Frank Plummer, 67, dies

The 'visionary' microbiologist is remembered for research th...

BBC News

 

 

2003年のSARSを調べると、今回の新型コロナも、ウイルスのRNAの配列が存在するだけで、ウイルスは単離されておらず、患者はPCR検査が作り出しているものだと理解できるのですが、それでは都合が悪いグローバリストは、在米中国人研究者を使って、武漢研究所リーク説を強化しています。
 
イギリスでは、もう新型ウイルスの感染についての記事はトップページには掲載されなくなりました。
結局小学生はずっとマスクなし、中高生の授業中のマスクも先週から必要なしとなりました。
今年がエリザベス女王在位70周年で記念式典が行われるので、それが終わるまでは次の変異株はイギリスには来ないかもしれません。
医師看護師のワクチン義務化が4月がら導入されそうで、医師看護師はデモを行ったようです。ウェールズでは義務化にはならないので、転職も可能なようですが、患者には接種して自分は打ちたくないという医療従事者って人間の久住(クズの変換ミス)としか思えません。
イギリスでは、ワクチンは基本的には16歳以上で、12歳から15歳は重度の基礎疾患がある場合のみで、それ以下は接種無しです。
 
1918年のスペイン風邪で死亡した人は肺炎球菌が原因だったという話ですが、今回も、細菌性肺炎や敗血症で死亡した人が多かったようです。しかもイギリスでは、抗生物質を処方せず放置して殺しています。また、高齢者に対して、「蘇生処置拒否指示」を発令し、放置して殺したケースが問題になっています。
 
イギリスでは、昨年の12月の選挙で、与党保守党が、200年保守だった議席を、リベラルデモクラティック党1万7957票と保守党1万2032票と約6000票の大差で失っています。これ以上、無意味な新型コロナ対策を続けていたら政権を失うと悟ったのだと思います。
 

英与党・保守党、200年近く維持した選挙区の議席失う 野党・自由民主党が補選で圧勝 - BBCニュース

イギリスのボリス・ジョンソン首相に近い与党・保守党の下院議員が議会規則に違反するロビー活動で辞職した問題で、空席になった議席の補欠選挙が16...

BBCニュース

 

 

もしも、新型コロナが存在しなかったことが知られたら、グローバリストとその家来たちは、一般民衆に袋叩きにあうことは必至ですから、新型コロナが武漢のラボからリークしたというシナリオをグローバリストが宣伝することは納得できます。

また、ワクチンを大量購入した日本政府が使用せずに廃棄となった場合の責任を回避するために、日本は新型コロナの流行を長引かせて、ブースター接種の時期を前倒しにしてまで国民に打たせようとしています。

オミクロン株はどの国でも大した被害をもたらさずに終わっているのに、マスコミは報道しないで、何が原因で死亡したのかわからない病死者のニュースで恐怖を煽りにきています。

ワクチンの後に1400人死亡してもワクチンを推奨し続ける厚労省が不思議ではありませんか。

一体その後ろに何があるのか理解したいと思わないのでしょうか。


飛行機事故

2022-01-24 | バージョン


ヘミングウェイのウィキ

1954年、『老人と海』が大きく評価され、ノーベル文学賞を受賞。同年、二度の航空機事故に遭う。二度とも奇跡的に生還したが、重傷を負い授賞式には出られなかった。

(飛行機事故はアメリカのグローバリストが仕掛けたもの、ノーベル賞は欧州のグローバリストが授与したものだという話。 )


国連エイズ研究者ジョナサン・マンは、スイス航空の事故で死亡

Swissair Flight 111 was known as the "UN shuttle" because of its popularity with United Nations officials traveling between the organization's two biggest centers.  The flight also carried business executives, scientists, and researchers.


オランダのエイズ研究者ユップ・ランゲは、エイズ国際会議へ向かうマレーシア航空機の墜落事件で死亡

ランゲは『PLOS Medicine』誌の編集者記事において、活動家たちのグループが曝露前予防(英語版)の治験を妨害していることに言及した。また、活動家たちにより、欧州においてCCR5受容体拮抗薬(英語版)の治験が妨害されたことにも、ランゲは不快感を表明した[8]。 

暴露前予防について
アフリカでマラリヤ治療のヒドロキシクロロキンを服用している客は、HIV陽性売春婦からHIVを感染させられることはないという調査結果があるということ、この結果は公表されていないが内部告発者により語られている

ランゲは、この結果をオーストラリアの会議で公表しようとしていたのではという話がある。

HPVワクチンが無意味だという理由

2022-01-22 | ガーダシル症例
子宮頸がんとHPVの関連を発見してノーベル賞を受賞したハラルド・ツア・ハウゼンは、

「HPVだけでは子宮頸がんを発症させず、コファクター(補助因子)が必要」として、何がコファクターなのかを探しまくったが、結局見つけられなかった。

90%の女性がHPVに感染しても、そのうち、子宮頸がんを発症するのは数%以下である。

コファクターと考えられる一つは、性交開始年齢がとても低いこと。

HeLa細胞の提供者であるヘンリエッタ・ラックスさんは、最初の息子さんを産んだのが14歳だった。

日本でも、子宮頸がん罹患者で本を出している女性たちは、14歳や15歳ころから性交をしていたことを書いている。



その科学的な考察は
子宮頸部の構造が初潮のころに変化することで、扁平上皮細胞と頸管腺細胞の接合部が、子宮頸部の奥に移動することである。

そのほか、リンチ症候群の患者は子宮頸がんにも罹患しやすいという報告もある。

m1シュードウリジンがTLR7と結合しないという話から

2022-01-20 | 新型コロナワクチン被害
北海道の鹿先生という方が、ニコニコ動画というもので、

修飾ウリジンのmRNAがTLR7を活性化しないという話をしていました。
制御性T細胞が増えているので、がんが成長してしまうという恐ろしい可能性でした。


修飾ウリジンがTLR7と結合しないなら、修飾ウリジンのmRNAがリボソームに認識されるのかが気になりましたので、調べてみました。


NIHのがん研究所からの論文で米国化学学会に投稿されたもの


mRNAワクチンに使用されている修飾ウリジンmRNAがタンパク質発現に有利ではない可能性について議論していました。

修飾ウリジンが、mRNAの一部でハイブリダイズして安定なループを作り、リボソームでの翻訳開始を阻害するかもって。

特に、最初の5′-UTR領域にウリジンがあると危ないらしい。
新型コロナのmRNAの5′-UTR領域にはウリジンがある。

実験は、シュードウリジンで行われたもので、メチル基のついたm1シュードウリジンではないので、明言はできないけれど、TLR3と結合しないようなので、おそらくタンパク質との相互作用を阻害する何かがあるんじゃないかという話。

One important aspect revealed by these studies is that m1Ψ is
not a panacea for protein production. While for most mRNA
sequences m1Ψ performed as well or better than uridine, in
some it performed worse. Similar observations have been made
for pseudouridine, which in one study was found to be
incompatible with protein output from mRNAs containing
structured viral internal ribosomal entry sites in their 5′-UTR
region.57 The efficient translation of many different m1Ψ-
containing mRNAs suggests that the secondary structures
induced by this modification do not activate immune sensors.
This may reflect their small size or greater dynamics relative to
the stable duplexes found in classic TLR3 agonists such as
poly(I:C) or the intrinsic ability of m1Ψ to impede the protein−
mRNA interactions responsible for immune activation

ただ、ファイザーの動物実験では確かに、ルシフェラーゼが発現しているので、5′-UTR領域も含めて、なにか違いがあるかどうか調べてみないといけませんね。

この論文でも、mRNAが自然免疫システムを活性化しないので、ワクチンには他のアジュバントが必要で、脂質ナノ粒子がその役割を担っているのではと書いてありました。

免疫応答を刺激すると、タンパク質合成が抑制されるので、アジュバントとmRNAを分けることは有利なようです。

脂質ナノ粒子はどの受容体を刺激するのかも調べないといけませんね。

Vaccines often require coadministration of adjuvants, which
are agents that prime the immune system to respond to an
antigen of interest. In the case of tozinameran and mRNA-1273,
this role appears to be fulfilled by the lipid nanoparticle, which
can be tailored to predictably activate the immune response via
mechanisms that do not halt protein production.51−53
Separating the adjuvant from the nucleic acid component of
the vaccine reduces the chance that the mRNA sequence
composition may influence vaccine efficacy. This potentially
increases the strategy’s generality and also opens the door to
other applications, such as treatment of autoimmune disorders54
and therapeutic protein replacement.55 

あと、脂質ナノ粒子がマスト細胞を直接活性化させるという意見もあります
マスト細胞が活性化されると、大変なことになります。

Direct activation of mast cells by the LNP

The direct activation of mast cells or basophils leads to degranulation via various receptors including opioid receptors, Mas-related G protein–coupled receptor X2 receptors, and other yet-to-be-defined receptors for contrast agents.14 , 15 Because mast cells are poised to respond to pathogen danger signals, it is feasible that connective tissue mast cells in the muscle may degranulate in response to interaction with the LNP. A recent publication described efficient transfection of human mast cells using an LNP delivery system,22 presumably via phagocytosis, suggesting that the mast cells may take up the COVID mRNA vaccines. After phagocytosis of the LNP, a dispersed component of the vaccine may directly stimulate mast cell degranulation. Alternatively, the disruption of the mast cell endosome by the phagocytosed LNP may also lead to mast cell activation. Precedent to support the latter hypothesis comes from observations noted during intracellular listeria monocytogenes infection of mast cells. In vitro experiments demonstrated that incubation of listeria with mast cells led to measurable degranulation, potentially related to disruption of the phagolysosome and/or the direct activity of the lysteriolysin O toxin.23 To our knowledge, neither the Pfizer-BioNTech vaccine nor the Moderna mRNA vaccine has been tested in vitro for its ability to degranulate mast cells, platelets, or other granulocytes.


VAERSの死亡報告を読むと、基礎疾患の項目に、アレルギーというのが多いことに気が付きます。日本人だと、スズメバチやアブのアレルギーの方たちが亡くなっていました。

シュードウリジンが、mRNAの最初にリボソームに入る領域にあると、翻訳が阻害されるという実験している論文
この論文では、シュードウリジンと5ーメチルシトシンで修飾したmRNAではもっと悪化することも示してあります。