友に呼び出されたこの日、徳川園の蘇山荘でランチをしました。
先客のあとに続いて、
暖簾をくぐると、
和風の平屋の建物。
昭和12年の汎太平洋博覧会で迎賓館として使われた国の登録有形文化財です。
中に入ると、先客はおらず、
我々が最初の客でした。
窓際の席に就いて、メニュー拝見。
への次郎 「ん!」
「王位戦 勝負めし」の文字が目に。お値段、きしめんの名店住吉の3倍超!
友はハヤシライス、への次郎は徳川園風きしめんに決定。
注文後、友の鑑賞談が始まりました。が、
への次郎の注意力は、和風庭園に。やがて、
友の饒舌を遮るように、サーっ!
ハヤシライスです。
つづいて真打の登場です。が!
海老なし、金粉なしの極超シンプルなお姿。
への次郎 「まじかぁーっ!!」
食べてみました。
カツオだしがよく効いたお汁は、微妙なとろみ。でも、ほかの具材は普通だし、麺も。
友 「どうだぁ~、1540円の味?」
きしめんショックに返答もできませんでした。
蘇山荘から出てくると、可憐な冬牡丹。でも、
このショック、和らげることはできませんでした。
このあと、喫茶店に入り王位戦について調べました。
この王位戦は去年、徳川園で行われた第65期王位戦第1局(藤井VS渡辺)。
用意された勝負めしは、これ。
確かにありました、左から二つ目。
このきしめん、藤井王位が選択、第1局に勝利。
への次郎 「ほぉ~、藤井君も・・・」
検索結果に、きしめんショック、少し和らぎました。