への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

たび先ランチ 農家レストラン 茅(かや)

2021年10月30日 | ランチ

明知鉄道明智駅で、SLの乗車体験の様子を見学したあと、恵那市岩村にやって来ました。

ここは、NHKの朝ドラ「半分、青い。」のロケが行われた町です。その岩村のちょっとはずれに富田(とみだ)地区があって、ここに農家レストラン(かや)があります。

 

農家レストラン 茅

こちらさんかな

 

駐車場から建物を見ると、

雰囲気ある~っ! 原田泰司の絵のようだ

 

小さい戸を開け、くぐって中に入ると、

おや、ちと、煙っている

土間の奥に囲炉裏があり、薪をくべていました。

 

座敷に通されました。こんな感じ。

 

右にも同じような部屋が。さらにその右が土間と囲炉裏という構造です。

障子を取り払うと、一つの大きな部屋になる

 

テーブルにあったメニューを見て、注文が決まりました。

ふるさと定食1つ。天ぷら定食1つ

 

ここは「茅の里とみだ」といい、120年を超えるかやぶき屋根の古民家を再生した、一棟まる貸しの旅館です。土日の昼は、農家レストランとして営業しています。

 

出てきました、奥さんのふるさと定食

そば、わらじ型の五平餅、それに味噌だれのかかった煮物です。

ここでは未婚の男女を招いて、そばの種まきをしているそうです。参加した人どうしで結婚した人たちがいるそうで、そこから、ここのそばを縁起そばと云っているそうです。

めでたい!

 

つづいて、への次郎の天ぷら定食です。

四角豆など7種類の野菜の天ぷらの下に、そばかりんとうが敷いてありました。ほかに、たくわん、こんにゃくと野菜が入った小鉢、なます、それに奥さんと同じ煮物。お米は、地元富田産コシヒカリ100%使用とか。

味はちょっと意外。田舎風の濃い味ではなく、上品な薄味でしたよ。

 

会計は税込み、ふるさと定食1100円、野菜定食1000円でした。

 

お腹も満たされ、時計をチェック。

SL体験乗車まで、あと1時間半あるなぁ

ということで、周囲を散策することになりました。

 

富田地区

この地区は農村風景がいいということで、国土問題研究会から「農村景観日本一」の称号を受けています。

 

農家レストランの裏に行くと、蔵の近くに柿の木。

おや、木の下に石がある

 

何だろう、神様かな

 

道なりに行くと、お堂がありました。

説明書きによると、薬師堂です。

18世紀初頭の創建。この建物は、何回か建て替えられているようです。ここのご本尊は眼病にご利益があるとか。ところがあるとき、ご本尊と薬壺が盗まれて。ご本尊は、愛知県の三河地方で見つかって、取り戻したそうですが、薬壺の行方は分からないそうです。

お気の毒に

 

地区内に、このお堂を含めて5つのお堂があります。これを最後まで、座らずにめぐるとご利益があると、言い伝えがあるそうです。

ふ~ん

 

感心していたら、いい時刻になっていました。

お堂めぐりは、次回だ

 

来た道を駐車場まで引き返し、明智駅に向かいました。