奥さん 「今日じゃなかった?」
への次郎 「そうだった!」
片付けていた正月飾りを新聞紙でくるんで、急いで出かけました。
への次郎 「ここだよね、去年来たの」
奥さん 「急いで! 始まりそうよ」
急いで神社の中に入ると、
ちょうど火が放たれたところでした。
急いで正月飾りを係のおじさんに渡したら、
あっという間に炎が大きくなり、青竹がパンパンと音を立ててはじけ始めました。
への次郎 「間に合って良かったね」
奥さん 「これで、ひと安心だわ」
しばらく火を見ていて、火が落ち着いてきたところで、
への次郎 「折角だから、参ろうか」
この人たちの後に続いて神社に参り、家内安全をお願いして振り向いたら、
係のおじさんたちは、お酒を飲んだり、たばこ火をつけたり。
すでに一服していました。
帰り際、社務所の壁に貼ってあった紙が目に入りました。読むと、
への次郎 「午後2時から餅焼きかぁ」
奥さん 「3時半からは焼き芋配布も」
行事はまだまだ続くようでしたが、我々はここまで。係の人にお礼を言って神社をあとにしました。