夫が今の病院に褥瘡で入院してから2カ月余り、ずっとコロナで面会できない状態が続いています。 その間、絵手紙を送ったり、看護師さんから写真付きのお便りを頂いたりして、会えなくても、何とか繋がりを保ってきました。
お陰さまで褥瘡の手術が成功し、リハビリを主にした今の病棟に2週間前に移ったことで、リモート面会が出来るようになり、今日がその第1回目の面会でした。
2カ月ぶりに病室のベッドにいる夫の姿が映し出され、先ずは元気な姿にホッとしました。 慣れないせいか、なかなかこちらを見てくれなかったりしましたが、こちらの問いかけに反応してくれましたし、娘からの母の日のプレゼントのブラウスを描いた絵手紙を見せたら、チラッと笑顔も見せてくれました。 来月の父の日には何か欲しいものがあるか・・・と聞きましたが・・・悲しいかな・・・何のことか分からなかったようでした・・・そして10分間の面会時間はあっという間に終わりました。
相変わらず食事が進まないようで、鼻からチューブで栄養補給していることが心配で、帰りがけに予約はしていませんでしたが、ケースケースワーカーさんの処に寄って、しばらく話をしてきました。 何故食事を食べないのか・・・ドクターも首を捻っていて、もう少し様子を見よう・・・と言うことになっているのだそう。 食事を食べるためのリハビリもやって頂いているそうですが、認知症の症状の一つとして、食事をとるという行為そのものを忘れてしまう・・・脳からの指令が届かなくなっている・・・など原因は色々考えられるが、現在のところはっきりとした原因が掴めないない状態で、しばらく様子を見てドクターが判断すると思う・・・と。 マァ、焦らずに見守りましょう・・・すぐに退院しなくてもいい病棟ですから・・・と。
何と、厄介な病気なのでしょう。 人生の最終段階でこんな病気になってしまった夫が哀れでなりません・・・ 夫が少しでも穏やかな日々を送れるよう、できるだけのことをするつもりでおりますが・・・