曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

NHK日曜美術館 “描くという祈り” 西田俊英

2023-10-30 | 絵  ③アレコレ

ムサビ在学中に一度だけ

緊張しながら日本画の指導を受けたことのある

西田俊英先生が屋久島に一年移住して描き上げた大作が

昨日NHK日曜美術館で放映されました

武蔵野美術大学教授の退任展として

武蔵野美術大学美術館で11月19日(日)まで開催中だそうです

ムサビ在学中から院展入賞を果たすなど

素晴らしい業績を残された先生が

屋久島で巨樹に出会い感銘を受け屋久島に移住し

何日もかけて徹底的に取材をして日本画に制作していく過程は

息を吞むほどの緊迫感がありました

 

スケッチ

 

 

 

 

 

 

 

 

会期中に是非見に行こうと思っています

明日からいろいろ予定が入っているのですが何とか時間を作って

懐かしい鷹の台の本校へ行ってこようかと・・・

幸い立川からムサビ行きのバスが出ています!(^^)!

実際に通信課程でご指導いただいた

東俊之先生は昨年亡くなってしまいお会いできないのがとても残念ですが・・・

 

                    

 

西田先生の気迫あふれる作品と絵に対する純粋な姿勢に圧倒された後

午後から地域のフリーマーケット開催のお知らせを

ホームの担当者から配られていたことを思い出し

ちょっと覗いてみる気になって出かけてきました

ホームから歩いて5分くらいの

路地にテントが並び

手作り小物や古着や瀬戸物類に食べ物の屋台などなど

もぎたて柿もあったようですが午前中に売り切れたそう

それでも

和布を使った可愛い小物類を出している方が何組かいて楽しめました

皆さん作るのが楽しみ・・・と言って

本当にびっくりするくらい安い値段でした

前から良いな・・・と思っていたパッチワークの袋もありました

 

縦横それぞれ40cm位のバックは両面に丁寧なパッチワークが施されていて

内側にファスナー付きとオープンポケットが付いていて使いやすそう 

何と500円の値段にびっくり!!(生地代にもなりませんね)

『喜んで使ってもらえれば嬉しい』・・・とお婆さん

(お婆さんだなんて、失礼ですね・・・多分私と同じ位かもっとお若いかも

こんな可愛い財布も買いました(散歩用の小銭入れとして)

マジックテープがチョット曲がってついているのもご愛敬(^_-)

 

そしてこれは洗濯ばさみに

布を被せ赤ちゃんのお顔をつけて可愛い留め具

レースのカーテンの裾をチョッとつまんで止めるのにいいかも・・・と

買いました~~(これも別のお婆ちゃんから500円!で・・)

300円以上買った人にはお土産として

花の苗を頂けるということで

ピンクのサクラソウ?を頂いて

今朝寄せ植えの仲間に入れて植えました

昭和の時代の温かなぬくもりを感じるフリマでした

『来年もやるから来てね!』との声を

背中に受けてご機嫌で帰ってきました

 

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回った歯車 茨城の家へ・・・

2023-10-27 | あれこれ

昨日は懸案事項の一つである

以前の住まいへ行ってきました

こちらに転居してから約5カ月が過ぎ

なんとかこちらに住む決意ができたところで

戻ることはなくなった家の最終整理をするためです

家の窓開けなどをしてくれていた不動産業者を

紹介してくれた知り合いが駅まで送迎してくれて大助かり

家で待っていた不動産業者さんと落ち合って

簡単な打ち合わせの後

一人で残って整理をしました

万が一こちらに帰ってくることになっても

生活できるよう最低限残してきたものや

絵も整理しました

絵は一枚だけこちらに送ってもらうよう知人に頼み

後は彼が不動産屋さんともう一人の友人の3人で立ち上げた

障害をもつ子供達のための施設で使ってもらうことになりました

彼らは地域活性化のために

本業の傍ら仕事の場を作る活動をしているのだそうです

これまで焼き肉店やネイルサロンも立ち上げてそれぞれうまく回っているとか

すべてボランティア活動の一環だそうです

初めて知った知人のもう一つの顔でした

大きなソファや机 書棚など大きすぎて

引っ越しの時買い取り業者も引き取ってくれなかったものがそのまま置いてあって

これらを捨ててしまうのは可哀そう・・・と思っていたところですので

生かして使ってもらえるなら願ってもないことヽ(^o^)丿

ついでに冷蔵庫や洗濯機 掃除機や 電気ストーブや

大判ホットカーペットも役に立ちそうです

買い取り業者さんからピアノは自分で運べないので勘弁してもらいたい・・・

と言われてそのままにしてありましたが 不動産屋さんが

売ってくれてその代金を不用品の処理費に回すということになりました

これでひとまず整理が終わり

あとは良いお客さんを見つけてもらうのを待つばかりとなりました

それにしても・・・

家は人が住んでこそ輝くものだ・・・とあらためて感じさせられました

30年余り住み続けた家でしたが

空き家となった我が家は侘しいばかり・・・

この家が大好きだった夫に申し訳ない・・・と心の片隅で思っています

 

訪れる人がみなさん居心地が良い・・・と言って下さった家でした

見出し画像は玄関前の様子です

ミカンを挿した窓辺の木の枝にメジロが良く遊びに来てくれました

チョッと乱暴者のヒヨドリも来ました

夫が好きで育てていた手のり盆栽

春に先駆けてクロッカスが花開きました

サクラゲンカイツツジも良く咲いてくれました

何よりも

友人たちが遠くからよく遊びに来てくれました

良いご家族に住んで頂けますように・・・祈る気持ちで一杯です🙏

 

現地に10時に着くために7時40分に家を出た時には

中央線はラッシュの時間帯でした

神田では9時少し前ですので混雑はなく

常磐線はゆっくり坐って行けました

久し振りの常磐線は中央線に比べて揺れも少なく

空の広さが気持ちが良かったです!(^^)!

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根川緑道から水辺への散歩

2023-10-23 | 絵  ②スケッチ

願ってもない散歩日和の昨日

立川の散歩Aコース(根川緑道 普済寺から水辺)で前回廻りきれなかった

多摩川方面へ歩いてきました

ホームから前回歩いたコースを再び歩いて

モノレールの下の大通りを南へ行くと

多摩川に掛かる立日(たっぴ)橋が見えてきます

多摩川です

橋の途中 歩道で簡易イスに座って熱心に年配の男性がスケッチしていました

画板にはがきサイズの用紙をセットして橋から見える多摩川を描いておられました

強い日差しの中で集中して筆を走らせる姿が眩しかったです

立日橋を渡ると日野市です

そこで地図に載っている日野渡船場跡を探しました

地元の方々に聞いてもこの辺りだと思うけれど・・・と

地図を見るとあの方面だという言葉に従って歩いて行くと

土手沿いにひっそりとありました

ここで折り返して日野の渡し碑へ

途中サイクリングロードをたくさんの人々が

気持良さそうにペダルを踏んで通っていきました

下水処理場の横にあるはずがなかなか探せず

地元の方々?に聞いても

『そんな碑があるんですか~~』・‥"(-""-)" と!?

野球場の管理人さんに聞いたらとのアドバスをもらって

やっと行きつきました(^-^;

立派な碑でした

やれやれ💦これでAコースをすべて歩き通したことになりますヽ(^o^)丿

昔のこの辺りの人々の暮らしに思いを馳せながら

帰りは再び根川緑道から普済寺経由してホームへ

緑道沿いのお宅に庭がハロウィン仕様になっていて可愛い

残堀川

アオサギ

ハトも長閑に散歩中?

見出し画像は多摩川の河川敷から遥かに見える奥多摩の山々を望んだところです

中央線が結構頻繁に通って行きます

広い河川敷では野球をはじめ球技のコートがいくつもあって

皆さん休日を楽しんでいるようでした

長閑な良い風景でした・・・

疲れたら無理せずモノレールやホームの送迎バスを利用しよう・・・と思って

出掛けたのですが久々にいつものスケッチ姿(背中にリュック)で

元気が出たようで往復疲れも感じずに歩くことができました

15,387歩(10,770m)

約2時間15分のウオーキングでした(途中カフェでランチ)

 

以前住んでいた地域で毎年お正月に七福神巡りがあって

参加したところ

約11キロのコースを完歩したものの

翌日から左ひざに違和感を感じて整形外科で診て頂いたら

膝に水が溜まっていると言われてびっくり

『大したことはないのでその内水は引きますよ』との

先生の言葉通り違和感はなくなったのですが

それ以来長距離を歩くのはなるべく避けていたのです(^_-)

それが・・・ 

今朝になっても足腰に変わりはありません

痛みは明日以降に出て来るでのしょうか・・・

 

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いい けしき

2023-10-20 | 絵  ③アレコレ

ホーム内で11月に開かれる秋の作品展に出品しようと

作品の整理をしている中で

久し振りにまど・みちおさんの画集が目に留まりました

まど・みちおさんの絵には詩が添えられていました

見出し画像に添えられていた詩です

 

「いい けしき」

 

水が よこたわっている

水平に

 

木が 立っている

垂直に

 

山が 坐っている

じつに水平に

実に垂直に

 

この平安をふるさとにしているのだ

ぼくたち

ありとあらゆる生き物が・・・

 

            

 

もう1篇ご紹介したいと思います

 

「根」 

 

ない

今が今 これらの草や木を

草として

木として

こんなに栄えさせてくれている

その肝心なものの姿が

 

どうして ないのだろう

と 気が付くほどもできないほどに

あっけらかんと

 

こんなにしてきえているのか

人間の視界からは

いつも肝心かなめなものが

 

この詩にはこの絵が添えられています

 

まどさんのこの画集には谷川俊太郎や河合隼雄や江國香織などの言葉も寄せられています

 

               

 

こんな詩に今日心惹かれたのは

秋のホームでの作品展には「大銀杏」の絵を出そうと思っていたところ

昨日たまたまNHKの「神様の木に出会う・ニッポン巨樹の旅の再放送があり

放映されていた巨樹の中に青森県北金ケ沢の

「垂乳根の銀杏」がありました

子供の頃から大銀杏の隣に住んでいらした元小学校の校長先生が

銀杏の足元にアスファルトの道ができ便利になったものの

銀杏の葉がだんだん小さくなっていることに気が付き

保護活動に取り組まれた結果

今は以前と同じくらいの大きさの葉をつけるようになった

人間の便利さへの欲求とそれに傷つく自然・・・

まど・みちおさんは詩に詠んで

私達に本当に大切なことへの気付きを

示してくれています

 

日本一いいえ世界一の大銀杏(樹齢1,000年以上 樹高31m 幹周22m)の

四季の様子をご覧ください

 

新緑に燃える春

緑みなぎる夏

そして秋

 

独りよがりのとりとめのない話にお付き合いいただき有難うございました(^-^;

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去年と全く同じことをしていました(^-^;

2023-10-18 | 絵  ③アレコレ

昨日の夕方の散歩は普済寺から諏訪神社を巡るコース

帰りがけに近くのお花屋さんの店先に並んでいる花苗を見て

そろそろ秋冬用の寄せ植えをしよう・・・と言う気になって

パンジーとビオラとガーデンシクラメンを買ってきました

家に帰ってPCのメールを見ると

goo事務局から振り返り記事が届いていました

読んでみたらやはり秋冬用に・・・と

パンジー ビオラの花苗を買って植えていました

 

偶然とはいえ 1年前と同じことをしていることが可笑しいのと

記事中で多摩川の生物を観察されているカメラマンが

河原の草を使って器用に嘴で裁縫をして巣作りをするセッカという鳥の

巣作りの様子を紹介していたりして興味深い?ので

振り返り記事を載せてしまいました (^_-)

よろしかったら是非ご覧ください

 

振り続く秋の雨・・・

いつ降り、いつ止むともなく細かな雨が降り続いています秋晴れが続いている地方もあるようですがこちらはしばらく青空を見ていないような気がします・・・洗濯物の乾きも......
 

 

パンジー・ビオラの苗の話なのに

見出し画像はどちらもオキザリス・・・!!

以前の家の周りは毎年この時期はオキザリスの花が明るく輝いていて

毎年1枚はオキザリスをスケッチしていました

丈夫で手間なしで蕾の姿はきりっとしていて

花開くと優しくて可憐

今日もこの花がお花屋さんに並んでいて思わず手に取りましたが

こちらでは日光が足りないかもしれない・・・と思い

棚に戻しました

 

昨年は梅雨のような小糠雨が降り続いていたようですが

今年は長い長い酷暑が続いた後 急に涼しくなり

比較的穏やかで良いお天気が続いています(^-^)

 

世の中色々と心穏やかならぬことがアレコレ起きているうえ

インフルエンザが猛威を振るい始めているようですが

皆様どうぞお体お大切にお過ごし下さい

 

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