曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

Happy Birthday!! いつまでも元気でいてください・・・

2018-11-26 | 絵  ②スケッチ
『11月の誕生花はガーベラだと知って、元気なオレンジ色を選んだけど、やはりお父さんには赤が良かったかな』とは娘の感想。 夫の82歳の誕生日に送られてきました。 秋の紅葉の雰囲気を全体に盛り込みたかったようですが、お花屋さんのセンスが今回はイマイチ・・・

それで、描いていても、なんだかちょっと気が乗らない・・・ 優しい気持ちは夫と共に嬉しく頂きました~~

ヘアーサロンに行って、夫が82歳になったと話すと、『えっ、それではTさん、ご主人と一回り以上違う年の差婚なの??!!』と。 「まぁ、なんという嬉しい言葉!! そんなに若くみえる??」と大笑いの一幕でした。

「いつまでも元気でいてください」と皆さん気軽に言ってくださいますが、この年になるとなかなか複雑な思いがあります・・・ 一方、昨今は「人生100年時代」と言われるようになりました。 

来月私も誕生日を迎えます。 いよいよ後期高齢者の仲間入りですが、せいぜい胸を張って、楽しく生きよう・・・な~んてちょっと無理して言ってみました~~

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なぜ美男!なの??

2018-11-18 | 絵  ②スケッチ
散歩の楽しみは、四季折々の景色の移ろいを愛でながら、行き交う人々と交わす短い会話、そして彼女たちと一緒に散歩しているにワンちゃんの頭をなで、道端で一輪挿しにピッタリな草花と出あうこと・・・などなどたくさんあります。

昨日も農家の垣根越しに伸びている赤い実を見つけました。 一つの実に小さな丸い実が仏様の頭のようにびっしりついています。 何年も同じ道を歩いているのですが、今年初めて見つけました。 帰って名前を調べてみると、「美男カズラ」と。 「実(さね)カズラ」の別名ともありました。

しかし、そもそもこのゴツゴツの実のどこが美男なのかしらん?? 
調べていくと、分かりました。 赤い実ではなく、昔この木の若いツルから粘液をとって男性が整髪料として使っていたからなのだそうです~~ この鬢付け油で美男になった??

花言葉は「また逢いましょう」 「再会」 「好機をつかむ」だそうで、万葉の昔にその花言葉にピッタリな歌が詠まれていたことに、驚きました。

  核葛(さねかずら) のちも逢ふやと  夢のみに
     祈誓(うけひ)わたりて 年は経(へ)につつ
               ---柿本人麻呂 (万葉集)

私たちにとっては、次の歌の方が馴染みがあるかもしれません・・・

  名にし負はば 逢坂山の さねかずら
     ひとに知られで くるよしもがな  
 ---藤原 定方 (後撰集)


ゴツゴツ頭の赤い実から久方ぶりにお勉強させて頂いた気分です。


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友からの秋便り

2018-11-16 | 絵  ⑤絵手紙
仕事を辞めてポッカリ空いた心を埋めてくれたのが、絵手紙でした。 「下手でいい、下手がいい」の小池邦夫さんの言葉に背中を押されて、恐るおそる絵手紙協会の通信教育の門をたたいたのです。 課題の絵手紙に添えられた先生たちの優しく温かな添削の言葉に励まされ、全国の絵手紙仲間たちの輪に加わって、夢中でハガキに向かった日々でした。約20年近く前のことです。 

その後、永沢まことさんの「ペンスケッチ」に入門し、それだけの経験でムサビの通信課程の日本画科に入学し、古希を迎えた年に卒業。 その間絵手紙の仲間は温かく見守り励まし続けてくれました。

そんな、仲間から今も絵手紙の便りが届きます。 ゴム版や折り紙をうまく取り入れて楽しい工夫がいっぱいの絵手紙です。 今日も福島の友から、ハナミズキの彩りの便りが届きました。 

左上の柿は和紙で折られた封筒で、その中に和紙に紅葉の葉が明るく描かれた手紙が小さく折りたたんで入っていました。 ホッコリ気分のおすそ分けです・・・

つい最近、「己書」なるものを、ブロ友から教えられました。 興味津々です・・・ 世の中には色々な楽しみがあるのですね・・・
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藪に灯るカラスウリ

2018-11-12 | 絵  ②スケッチ
先日の日曜日、市内一斉清掃日でした。 清掃分担は前の公園と決まっているのですが、少子化の影響もあってかこの公園で遊ぶ子供の姿がほとんど見られないのは寂しい限り・・・それでも、植え込みや広場に生い茂る雑草のお手入れは欠かせません。 とはいえ、自治会でシルバーさんを頼んで公園の草刈りを定期的に行ってくれていることもあり、一斉清掃の日の草取り仕事は気楽なもの。 もっぱら手を動かしながらご近所さんたちとのおしゃべり交流会となっています。

一応真面目に、植え込みの低木に絡む雑草を引き抜いていると、雑草に絡まった弦が伸びてきて、なんと見事に赤いカラスウリの実がいくつもイモずる式に顔を出してきました。 これはラッキー!とばかり枯葉ごと引っ張り、家に持ち帰って、目下我が家の玄関を元気色で明るくしてくれています。

ご近所の皆さんの中で、カラスウリを知らない方がほとんどで、夏の夕べ妖しくレースのような白い花を咲かせるのだ、と話すとビックリされて、こちらもこれにはビックリ!!
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鉢の白い毛糸のカバーが気に入っていたのに・・・  

2018-11-06 | 絵  ②スケッチ
秋晴れの文化の日に行きつけのイタリアンレストランへ。 毎年この日にお隣のお蕎麦屋さん、自然食レストランとが会場を提供して、手作り小物や工芸品、ミニ観葉植物などの制作者と共に楽しいバザーが開かれ、チョットしたお祭り気分に浸れるのです。 オープンスペースではジャズの生演奏を聞きながら、飲み物と軽食を楽しむこともできます。 

そこで目についた、秋色の花の寄せ植え。 白い毛糸で編まれた鉢カバーが愛らしく、温もりいっぱい!! 
家に帰って、散歩で見つけたドングリと紅葉を散らして・・・ 描いてみました~~

ところが、花とドングリなどの脇役に気を取られ、肝心の鉢カバーは見事にズッコケてしまいました~~💦 ム・ズ・カ・シ・イ(~_~;)
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