曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

リフレッシュタイム➄・・・アウトレットモール&カフェ

2020-06-30 | 絵  ②スケッチ

夫のお泊りも3回目となり、施設のスタッフさんやケアマネさん、そしてもちろん私の心配をよそに、夫は穏やかに過ごせているようで、一安心できるようになりました。

そこで昨日は、思い切って出掛けてきました~~ 阿○プレミアムアウトレット。 約半年ぶりに、大好きな?「安物買いの銭失い」でのストレス解消を目指して・・・ ところが、余りの人の少なさに驚き、また、各店舗に置いてある商品がこれまでに比べると目に見えて少なくて、いまいち調子が上がらず・・・

そこで、これ迄覗いたことがない、お店をゆっくり見て回ることにしました。 その中にアシックスのお店がありました。 そこで、ラッキーなことに、大好きなペデラを見つけました~~ 長年履いていたペデラの靴は海外スケッチをはじめ旅には欠かせない快適な靴でしたが、骨盤の歪みのせいで靴底が妙な減り方をしてしてしまい、捨ててしまったまま、別の靴で間に合わせていたのです。 『大分お値下げしていますよ』とのスタッフさんの声に、早速試し履きをしてみると、やはり履きやすい!! 気になるお値段は、半額近い9,900円のお買い得!! 良い買い物ができました~~ 毎日のウオーキングが楽しくなるはず。

 

 

これで、足元を固めて・・・と思っていたら、何と間が良いこと、一月ほど前に注文していた、オーダーメイドインソールが今朝届いたのです。 これを、靴の中敷きとして、ペデラに入れて歩けば、鬼に金棒! なにより、骨盤のゆがみが矯正され、姿勢スッキリ、両足の長さも揃って、健康美人になれるはず!! インソールは会社が毎年1回検査をして、姿勢や重心バランスをチェックしてくれることになっているので安心です。

 

 

もう1点、なかなか見つからなかった麻100%の白の長ブラウスも見つけることが出来て大満足(価格も40%引き!)

帰りがけ、ちょっと寄り道して、モーツァルトカフェで一休み。 (見出し画像はその時のスケッチです。 余分なものまで描いてしまいました~~ 

そこは以前、教え子が案内してくれた、雰囲気が良くてゆっくりできるカフェです。 彼女は高校卒業後、関西の大学に進学し、卒業してから実家に戻り、東京で仕事をしている中で鬱病を発症してしまい、何故か、そんな中で一緒にコーヒーを・・・と声を掛けてくれたのでした・・・ 待ち合わせ時間に1時間も遅れて来たり(病気のせい・・・?)しましたが、とりとめもない話をして別れたのでした・・・

今は大型オートバイを乗り回して世界を回るほど元気になり、我が道を歩んでいます。 年1回の「オール青山美術展」には必ずお母さんと(別々の日ですが)見に来てくれて、最近では感想を手紙に書いて送ってくれるようになりました・・・

そんな彼女を思い出しながら、美味しいサンドイッチと紅茶をゆっくり楽しめたこと、そして、何より、時間を気にせず、のんびりできる豊かなひと時を楽しむことが出来て、命の洗濯をした思いです。

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綱渡り・・空中ブランコでした~~ 

2020-06-28 | 絵  ➅油絵

前回の記事で続き希望のリアクションボタンが多かったので、勝手に油絵週間として、夏のスクーリングで描いた静物画を1枚だけ載せたいと思います。

すべてはここから始まりました。

模造紙を4枚(だったと思う?)繋げて、そこに好きな色で、好きな筆で、心のままに線を書きなぐる・・・ それを別々に3枚書いて、提出。 思い切って自分を解放せよ・・・ということだったのでしょうか・・・??

作品は毎回、講義とスケッチを含めて3日で完成させることが要求されました。 用意されたモチーフを、自分の好きなアングルで描きます。 いい場所が取れればラッキーですが、なかなか思うようにはいかないことが多かったです。

形状や材質が異なるものの組み合わせは、それぞれをそれらしく表現しなければならず、大分てこずりました~~

 

講義は下のような板書と共に行われましたが、サッパリ頭に入らず、考えることは制作の事ばかり 時間内に描き上げることができるか、どうか‥等々

文字通り、綱渡りの3年間でした~~ 見出し画像の空中綱渡りの大蜘蛛とは全く異なる心細い状況でした~~(念のため) それでも、どこか心の中では楽しんでいたような気もします。 必修科目と選択科目のそれぞれに、レポートがあり学科試験があり、作品提出にスクーリングでの制作、勿論、再提出、再試験も当たり前にありました~~ いつもやらなければならない課題を抱え、四苦八苦でしたが、学ぶ楽しさを初めて味合わせて頂いた、と思っています。 若い頃のあの浮ついた学生生活は一体何だったのでしょう。 恥じるばかりです・・・

本校があった鷹の台へは、国分寺駅から美大前までのバスではなく、西武国分寺線に乗って鷹の台駅で下車し、玉川上水沿いの道を景色を楽しみながら大学まで約20分歩いて行きました~~ 丁度良いウオーミングアップになりました。

在学中はいろいろ予期せぬことが起きたりしましたが、なんとか卒業できて良かったです。 当時、通信教育課程の学生が卒業できるのは、全体の約3割だから、と最初の講義の時に教授から聞かされ、その厳しさに驚いたことを思い出します。 確かに、脅かしではなく、学年が進むごとに見知った顔がいつの間にか、見えなくなっていることは、珍しいことではありませんでした・・・

キャンパス内のスケッチをしていた時に見つけた四葉のクローバー・・

今も、押し葉にして、教科書に挟んであります

 

生涯教育として、シニアの間でもう一度学びなおそうという機運が高まっているようで、ムサビの仲間にも中高年の方々が大勢いらっしゃいました。 年齢を重ねたからこそ描ける絵があることも知りました。 かなり、いい加減な気持ちで入学してしまいましたが、今絵を描く幸せを手にすることができて、良かったと思っています。

 

退屈な記事に長々とお付き合いいただいて有難うございました。

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初披露・・・油絵「静物」

2020-06-26 | 絵  ➅油絵

これ迄、このブログでは絵手紙とペンスケッチ、そして日本画をご覧頂いてきましたが、今日は絵の整理をしているうちに出てきた油絵をご紹介してみようと思います。

ムサビの通信教育課程の2年生に編入学して(一応大卒の資格はあったので)、日本画か油絵か決めるために、両方選択して描いていた時の作品です。 

なにしろ仕事を辞めてから初めて、絵らしいものとして始めた絵手紙と、その後のペンスケッチの経験しかないのに、美大ではどんな授業がされているのか、覗いてみたくなり・・・通信なら気楽に何時でも止められるし、いよいよ人生の後半に入り、やりたいことにチャレンジだ~~と、無謀というかノー天気というか、もう一度大学生活をエンジョイしようとお気軽に入学したのでした~~

ところが、スクーリングで知り会った10代から80代までの人たちの真剣に学ぶ姿に接し、そんな甘い考えは吹き飛んで、真面目に勉強しようという気になり(夫の病気の発症もあって)何とか最短3年で卒業に漕ぎつけたのでした~~

そんな中の、油絵での「静物」の課題で提出した一枚です。 ビギナーズラックで、思いもよらず良い点をつけていただき、何かの間違いではないか~~と頬を抓りたくなったほど。 入学するまで、日本画も油絵も1枚も描いたことがない者にとっての良い点ですから、実際は大したことはないのですが、私にとっては一大事、油絵の記念作品とも言えるものです。

結局、油絵具の強烈な匂いが苦手だったことと、日本画の奥深さに触れた思いがしたことから、専攻は日本画にしたのでしたが、その選択は間違っていなかった・・・と思っています。

 

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ハス日和

2020-06-24 | 絵  ①日本画

薄雲が垂れこめていますが、雨は止んでいます。 気になっていた隣町の水生植物園へ行って来ました。 期待通り、白い睡蓮が水面を覆っていました。  この光景から以前、自分で染めた和紙を使い、背景の葉を気に入った色合いに染まった部分で葉の形に切り取り、和紙に貼り付けて、こんな作品にして、「オール青山展」に出展したことがありました。 睡蓮の花は勿論手描きです。 『アラ、これも日本画なのね。』と見に来てくれた友人がチョッと驚いた様子でしたが、ハイ、和紙をコラージュした日本画・・・何でもありのムサビですから・・・(^_-)  その時は作品を2点出展できたので、もう一点は普通の日本画を出しました。

 

 

今朝の水生公園は古代ハスも見事に咲いていましたが、先ずは可愛いい蕾とご挨拶。

 

見事に咲ききっている花は、さすがに貫禄十分。

 

昨日の雨が葉っぱの上で水玉模様になっていて、カエルさんがいたら絵になるのに・・・

 

こんな作品も描きました・・・

 

コロナで、毎年秋に開催していた「オール青山美術展」が中止となり、例年なら一生懸命作品作りに精を出している時期なのに、正直のところ、いまいち気が抜けてしまっています。 

こうして過去に描いた作品を見ながら、こんな絵を描いていたのか・・・ と恥じながら、ここは初心に帰って、自分の中の描きたい気持ちを整理して、新たな出発をしよう・・・と思いを新たにしています。

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ラベンダーとトスカーナ

2020-06-22 | 絵  ③アレコレ

梅雨空が戻ってきました。 昨日の朝のうちにラベンダーを摘んでおいたので、今日は勝手にラベンダースティックの日。

朝からラベンダーの下処理をして、9本~11本の奇数本のラベンダーを1本分として細リボンで鹿の子に編みこんでいく単純作業です。 昨日は約100本摘んだので、9本のスティックが出来上がりました~~ 手芸店に行って、気に入ったリボンを買えば良かったのですが、手抜きをしていつも行ってるスーパーの横の百均店で間に合わせたので、見た目はやはりイマイチ  でも、新鮮な香りは生きています

ラベンダーといえば、イタリアのトスカーナにN教室の仲間とスケッチ旅行で、塔の町サンジミニャ―ノに行った時、近くの農家の庭先に咲いている大株のラベンダーが、天に向かってツンツンと花穂を伸ばして咲いていて、辺り一面に良い香りを漂わせていました~~ それが、なんとも気持ちの良い空間になっていて、しばしスケッチポイントを探しに行くことも忘れて、ぼ~~とその場に立ち止まっていて、仲間に笑われてしまったことを思い出します。

帰ってから早速、ラベンダーの鉢植えを買い、大きくなったので今は出窓の下に地植えにして、毎年香りとスティック作りを楽しんでいます。

 

下の絵は、サンジミニャ―ノのホテルの窓からスケッチしたトスカーナです。 オリーブ畑とブドウ畑が整然と広がり、気持ちの良い風が吹き渡っていました。 広場に面したホテルの横には、美味しいジェラート屋さんがあり、毎日のように通って色々な種類のジェラートを楽しんだことも良い思い出となっています~~

 

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