青空と輝く太陽が眩しい今日は、待ちに待った散歩の日!! ここ何ヶ月か、本格的な散歩に出掛けられない上に、何だかコロナ太りのようで、身体が重い・・・ で、昨日から、明日晴れたら朝一に散歩に出かけよう!と決めていたのです。 夫をデーサービスに送り出して、いざ出発。 とはいえ、3密を避けささやかに、隣町の寺廻りと利根川土手歩き。
見出し画像は徳満寺の下に流れる利根川で、ここから銚子の海まで約77キロあるそうです。 川は右から左に流れていて、 川の向こうは千葉県です。
先ずは、利根町の徳満寺へ。 ムサビで学んでいた時に、民俗学の課題で大変お世話になったお寺です。 徳満寺は約450年の歴史と格式があるお寺で、なんと寺宝として「金銅版両界曼荼羅」を所有していて、現在その寺宝は東京国立博物館に寄託されているそうです。

私にとっては、寺宝より、宮殿入り口を入った左手頭上に掛かっている、「間引き絵馬」に興味を持って、それを中心にレポートを書きました。 日本の民俗学の父と言われている柳田国男は、この絵馬を見て自分の将来を決めた、と言われていますが、利根町は柳田国男が少年時代の2年間を第2の故郷として過ごした土地で、町には「柳田国男記念公苑」があり、現在「おひな祭り」をはじめ、住民の文化活動の場として利用されています。

境内に綺麗に咲いていました~~
次に向かったのが、曹洞宗の来見寺。 ここは家康公ゆかりの寺として、寺の門を特別に赤く塗ることを許された「赤門」が有名です。 (赤い色が大分剥げてしまっていますね・・・)

赤門を詠んだ一茶の句が門前に立っています。

利根町の商店街は殆ど閉まっていて、期待していた美味しいケーキ屋さん(オーナーはスイスで修業)もクローズしていて残念でした~~
ここから利根川土手に出て、利根川を下に眺めながら散歩。 足元に目立っていたのが、ヘラオオバコ。 葉がへらのように長いのでこの名がついたそうですが、花冠?が黒く白い小花が周りに輪のようになって咲いている姿が目を引きます。 スイバ(スカンポ)も勢いよく伸びていました。


四国の宇和島に住むブロ友が素敵なタンポポおばあさんの写真を載せていたのを真似て、撮りましたが出来は足元にも及ばず
・・・カメラも腕も違いすぎ!!
住民が育てた桜並木は、今年はお祭りもできないまま花が散りましたが、その並木を抜けて家に帰りました。 久しぶりに、まともに歩いて、5951歩で約4、2㎞ の散歩でした。 足が弱ってしまったのでは、と心配していたのですが、以前と同じ調子で歩くことが出来てホッとしています。 広い空のもと、ゆったり流れる川を見ながらの散歩で、身も心も軽やかになった気がします。 明日からまた再開して、コロナ太りの解消を目指したいと思います(^_-)-☆