先月初め夫が通っていたデーサービスから、発語困難の様子が見られた、との報告を受けました。 丁度、翌週に3カ月に1度の主治医の診察があるため、詳しい状況を教えてほしい、と施設側に電話をすると、詳しくは書面でお伝えする、との返事でした。
夕方ファックスで送られてきた施設長の最近の夫の気になる点の報告と、状況の具体的な理解のためにと添付された、看護師が作成した夫の個人記録に目を通して、ただただ驚きました。 およそ介護のプロが書いた書面とは思えないほど、夫の病気についての基本的な知識のなさを感じてしまうものでした。 家では見られない多動や集中力の無い行動は、単に病気が進行したとばかりとは言えない面があるのでは(家族の欲目かもしれませんが・・・)と、考え込んでしまいました。
帰宅願望が強い夫を週2回も長時間(午前9時半から午後4時まで)預かって頂き、持参した音楽のCDをかけてくれたりして、夫の趣味や嗜好をよく理解して扱って頂いて、感謝感激、お蔭で私の自由時間が確保できた・・・と喜んでいた自分が情けない・・・ 自分の自由時間は夫の我慢の上に成り立っていたのかも・・・
人生 上り坂に下り坂、そして「まさかの坂」がある・・と聞いたことがありますが、なんだか「まさかの坂」ばかり歩いているような気がしています。
先月末にケアマネを交えて担当者会議があり、その席で、夫の施設での行動記録を書面にして届けることはケアマネの指示であったことを知り、またまた驚き、呆れるばかり。 ということはケアマネもその書類を施設側からこちらに送る前に目を通していたことが分かったからです。
なにはともあれ、市の包括支援センターのSさんに相談してみよう、と出かけて、施設からの書面と共に状況を話したところ、実によく話を聞いてくれ、理解してくれた上に、ケアマネを変えて欲しいとの希望に「分かった」と迅速に対処することを約束してくれました。
今週初め、Sさんが新しいケアマネさんを連れて我が家にきてくれ、一件落着の模様。 今度のケアマネさんは先ずよく話を聞いてくれる人だから・・・との紹介なので、ホッとしています。 これまでのデーサービスは止める手続きをとってもらい(発語困難になってきたとの報告を受けて以来ずっと休んでいたのですが)、じっくりご主人にに合う所を探していきましょう、ということになりました。
昨日、介護者の集いに行き、今回のことを話すと、『ケアマネは本当に当たり外れがある』ということでみんなの意見が一致。 また、相性が良くなければ変えてもらえばいい、位に気楽に考えたら・・・とのアドバイスを貰って、チョッピリ心が軽くなりました。
来る「令和」の時代に、心機一転したい!と心から願っています。