曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

u(^ー^* )フフ♪ お笑いの一席です

2019-01-28 | あれこれ
夫が最近通うようになった近くの床屋さんは、車で送って行き、散髪が済むと家に電話をしてくれるので、助かっています。 ある時、送って行くと、きれいに剃り上げたばかりといった顔でニコニコ顔で迎えてくれましたが・・・顔に血が滲んでいる・・・どうしたのか、プロが・・・と思いながら帰って来たことがありました。 

その後、夕方の散歩で田んぼの中の道を歩いていると、床屋さんご夫婦とバッタリ出会い、しばらく四方山話をしながら、一緒に散歩をしました。 毎日散歩をしているのか、と尋ねると、奥さんが言うことには、

『お店が早く終わった時に歩くようにしているの。 この人3年前に脳梗塞で倒れてしまって、良くなってきたので、お店を再開したのよ。 二人がこれから食べていくほどの貯えはあるんだけど、リハビリのためにやっているの。』 
オットト、あの時のご主人の顔の血は、手元が狂ったためだったのか・・・!!??

以前は散髪に小1時間掛かっていたのが、最近は髪の毛が薄くなったせいか30分くらいで電話が来るようになったこともあり、今度から顔は自分でシェーバーで剃れるので、カットだけにしてもらえる?と聞くと、奥さん『そうだね、3,800円は確かに高いし、カットだけなら2,000円でいいよ。』ということで交渉成立。 これで、眉毛や鼻をそがれる心配はなくなった上、お財布にも優しくなった~~

ところが、この奥さん、気がいいと言うか・・・、こんなことも・・・ 奥さんも理容師免許をもっているので、ご主人の頭は奥さんがカットするの?と聞くと、『この人は、いつも外でやってもらってくるんだよ。』
「他の床屋さんにやってもらって、色々勉強するの? えらいわね。」と言うと、
『そんなんじゃないの。 1000円床屋よ、アハハ!』

私もいい年になり、こんな落語の世界を楽しむことが出来るようになりました~~ (^_^;)





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あ~まんぷくが・・・大相撲が・・・💦

2019-01-24 | 暮らし
一週間程前に我が家のテレビが急に映らなくなり、大慌て。 どこを押しても、電源が入らない。。。 仕様書を見ると、そういう場合はまずコードを電源から抜いてしばらく経ったら入れ直すといい・・・ 即やってみましたが、全然ダメ。 しつこく何度も同じことをやっても結果は同じ。 そういえば、買った時に保証書を貰っていたはず・・・とテレビの仕様書をひっくり返してみても保証書は出てこない・・・ 他の家電用品の仕様書をあれこれすべて取り出し調べても出てこない・・・ 

仕方なく、買った家電量販店に電話すると、何のことはない、こちらの電話番号で購買履歴を調べてくれて、2014年5月に買ったことが判明。 しかも、5年の長期保証期間内(滑り込みセーフ!)なので、修理代金は無料ということも分かって、ヤレヤレホッ!!と胸を撫で下ろしたのでした。 こんなに簡単なら、大汗かいてあちこち書類をひっくり返して見ることもなかったのに・・・ しかし、考えてみれば、時は既にペーパーレスの時代になっていたのですね

お蔭で、長いこと整理しなくては・・・と思いつつ、ずるずるになっていた、不要になった仕様書やその他ごちゃごちゃ詰め込んでいた書類の整理が、スッキリ片付いて気分は晴れ晴れ

テレビは配電盤?の交換で、あっという間に蘇り、まんぷくも、大相撲も、全豪オープンテニスもしっかり楽しむことが出来るようになりました~~ それにしても、修理に来てくれるまで4日程待ちましたが、それがなんとも長く感じられ、いつの間にかテレビがなくては始まらない生活になっていることに少々複雑な気分です。
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千年以上支える?!

2019-01-22 | 絵  ③アレコレ
出雲の友が送ってくれた、細川護熙による薬師寺慈恩殿の襖絵と壁画の下貼り用紙は、願い事と氏名を書いて送ると、絵の制作過程で絵画の裏張り用紙として貼り込まれ、細川氏の描く絵画と共に薬師寺慈恩殿へ奉納されるのだそうです。 

友は薬師寺慈恩殿でこれから何世紀にも亘って自分たちが奉納した下貼り用紙が、細川氏の絵の下支えになって、生き残る・・・と大変なロマンを感じているようで、私も思いもよらない素敵な贈り物を頂き感謝です!

薬師寺の玄奘三蔵院伽藍には、平山郁夫氏が元管主の高田好胤に依頼されて、玄奘の遺徳を称えるための絵を制作し、奉納した「大唐西域壁画」があります。 8年ほど前に、ムサビの通信課程で学ぶ仲間達と共に、奈良、京都を巡る旅で、平山氏の大作をしっかり目に焼き付けててきました。 玄奘法師の「大唐西域記」に基づき、玄奘の中国長安からインドのナーランダ僧院に辿り着くまでの壁画は壮観で、真っ白な雪をかぶったヒマラヤの峰々とその上に広がるどこまでも青い群青の空が今も強烈な印象として私の中に残っています。

今回の細川氏の障壁画もテーマは「東と西の融合」ということで、玄奘三蔵の弟子の慈恩大師の名を冠した「慈恩殿」に奉納される絵画には旅の途中で玄奘三蔵が目にしたであろう仏跡の仏や天女たちが舞う姿も収められていて、友によると明るく楽しい絵だそうです。 約7年をかけて描き上げられた66面(108枚)の障壁画は今年、2019年春に奉納されることになっているようです。 


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出雲からサプライズプレゼント!!

2019-01-21 | 絵  ②スケッチ
出雲に住む友から思いがけないプレゼントが届きました~~ しかも、二つも!!

一つは、イタリア菓子の「ビスコット」! アーモンドたっぷりの素朴なお菓子です。 お連れ合いがイタリア旅行でも??と思って、添えられた手紙を読むと、なんと10年ほど前に私がイタリアのサンジミニャ―ノへ絵の仲間とスケッチ旅行へ行った際、彼女にイタリア土産の一つとして送ったもので、以来、彼女のお気に入りのお菓子となったとか・・・ それと同じお菓子を松江の手作りパン屋さんで見つけたのでどうぞ、ということですが送った当人はそんなお菓子をイタリア土産としてプレゼントしたことなどとっくに忘れていました~~
早速、熱いコーヒーと一緒にコーヒーブレイク  材料は小麦粉、全卵、砂糖にアーモンドとバターだけの本当に素朴なお菓子です。 優しい甘さでアーモンドのサクサクした歯ごたえもなんだか楽しい 松江のパン屋さんは、イタリア旅行でこのお菓子に出合って作り始めたのでしょうか・・・

イタリアで買った、明るくのびやかな絵が描かれたお皿にのせて、しんどくも楽しかったイタリア旅行のことを思い出しながら、お気に入りカップと共に描いてみました。

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実は彼女が私に送りたかったものは、細川護熙氏が奈良の薬師寺の「慈恩殿」に奉納する障壁画の下貼り用紙の寄進用紙で、松江の不昧公300年祭の折に細川氏の「薬師寺奉納障壁画と茶陶」展で下貼り用紙寄進の募集を知り、自分用と合わせて私の分まで申し込んでくれたのだそうです。 昨年暮れに、使わなくなった書道用紙や筆などを、書道教室に通われているご主人様宛に送ったことがあり、そのお礼だということですが、用紙は自分で買って寄進した方がご利益があるのではないか・・・なんて思いつつ、下貼り用紙に記入するために、目下墨をすり、願い事と名前の練習をしています・・・ これについては、また後程書いてみようと思っています。
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革細工の優しいブローチ

2019-01-17 | 良い加減介護
昨年末、市の包括支援センターのSさんから介護者の集いの新年会のお誘いがあり、半年ぶりに出かけて来ました。 こちらは週2の一日デーサービスと週1の80分デーケア(運動機能リハビリ)に夫がご機嫌で通うようになり、週2日とはいえ、私の自由時間が確保されるようになったのを機に、集いから遠のいていたのでした。

出入り自由な会ですので、行くたびにメンバーが入れ替わって(介護卒業者の何人かはアドバイサーとして残って下さっていますが・・・)います。 今回は奥様を介護されている男性二人を加えて、母親を看ている若者、ご主人を介護している人(一番多い)など約15名ほどの会でした。

自己紹介する中でそれぞれの介護の現実が浮かび上がり、分かる、分かる・・・と頷いたり、覚悟しなければ・・・と思ったり・・・ 自らも病を抱えながら、奥様の介護をされている男性2人は、共に奥様を10年余り介護した末に介護施設に奥様を入所させなればならなくなった経緯を淡々と話されていましたが、身につまされる思いでした。 

Sさん達市の職員が手配してくれた温かなお弁当を食べながら和やかに会は進んで、一服の時間にSさんが小さな箱に並べられた可愛いブローチを取り出して、『今日都合で欠席のOさんから、皆さんにとOさん手作りのブローチを預かっているので、皆さん好きなものを2個位づつ選んでお持ち帰り下さい』と。

Oさんとはお会いしたことがないような気がしますが、2,3センチ位の小ぶりな革細工の愛らしいブローチはどれもOさんの細やかで優しいなお人柄が映し出されているようで、Oさんがどんな気持ちでこんなにたくさんのブローチを作ったのだろうと思いながら、有難く頂いて帰りました。





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