曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

暑中お見舞い申し上げます

2019-07-31 | あれこれ

ヤレヤレやっと梅雨明けだ~~とホッとしていた翌日から、厳しい真夏日が続いています。 こまめに水分補給を!上手に冷房を使って!・・・と既に耳タコの呼びかけが!聞こえてきます。

確かに、熱中症の被害者が多数出ていて、油断できません・・・ お互いに十分注意して厳しい暑さを乗り切ってまいりましょう。

見出し画像の右の絵は、近くの小貝川(利根川の支流の一つ)の流れをくむ脇の流れの一角に棲みついているハクチョウ一家の子育てを描いた絵の一部です。 地域住民が餌をやるなどして、みんなで見守っています。 散歩コースの一つで、今の時期、雛は大分大きく育ってきました。

左側の絵は何年か前、万座温泉に行った時に、ホテルの庭で描いたものです。 ヤナギランの濃いピンク色が印象的でした。 草津温泉に足を延ばしたり、草津白根山周辺の可憐な山野草を楽しんだりした、つかの間の涼しい夏休みの思い出です。

 

コメント (10)

夏バテ解消ジュース&スープ

2019-07-28 | 暮らし

梅雨明け宣言は秒読み段階でしょうか。 もう、充分暑い陽射しが照り付けています。 

先日、福島の友人から福島の蔵元が作った濃縮甘酒が送られてきました。 トマトジュースで割って飲むと、夏バテ防止の最高の飲み物になる、との言葉に早速試してみると、口当たりも良くとても美味しいのです。 

彼女からは何年も前に、夏バテに良いという「オクラとトマトの冷製スープ」を教えてもらい、夏になると作っています。 昨日、思い出して作ってみたら、やはり手軽で美味しい!!

作り方は以下の材料を混ぜるだけ。  

豆乳 2カップ  オクラ 1袋(湯がいて薄く輪切り) トマト(1センチ角) ショウガのしぼり汁  出し醤油 小さじ4

それに、自家製の梅ジュースとで、この夏をなんとか凌いでいきたいものです・・・

コメント (10)

流れが変わってきた!!??

2019-07-24 | あれこれ

昨日、思い切って一人で出かけた1年振りの上野。 お目当ては東京国立博物館と国立西洋美術館。 博物館では特別企画の「奈良大和四寺のみほとけ」展、西洋美術館では開館60周年記念の「松方コレクション展」が開催中。 

   

 

東京国立博物館のみほとけは奈良の岡寺、室生寺、長谷寺、安部文珠院から国宝4件、重要文化財9件が展示されていました。 室生寺の国宝「十一面観音菩薩像」のふっくらとした優しい丸顔に魅せられ、同じく室生寺の国宝「釈迦如来坐像」のどっしりとして見る者に安心感を与える包容力のある姿に惹かれました。 

しかし、この日一番の出合いは何といっても、2階に展示されていた伊藤若冲の「玄圃瑤華」のモノクロームの「拓版画」の世界でした。 「拓版画」とは正面彫りした版木の上に塗らした紙を貼り、表から墨を塗ると凹部が白く残るという特殊な技法なのだそうです。 この技法を使って若冲自身が版木を彫った可能性があり、現存例が少ない貴重な28枚の作品ということです。 技法はともかく、個性的な着色花鳥画で知られている若冲としての認識しかなかったのですが、モチーフの草花や虫たちが漆黒の背景にして生き生きと白く浮き上がっている画面に釘付けになりました。

多分作品は図録かポストカードになってショップに置いてあるだろう、とショップに行って聞いてみると、どちらもないとのことで、ガッカリ・・・ 写真に撮るわけにいかず、撮れてもガラスケースの中の展示物なので、うまく撮れないし・・・ ショップの中でしばらく呆然としていると、奥に下がったスタッフの方が、なんと『この絵の事でしょうか』と手に若冲の拓版画のカレンダーをもって声をかけてくれたのです!! まさに探していた若冲! 「そうです、それです!」と言うと、『これは博物館で印刷した今年のカレンダーですが、もう半年も過ぎてしまったので店頭から下げて置いたものです。 差し上げますよ。』と!! ポストカードより、また図版より12枚のカレンダーの方がずっと良く作品を見ることが出来るのです

                          8月

 

セミの羽化を見た後のプレゼントかしらん!? まさか・・・ しかし ここ数年こんなに嬉しく感激したことはありませんでした カレンダーを抱え、心ウキウキ、次なる西洋美術館へ。

朝、博物館へ行く途中に見た時には長蛇の列が伸びていて、今日は無理かと半ば諦めていたのに、昼近くの時間になったその時は、入場券売り場の前に10人ほど。 そのまま入場して、大正時代の実業家、松方幸次郎が「日本人に本物の芸術をみせたい!」との一心で収集した、3,000点にも及ぶ西洋の名画の西洋の数々を見て回りました。 睡蓮のモネをはじめ、ゴッホ、ルノワールなどお馴染みの名画に出合えて気分はハイ。 ゴッホの「アルルの寝室」が57.5x74cmと意外に小サイズなんだ~~と思ったり、ゴーガンの初期の作品の「籠の中の花」や「扇のある静物」に浮世絵の影響を見たり、これまで目にしていなかった数々の作品群に引かれて足が棒・・・ 庭にはロダンの「地獄の門」や「弓を引くヘラクレス」「カレーの市民」「考える人」などの彫像が待っていてくれましたが・・・

     

 

時計を見ると午後1時半、お腹は空いていましたが、夫のディの日に、掛けをするような気分で出てきたので、先ずは家に直行することに・・・ なんとか今日もご機嫌で過ごしてくれることを祈りながら、家には3時ちょっと過ぎに到着。 感激を噛みしめながらゆっくりお昼を食べ、コーヒーを飲んでいるうちに、ご機嫌で帰ってきました~~ 送ってくれたスタッフさんに、『今日お陰さまで上野の美術館へ行ってきた」と言うと、『久しぶりにゆっくり自由な時間をとれて、良かったですね。』と一緒に喜んでくれました。 よい施設とスタッフさんに恵まれた幸せをしみじみ味わっています。 感謝です。

       

コメント (6)

梅雨の合間に

2019-07-21 | あれこれ

今日は参議院選挙の投票日。 投票所の斜め向かいある我が家の前は朝早くから人や車で賑わいます。 しかし、残念なことに、ここ何年かは、明らかに投票所に足を運ぶ人の数が少なくなってきたように感じます。 全体的に人口が減少している、選挙に関心がない、投票したいけれど、投票したい人がいない・・・、会場に足を運ぶのが難しい・・・期日前投票を済ませた・・・等々色々あると思いますが、町の活気が失われてきたような気がしてなりません。 

かく言う私も先週木曜日の介護者の集いの際、市役所で期日前投票を済ませてきました(分からないとは思いますが、夫のことを考えて・・・)。 色々ありますが、先ずは年金問題、高齢者福祉、そして環境問題を託したい、と思える党と人が選択基準です。 無力を感じながら、それでも棄権は止そう、と考えています。

朝早くから投票に来る人がいるので、早めに起きて雨戸を開け、新聞を取りに庭に出てみると、生垣のドウダンツツジの葉先にセミが羽化している真っ最中! ほぼ8割程は終わている様ですが、羽の外側は一筋まだ緑色の線が残り、羽の下部分はまだ透けた感じ・・・ 以前からセミの羽化を見たいと思っていましたので、早起きのプレゼントを頂いた気分です。 空には厚い雲がかかっていますが、良いことがありそうな気がする一日のスタートです

 

羽化しているセミの近くに、羽化し終えたばかりのセミがじっと休んでいるようでした。 見出し画像の羽化最中のセミと羽の様子の違いがよく分かります。

     

 

        ★     ★     ★     ★     ★

又も、北九州を中心に大雨。 被害が少ないよう、心から祈っております。

 

コメント (6)

燕が旅立っていきました~~

2019-07-19 | 暮らし

長引く梅雨に、今年は洗濯物をランドリーに通って乾燥させることが多くなっています。 車で4、5分の近距離にあり、ランドリーでの乾燥の仕上がりのふわふわ感が気に入っていること、そして36分で乾燥終了して、その場で畳んでしまえば、洗濯がすべて終わってしまうきりの良さも、鬱陶しさを少なくしてくれる・・・

そのランドリーの入り口近くに工事現場のように綱が貼ってある箇所があって、どこを工事しているのだろう・・・と上を見上げてみると、庇の下に燕の巣が掛かっていたのです。 行くたびに、5羽の子燕と餌を運んでくる親燕の姿を眺めては楽しんでいました。 一昨日の朝には親燕が来ると一斉に口を開けていたのに、それが・・・今朝は巣はもぬけの殻・・・ ランドリーのご主人に聞くと、昨日飛んで行ってしまったようだ・・・と寂しそう。 でも、また来年帰って来てくれるはず・・・

ランドリーの利用者は早朝6時頃が第一ピークで次は9時前後。 レストランのように、用紙に名前を書いて順番待ち、という日もあります。 主婦や若者、介護施設の従業員らしき人が多いのですが、最近は高齢の男性の姿が多く見られるようになりました。 『お母ちゃんがいなくなって、息子の嫁さんにやってもらうのも悪いから、自分のものはこうして自分で洗濯している・・』と、顔見知りのおじいさんが話してくれたことがありました。 『ランドリーが近くにあって助かってるよ。』とも。 世の中変わってきています・・・

 

 

 

コメント (2)