曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

描き初め

2024-01-11 | 絵  ③アレコレ

 

新たな年が明けて10日経ちました

上野東照宮で楽しんだ冬牡丹を日本画で描いてみたくなり

立川の世界堂へ行ってパネルを買ってきて

昨日パネルに雲肌麻紙を水張りしました

久し振りの作業に色々な思いが湧いてきました

見出し画像は下図です

これを水張りしたパネルに書き写す作業から

本格的な描く作業に入ります(^-^)

良い絵が描けますように・・・

 

               

 

今日は午前中ホームで

新春スペシャル!!の講演と上映会がありました

 

第二次世界大戦中のヨーロッパで

ヒトラー率いるナチスドイツの台頭する激動の時代に

杉原千畝(1900~1986)がリトアニアの日本領事館に着任早々

ナチスに追われた多くのユダヤ系避難民が押し寄せ

千畝に日本を通過するビザの発行を求めました

ドイツとの同盟締結を控えた日本政府(外務省)は

ビザ発行に「否」との回答

ソビエト連邦の圧力も強まる中 千畝は3日3晩悩み続け

ついにビザの発行を決断しました

その間の映像とその後の事実に基づいた映像(在原義男氏制作)は

在原氏のこぼれ話と共にとても興味深いものでした

 

以前高校で教鞭をとっていた時杉原氏の勇気と決断に心打たれ

副教材としてこの話を取り上げたことを思い出しました

杉原氏が発行したビザにより6,000人の命が守られ

今やその6,000人が命を繋ぎ 世界に25万人に増えているそうです

 

上映会の最後に質疑応答の時間があり

博愛の精神をもって政府の命に背きビザを発行した杉原氏の行為に感動し

自国に杉原氏の碑を建てたイスラエルの

現在のパレスチナに対する戦闘行為をどう考えるか・・・などの

鋭い質問がなされました

 

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