駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

PPF細野健司追悼LIVE番外編

2011年11月22日 | ライブレポ
何だかんだと虚弱体質の自分でありまして、日曜日の夕方からダウンしてます。
今日は火曜日なんですが、あれからずっと引きこもり状態。
腹が下って外に出られずトイレとの往復しているだけ。
仕事場には迷惑をかけて申し訳ない。。。
実はこの日のライブも、何故か歯ぐきがパンパンに腫れてしまって、顔が歪んでしまっていました。
嫌~な鈍痛があって、前日から鎮痛剤でごまかしていたんですが、当日は演奏のために我慢。
頭がぼう~っとなるのは嫌でしたから。
しかも、ジンクス通りの雨、しかも朝から土砂降りで、大荷物をクルマに積み込むだけで全身びしょ濡れになるわけで、「延期にでもならんかな」とまで思うほどの情けなさ。
まあオレとしましては、最悪の条件下でのライブだったわけです。
ただでさえ、今回の細野さんの追悼ライブでPPFの長い歴史に幕が下りるわけで、今までのライブのような「気楽に楽しむぜ!」的な要素もなく、かなり気持ちもナーバスになっていました。

ところが、いざ演奏が始まりますと、演奏者のパフォーマンスもお客さんのリアクションもサイコーのノリ。
もう、完全にお客さんと一緒に観客化しまして、歯ぐきの痛みも忘れ去っておりました。
いやあ音楽のチカラは素晴らしい。
最高の癒しは、音楽の中で見つけられます。
細野さんは長い闘病生活でしたけど、きっと音楽やっていなかったとしたら、あんなに長い間元気でいられなかったんじゃないでしょうか。
奇しくも小林さんと同じ57歳で亡くなられて、いずれにせよ短かすぎる人生でした。
しかし憎むべきがんと闘い抜いて、全身に転移するなか、各地を回って、歌い、ハーモニカを吹き、音楽のチカラを振り撒いてきたわけです。
お客さんもそうですし、バンドメンバーも、いや特にオレ自身ですが、細野さんの振り撒いた音楽のチカラに元気を貰い、励まされてここまでやってきました。

細野さん、遺品の写真にもあったように、パーカッション類が大好きだったんですよね。

あのボンゴを叩いているところはほとんど見たことはありませんが、カバサやアゴゴベルなどはライブでよく使っていました。
ボンゴって、簡単そうできれいな音を出すのが難しいんです。
ちゃんと叩くところ見たかったなあ。
ライブステージで、よく絡んでパーカッションで遊びました。
PPFというバンドが終わったため自分がパーカスでステージに立つ場面は無くなってしまいましたが、やはりオレもパーカッションは大好きなので、またどこかで叩いていきたいという気持ちが強くあります。
そう、細野さんのように、どこかで誰かに音楽を通してチカラを与えることができたら、というのがオレの望みです。

話は変わって、ライブ前に、メンバーで軽く食事をと言いながら、ウチアゲのような感じで飲み会が始まりました。

こういうのも、演奏前ののほほんとしたひと時で、ケンヤ君と岡本君の見せ場でした(笑)
細野さんも、こういうの好きでしたね。
大阪でのライブ前の立ち飲み「まきの」での時間を思い出しました。
短い時間でしたが、少しだけ飲んで食べて、ライブ前の緊張感がほどけていくようないい時間でした。
しょうもない話ですが、PPF、楽しかった~。
ありがとう。
コメント
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