駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ライブ直前

2007年11月29日 | バンド
11月29日(木)
今回の風邪には参った。
寝るときに、横になって体が暖まってくるといきなり咳が出る。
「ゴホゲホガホゴホグヒグヒガホゲホ!」
なかなか止まらない。
あまりの喧しさに熟睡中の子供も「う~ん」と言って寝返りを打つ。
やっと眠ることができたとしても夜中にも突然むせて
「ゲホゲホゲホゲホ・・・・」
こんなことだから朝の目覚めは悪いし、声がガラガラだ。
今度のライブさ、リンダ困っちゃうの。
だって声が出なきゃリードヴォーカル取れないじゃん。
と思ったら、銀座ライオンではソロで歌う予定なかったっけ。へへへ、な~んだ。
でもさ、コーラスが困るんだよね。
歌いたがり屋だから自然とコーラス取っちゃうんだけど、声が出にくいと音程が分からなくなっちゃうな~。
もともと音程は良くないけど、その上更に、となると悲惨だなあ。
ま、黙ってるのが一番かなあ。

それから、2日の日曜日に予定されている静岡ケントスのライブでは、貸切パーティの営業が重なったとのことで、1ステージ増えた模様。
風邪だのなんだのと言ってられないじゃん。
やる気みなぎるなあ。
コーラスしちゃうぞ~。「森永コーラス!」えへへへ。

今回、どのスネアを使おうか悩んでいます。(嬉しい悩み)
久々に14インチでいこうかな。やっぱラディックかな。ウッドにするならやっぱ13インチかなあ、やっぱ冗談君かなあ。なんてね。
しまった。殆んどのスネア、スタジオに置いたっきりじゃん。
しまったしまった島倉千代子。
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病院に行こう!

2007年11月28日 | 駄日記
何かで聞いたことのあるタイトルだけど、体調が悪いときは病院に行って的確な薬を処方してもらうのが一番だ。
このところ胃腸が思わしくなかったり、先週末から風邪っぽいので近所の薬局に行き、何種類かの薬を買って服用した。
「パブロン」「ガスター10」「コンタック咳止め」等々出費は数千円だった。
咳止めやら感冒薬を朝飲んで仕事をするのだが、忙しい時間は普通に仕事をするけれど、ちょっと暇ができると途端に頭の中がボ~ッとしてくる。
オレは薬が効いちゃうたちなんだよねー。この数日、仕事中にどんだけトリップしたことか。この、風邪を引いて薬でトリップする時間、けっこう好きですわ。へへへ。早い話が居眠りしてるだけじゃん。
ところが昨日の朝、あまりにも夜中に咳が止まらなくて寝た気がしないし、ノドが荒れてガラガラ声になっちゃったから、結局病院に行くことにした。
行った病院は、会社のすぐ近くの耳鼻科に行こうと決めていた。
ビコーズなぜなら、鼻炎だか風邪だかわからないいつもの症状が続いていたせいで、以前に処方してもらった鼻の中に塗る軟膏「リンデロンVG軟膏」がなくなってしまったから、また処方してもらおうという魂胆があったから。
それと、その耳鼻科はわりと空いていて、小一時間で全てが済んでしまうので、そのまま仕事に直行することができるからだ。
以前は、風邪を引いたときには自分がお気に入りだった「内科・小児科」にかかっていたが、そこはやたらと混んでいるので、帰ってくると必ず昼を過ぎてしまう。それだけですっかり疲れてしまい仕事に行く気力もなくなって、結局丸一日休むことになる。
しかも以前、自分から医師に「鼻水のかみ過ぎで鼻の穴がただれていますから、(リンデロンVGにような)軟膏を処方してください」と実に丁寧に直訴したにもかかわらず、出してくれなくて後で薬局の兄ちゃんと喧嘩しかけたときがあった。
医者に言わせりゃあ、
「患者がえらそうに勝手に薬を決めるな。医師が決めるぜオレ意固地だもんね」ということなんだろうが、オレもバカみたいに長いことただ「人糞製造機」として生きてるわけじゃないわな。鼻が弱点の自分に一番合う薬の名前と種類ぐらいは覚えるってな。
あれ依頼オレはそこには二度と行かなくなって、「風邪を引いたら耳鼻科へ」という方程式を学習した。
なんと言っても、自分が風邪でやられるのは鼻とノドなのだから。
「今頃トロイことをこいとらんで、はじめっから耳鼻科に行っとけ、バカ。」
と、天の声がした。

さて、そこの耳鼻科で目的の軟膏を手に入れたはいいが、実に多種多彩の飲み薬を処方していただいた。
痛み止めからトローチからうがい薬から胃腸薬まで、8種類ぐらいの薬をもらってカバンが薬箱になった。当日の支払いは3、500円ほど。う~む、何となく高く感じた。
なんつうか目的は軟膏だけだったもんで。
逆流性食道炎のことも医師にお聞きしたかったけれど、話している暇はなさそうだった。つか、へたに話したらさらに薬漬け或いは高額治療費になりそうな気がして、怖くて話せなかった。
病院には行くな~!
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逆流性食道炎

2007年11月26日 | 駄日記
この頃、胸やけがしてみぞおちあたりが痛むことがよくあって、ひじょうに不快です。
そんな時は必ずノドの奥がキューッと痛くて苦しくなるので、ペットボトルのお茶とか水道水をグビグビと飲むと、胃に流れ込む際に一瞬楽になります。
でもそれは一瞬だけのことで、不快感は頭痛を伴って全てのやる気を失います。辛いです。
そんな場合のために最近ではカバンに「ガスター10」をいつも常備するようになりました。
これは、たぶん胃酸過多なんだろう、と思っていましたが、正確には「逆流性食道炎」のようです。
これは、胃酸が胃から食道に逆流して、強い酸によって食道粘膜に炎症を起こすという症状のようです。
先日TVで見たのですが、最近の中高年に非常に多い症状とのことで、かなりの割合で罹患しているそうです。
中年になって胃の上部にある弁膜が緩んでピッタリ閉じられなくなるとか、中年太りで内臓脂肪が増えることによって胃の内圧が高まって胃液が逆流しやすくなる、などの理由なんだだそうです。
胸焼けや、胃痛だけでなく、背中が痛くなったり、ノドがやられるので喘息のように咳が止まらなくなる症状があるそうです。
「何だ?自分の症状そのものじゃん」
なんてひとりで思わずつぶやいてしまいましたが、この頃やたらノドが痛いので風邪なんだか花粉症なんだかアレルギーなんだかちっとも分からなかったんだけど、そのうえ「逆流性食道炎」だなんて新たな敵が現れて、いったいオレのノドはどうなるんだ?って感じだ。
まあしょうがないことだけど、年はとりたくないのう(涙)
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カノウプス/シンバル・スタンド

2007年11月25日 | ドラム&パーカッション
ドラマーにとって、機材の運搬は苦痛以外の何物でもありません。
屋外のライブや、機材持込のパーティ等のライブには、運搬車に積んだり降ろしたりという、どうにもならない苦痛な体力仕事があります。
とにかく、機材の数が多くて重たいということは、演奏する以前に体力を無駄に消耗させ、肝心のライブを迎える前の「ああしようこうしよう」という繊細なミュージシャンの心意気を、根底からなしくずしに「くたびれたからテキトウにやるか~」とネガティブに変化させてしまう恐れすらあるという、恐るべき鬼門である。
ドラマーとして、運んだ際のドラム本体の重みというのは、実は可愛いわが子を抱っこした瞬間のような愛着もあります。
しかし、ドラム本体は図体はでかくても空洞の大きな物体ですから、思ったほどの重量ではありません。
それに比べ、格納枚数の多いシンバルケースや金属のスタンド類の詰まったスタンドケースは、不意に持ったら腰をやられるほどの重量があります。
もっとも、体力勝負のドラマーのことですから、少々のヘヴィー・ウェイトにもへこたれないのは当然ではありますが、そこはそれ、寄る年波ちゅう厳しい現実の中、ドラマー諸氏は苦戦を強いられるのであります。

さて、そこで現れましたのが、今回紹介いたします中高年ドラマーの強い味方、超軽量で、アンチークなルックスで古き良き時代のドラムをホウフツとさせる、このシンバルスタンドであります。
カノウプスから発売し、世の中のオールド・モデルファンが大喜びして大絶賛のこのスタンド、小さくて軽くて、そして安く、さらに見た目がチープでカッチョイイ!
自分も、思わず買ってしまいました。
世の中のシンバル・スタンド、ヘヴィー・デューティーだか何だか知りませんが、ここ20年ぐらい、ネコも杓子もという感じでどこのメーカーも足はダブルレッグで重たいの何の。
突風が吹き荒れる野外のライブならいざ知らず、屋内のライブなら「そんな重たいスタンドいらんやろ~!」って感じで大木こだま風に叫びそうな心持でありましたが、さすがオヤジドラマーの気持ちを一番心得ておられる「カノウプス」さん。
作ってくれました。
と言っても、去年だったか一昨年だったかの製品なんですけどね。

畳んでみるとこのとおり。

今までのスタンドの半分以下の大きさと重量です。
これを2~3本取り替えることにしたら、随分とスタンドバッグが軽くなるでしょう。
うっしっし。
まだ、他にも優れもんのハードウェアーがありますぜ。順次手に入れるつもり。
次のドラム持込のライブが楽しみじゃのう。
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やっぱり食えない中国産食品

2007年11月23日 | 駄日記
また新聞ネタで恐縮ですが、県内版に小さいがイヤ~な感じのニュースを発見。

(11月23日中日新聞)
中国産ショウガ見逃し職員戒告

「厚生労働省名古屋検疫所(名古屋市港区)は22日、残留基準を超えた農薬が検出された農薬が検出された中国産ショウガを見逃し、国内に流通させたとして、同検疫所の食品衛生監視員の男性係長と女性係員をそれぞれ戒告の懲戒処分にした。
同検疫所によると、二人は6月、届出のあった中国産ショウガから基準値の4倍の残留農薬が検出されたにもかかわらず、基準値の誤認や検査値を見誤り、約5トンが県内に流通した。」

自分はよくスーパーで買い物をします。
特に酒肴品は家では自分しか酒を飲まないということもあって、刺身やおつまみ系の干物や加工品、漬物などをよく買います。
梅干や紅生姜なども好きで、冷蔵庫にいつも入れておきたいものの一つであります。
焼きそば、チャーハンにはよく紅生姜を添えて食う。家族ではこれまた自分しか食べないので、消費量は少ないけれど、やはりないと寂しいっす。
そこで、買い物のついでに漬物コーナーで紅生姜を物色するんだけど、ナント国産品がない。
一袋100円前後の商品は、色も真っ赤っかでいかにも毒々しい。食紅強すぎだって。そして裏書にはしっかりと「中国産」と書いてあるので敬遠。
隣のちょっとだけ高い紅生姜は、ピンク色のしそ漬で美味そうだけど、味が違うんだなあ~って感じ。で、裏書を見ると、やっぱり「中国産」だった。
そのほかの商品をとっかえひっかえ見てみたが、製造加工は地元の食品会社だったりしても、いずれも原産地は「中国産」だった。
「う~む、国産生姜は高すぎて製造できないのか」と妙に納得してしまって、結局地元の食品会社の製造した、色の毒々しくない中国原産の紅生姜を購入した。
梅干は、国産の「紀州梅」がドがつくほど高く、その半額~3分の1以下で買える加工梅干は、やはり原産地は「中国」だった。
だからこの日は梅干を諦めて紅生姜だけを購入することにした。

このニュースからすると、その頃自分がウマイウマイと言って食った紅生姜は、間違いなく4倍の残留農薬入りのショウガを加工したものだったろう。
加工が地元だから多少は安心かな?などと思って買ったオレが馬鹿だった。
くっそー。注意していたのに。
オレは贅沢なんかしたくない。
ただ、安全なものが食いたいだけなんだけどなあ。
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ぜ~んぜん音楽じゃない日々

2007年11月21日 | 駄日記
11月21日(水)
昨日早く寝たにもかかわらず、朝全然起きられないと思ったら風邪を引いていた。
またか~。
でも、考えてみたら最近はそうでもなかったぞ。
少なくとも半年以上は風邪で寝込んだりして仕事を休んでいない。
どっちかというと、中途半端に体調悪し、というパターンか。これが曲者なんだなあ。
「恋は曲者(くせもの)」
ドゥンパツドゥドンパツドゥンパツドウドウ、ウ~ア~ウ~ア~ウ~ア~ウ~ア~♪
「オレはくせーもの}
プースカピースカプースカブッブッウ、ウ~ア~ウ~ア~うんこもれる~♪

さて、昨日は仕事が休みでちょっとはのんびりしたかったけど、予定が満載だった。
朝は銀行へ行って融資の書類にサインしまくりで、手が痛くなるくらいだった。
ま、これをしておかなきゃ家に住めないですからねえ。
午後は実家の片付けの続きだ。
でも、自分のドラムと残っている大量の古い衣類を車に積んだらもうイッパイになってしまった。
これを自宅に持ち帰って、既に物置となっているベッドルームに運んで、何とか重ねて置いたけど、その後でパートナーから苦情が。
何と、子供たちの冬物の衣服が一番隅っこの奥に置いてあるとのこと。
これをまたどかして一番奥の衣類を出すのかあ。にゃははは。笑うしかないなあ。

まあ、これで何とか自分のものだけは実家から移動させた。
その中には自分や姉や妹の子供の頃のアルバムなんかもあったりして、何十年ぶりに見てしまった。
廃墟のようになってしまった元の自分の部屋で、何となくしんみりとアルバムをめくる自分。
古いアルバムの中には、実家が建直す前の、更に古い昔の家が白黒写真で残っていて、姉や自分が赤ん坊の写真があった。
そんなものを眺めていると、時間がいくらあっても足りないので、昔の思い出を断ち切って片付けを続けた。
とはいえ、クルマは満杯だったし、次回の休みにまた頑張ることとした。
これで休日は終わったが、夜はくたびれてしまって夜の8時過ぎにはTVを見ながら船を漕いでしまった。
で、今朝、風邪を引いていたというわけだ。
あ~、喉が痛い。
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寒かったね

2007年11月18日 | 駄日記
11月18日(日)
今日も出勤でした。
先週はやたら忙しくて疲れちゃったけど、頑張って仕事。
しかしまあ外は寒~い。いきなり冬本番?
冬物のジャンパーを着込んで出かけるのでした。
昨日とうって変わって風が強く、もし昨日の建前が今日の天気なら、足元の危うい自分は屋根から転げ落ちてたんじゃないかって感じだった。
ま、そこは運がよかったって事で感謝です。

11月は私用であたふたしておりますが、自分の生き甲斐でもあるライブは30日の銀座ライオン1本だけ。
当初は予定がたくさん入りそうな勢いでしたが、結局12月以降に繰り越しになって、個人的には助かりました。
12月にはライブ予定は目白押し。
これはこれで大変だろうけど、すごく楽しみだなあ。
心に引っかかるのが実家の取り壊し準備なんだけど、今月中には何とか片づけしなきゃいかんので、次の休みも頑張るぞ。

ということで、仕事の休憩中に次回ライブの選曲などを考えつつ、一日を送りましたとさ。
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上棟式

2007年11月17日 | 駄日記
11月17日(土)
大安吉日。
気候も暖かく風もなく、上棟式には願ってもないいい日であった。
この日自分は出勤で、日程の都合がつかずどうしても休めない日だったのだけど、運よく昼から帰ることができて、施主のいない建前という間抜けな状況を避けることができてラッキーだった。
このところ、何をするにしても日程とかタイミングの悪さに辟易していたけど、この日の幸運は本当にありがたかった。
感謝。

夕方、屋根の上に登って上棟式を行う。
さすがに大工さんたちは慣れたもので、高いところもひょいひょいと登ってさっさと歩くけれど、自分は恐る恐る、こわごわと伝い歩きしかできない。

何とも情けないへっぴり腰。高所恐怖症なのだ。
米と塩とお酒をあげて、棟梁が祝詞をあげる。
上棟式に立ち会うのは3度目なのだが、それぞれやり方が違っていて面白い。
しかし自分は手を離すことが怖くて、うまく拍手(かしわで)を打つことができない。
「高いところが苦手で、まいった・・・」
と泣き言を言っているオレに棟梁が
「何の、こんなの慣れだけだて」という。

ま、そうかも知れない。でも、自分はできない仕事だなあとつくづく思った。
高いところは、やっぱり怖い!

夜は親戚縁者と食事会に行った。
日曜日も仕事だし、あまり飲み過ぎないようにして一日を終えた。
さあ、これからが大変だ。
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活動再開!したいバンド

2007年11月16日 | バンド
11月16日(金)
筋肉痛バリバリで迎えた朝、通常通りに仕事に行った。
筋肉痛というものは激しい運動の翌日来るのは若い証拠とよく言われますが、オレの場合、筋肉痛だったか関節痛だったかよくわからないけど、ただ体が痛かった。
仕事はけっこう多忙な一日だったが、体を動かすたびにバリバリと音がしているような感じがした。

そんなこんなで一日を終え、夜になって久々にとある飲食店に向かった。
当夜は“SEXY VOICE”の、久々の顔合わせだった。
集ったのは当日都合のつくメンバーだったが、いやまあなんと久しぶりに楽しい夜だった。
“SEXY VOICE”は今は諸事情があって活動停止状態なのだけど、もちろん音楽大好きなメンバー達だから活動を再開したいと思っている。
だから、メンバーが集えばすぐさま音楽論に花が咲くはずだ。
ところがこのバンドのメンバー、「元気だった?」から始まると、「ここが悪いあそこが痛い」「血糖値がどうの」「コレステロールがこうの」「腰が・・」「肩が・・」「髪の毛が・・」と病気の話がマクラとなって延々と続くのである。
そして肝心のバンドの話が始まる頃には、メンバーは相当酔っ払ってきた頃だった。
もちろん自分もその話の真ん中で、衰えつつある自分の体の悩みをも思う存分打ち明けるんだけどさ。
ま、中年バンドだから仕方がないってことか。

いや、思い起こせばPOWDERのメンバーが若い頃もいつもこんな話から始まっていたなあ。
つーことはなんだ?
オレがいる席ではそんな話ばっかりしているってことか?
そうかあ、ライブに雨が降るのも、病気がちな年寄りバンドになるのも、ぜ~んぶオレのせいかあ。ははははは。
がく。

さて、“SEXY VOICE”での活動再開について、
「そのうちなんて言っているとなかなか始められないね」
ということで、たとえメンバーが揃わなくても地道に練習していくということになった。
次の練習はいつだろう。その話が決まらぬうちに一次会はお開きとなり、自分は翌日も仕事なので帰った。
まだ飲み足らないメンバーは、次の店へと向かっていった。
う~む、次の練習はいつだろう。
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めちゃくちゃ疲れた日

2007年11月15日 | 駄日記
11月15日(木)
仕事が休みで、実家の片付けに行った。
市の区画整理のため、今月末には病気の母親は近くのアパートに引越しをして、来月には実家を取り壊すことになっている。
そこで、実家の家具・電気製品・寝具・衣類・食器類など、ありとあらゆる押入れや棚や物入れの中を片付けて、大半は捨てることになった。
本来なら、まだ使える電化製品や、まだきれいな布団や毛布など、捨てるのがもったいない物ばかりだけれど、売れる物というほどでもなく、しまっておく場所がなくなる以上は「使う物」か「捨てる物」か二者択一するしかなかったのである。
「欲しい人が貰う」という手もあるが、手伝ってもらった親戚のおばさんと、自分を含めた子供たちだけでは、殆んど捨てるしか道はなかった。
特に、自分が子供の頃に使った覚えのあるコップだとか、死んだ父親が使っていた弁当箱だとか古いトランジスタラジオだとかを捨てるというときには、それらをビニール袋に入れるのを正視できない気分になってしまった。
これで、自分達きょうだいの子供の頃の思い出や、親父が生きていた頃の形見の品物が、この世から全部なくなってしまうのだ。
家さえ存続できたら、たとえ住む人が死んでも物は残るのだが、今、自分達の手で、それらの古くて埃と手垢まみれではあるけれど思い出のぎっしり詰まった、今は役立たずの品々を捨てるという行為は辛いものがある。
なぜこれらの思い出の品を100%失わなければならないのか、と思うと分かってはいるものの悔しさだけがこみ上げてくるのである。

さて、更に辛いことだけれど、昔自分の住んでいた部屋には衣類やら楽器や書籍という荷物が山ほど残っているので引き取らなければならない。
だが今自分が住んでいる賃貸マンションは狭くて置き場所がない。
現在建築中の家の完成はまだまだ先の話で、なんともタイミングの悪さに気持ちは地団太を踏むばかりだ。
実は、実家の取り壊し予定は、本来は来年の春先の予定だったのだが予定が突然早まった。そして、自分の家の完成も、計画が少し遅れて春先になったのである。
予定というのは狂うものだけど、ちょっとしたタイミングの狂いで物を置く場所がないというのは途方に暮れる。
これが上手く回っていたら、親父の形見だとか、まだ新しい毛布などは自分が引き取ることも可能であった。
ま、自分には運がなかったということだ。

さて、これらのものを市の資源化センターへ「家庭内のゴミ」ということで何度か運んだ。
この時点で、自分の筋肉はイッパイイッパイだったが、更に、自分の部屋の大量のカセットテープやら書籍やら衣類の一部を今の住まいに運んで、空間の殆んどない寝室に無理やり模様替えして隙間を作って、何とか置くことにした。
この時点で実はもう体は悲鳴をあげていたが、まだ実家には楽器が山ほど置いてある。
オレはドラムやパーカッションをバカみたいに集めたことを今更ながらつくづく後悔した。
これらの楽器はかなり嵩張るので、これ以上マンションに運ぶことは無理である。
そこで、困った挙句POWDERスタジオの楽器置き場に運んで、あと何ヶ月か置かせてもらうことにした。既に自分と前任ドラマーのマルちゃんのドラムで場所は埋め尽くされているけれど。
来年の4月には自分の楽器は全て片付けする予定だ。
メンバーの皆さん、今更ながら迷惑かけますが許してください。ゴメンネ。

実際、搬入時には皆さんに迷惑を掛けた。
バンド練習があったのだけど、実家で荷物を積み込んでいて練習時間に遅れてしまったし、練習は筋肉が疲れきっていて、スティックを持つ手が震えるぐらいだった。
しかも練習が終わってから、3階のスタジオ倉庫へコンガやら重たい楽器を運び込む時間、早く帰りたいメンバーを待たせてしまって大変申し訳なかった。

実家さえ存続できたら誰にもこんな迷惑は掛けないんだけれど、そんな愚痴は言っても意味がない。
本当に悔しくて残念だったし、体力の限界を知った疲労困憊の一日だった。

実は疲れ過ぎて熟睡できなかった。
こんな経験は何十年ぶりか。参った。
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