駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

ありがとさ~ん!

2007年08月31日 | ライブレポ
8月31日(金)
本日、メリーユーでのPOWDERライブでした。
まずはお越しくださった皆さんに、感謝。
8月最後の日ということで、会社勤めの人は月末の締めや棚卸しなんかもあったりしたかもしれないし、お子さんをお持ちの方は宿題の手伝いにラストスパートだったかもしれない。
そんな中、万障を排してお越しくださったオールディーズ・ファンのお客さん方は、なんで?というほどノリに乗ってバンドを盛り上げてくださいました。

ありがとうございました。
しかし、バンドは必死なんですよ。終盤は体力の限界ギリギリで演奏していますから。
そうなんです。POWDERってどちらかというと、演奏を聞きにくるお客さんより、踊りに来るお客さんのほうが多いんじゃないですかね。
踊りを楽しむお客さんがノリノリになっちゃうと、演奏に対する要求レベルが高まって、終盤にはホント体力勝負になります。お互いに余力のない最終ステージ終盤には、お客さんVSパウダーの体力勝負となるということであります。
というわけで、POWDERは最後の最後まで、速い曲、激しい曲で勝負するわけですよ。
自分の場合はドラマーだから当然ですが、握力が一番ヤバクなります。腕力、脚力も使いますがそこは何とかなります。
腹筋も使いますね。
序盤は、「腹で叩く」みたいな感じで体の中心のへそ回りに重心を置いて、安定させています。
しかし、体力がなくなってくると、バランスが崩れて「手打ち」になってきます。握力がなくなると「腕打ち」になってきて、フォームが崩れます。
アンコールの最後の早い8ビートでは、こんなこともままあります。勢いと気力だけでやってます。
案外、スポーツと一緒ですね。
「いい汗かいた!」で納得っていうような。

今回、自分としては、割と楽だったなあ。
やはり、このところ積極的に運動をしており、体力がついていたのかななんて思っています。
体力が付くと基本はクールに、そして熱い部分は演出で演奏することも可、なんですよね。
続く
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のどに骨が・・・

2007年08月30日 | 駄日記
8月30日(木)
今日はPOWDERの練習日。
久しぶりに全員揃っての音出しということで、なんだかスタジオ内が賑やかいこと。これが普通なのに、何とも「満員」って感じがしちゃった。えっ、デブがおるの?
・・・・
ワシか?
がく
先週の練習がヴォーカル陣がお休みだったためにやたら寂しくて、早く切り上げちゃった分、今日はみっちりと濃い~練習になった。
ジュンジにはお土産をもらっちゃったりして、嬉しかった。へへへ。ありがとね。
すごく楽しい練習だったし、新曲(でも旧曲)の目途も立った。
で、明日はライブである。
で、場所はどこかっていうと、メリーユーでした。
練習の場で、「ライブ、明日はどこだっけ?」なんてメンバーに聞いちゃったりして、遠ざかるとわけが分からなくなる。
基本的に、オレはライブの場所はあまり気にならない。だけど、ドラムセットは気になる。壊れてないかってことが気になる。壊れていなきゃ全然気にならない。だけど案外、壊れてる店って多いのが現実なんだよなあ。
店長さんがドラマーならバッチリだ。絶対に壊れてない。
むふふ。
それが、メリーユーである。
メリーユーのドラムは、いつも壊れていない。
しかし、オレが壊したことはある。
店長のタクチャンの大切なツインペダルを壊したことがあります。
それは一昨年ぐらいだったと思うけど、ペダルの、スプリングが切れて吹っ飛びました。その節は、ゴメンネ。
元祖、パワードラマーっす。へへ。

え~、明日、頑張るんで、応援、ヨロシク。

ブツ切れですが、だって、お昼の弁当(350円。安っ!)を食べたら、のどに魚の骨が刺さっちゃって、イテテテてなんですもの・・・
ご飯丸呑みしたけど、どうもだめです。
みなさん、そう教えてくださるものですから、何度もやってみました。
ご飯丸呑みしすぎて、飯食い過ぎだっての。
炭水化物、またも摂りすぎました。
とほほ。
夜と、朝の間に~♪
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思い出の乃木将軍「戦艦三笠の巻」

2007年08月29日 | 駄日記
少年の頃、横須賀港の一角にある記念艦「三笠」を見るために父親に連れて行ってもらった。
それが夏だったのか冬だったのか、父と二人きりだったのか、他の状況は何も思い出せないが、戦艦三笠のことだけははっきりと覚えている。
いや、あれはただの家族旅行のコース上の時間稼ぎルートだったのかもしれないし、家族だけじゃなく父の友人一家も一緒にいたのかもしれない。
とにかく父親と戦艦三笠を見たということ以外、ほかの事は一切覚えていない。

子供だったオレの印象は、数十年と経た今でもはっきりとしている。
あの黒くて大きい戦艦に驚いたこと、大東亜(太平洋)戦争でなく日露戦争で戦った戦艦が残存していることに驚いたこと、何ともいえない艦内に漂う重油の重苦しい匂い、船上の構造物に残る弾痕の痛々しさと、船内や甲板上の展示品の違和感、妙に大きな煙突があった(蒸気機関船だから当然である)ことなどだった。
あれ以来、記念艦には行ったこともなく、当時の自分の印象は長い年月に醸成され膨張されたはずだが、なぜかとても臨場感があってつい最近見てきたかのようだ。
多分、オレは何度も夢で戦艦三笠を見てきているに違いない。

実はオレはいつの間にか、戦艦三笠には乃木将軍が乗っていた、と勝手に思い込んでいた。
もちろんそれは間違いである。
それは、三笠見学によって、少年だった自分の中に“日露戦争=戦艦三笠”という思い込みができあがり、高校1年の同級生「男岩鬼」が描いた「乃木将軍」という落書きによって、“日露戦争=乃木将軍”という二つの思い込みがいつしか結びついただけなのだ。

小説「坂の上の雲」によると、日本海軍の強さはロシアからも「トーゴー」と呼ばれ恐れられていたとあるが、海軍は司令官「東郷平八郎」が率いており、乃木希典は陸軍大将だから船には乗っていない。
しかも、この小説では東郷平八郎を代表とする海軍からの強い要望であった「203高地」攻撃について、乃木陸軍参謀の伊地知幸介の考え方の相違により全く無視し続けるばかりか、乃木軍の度重なる戦略失敗により日本軍に多大な犠牲者を招いたと、ぼろくその表現でこき下ろしている。

オレは、この小説を読み、目から100万枚のウロコを落とし、かなりの衝撃を得た。
「乃木将軍」について何も知らないこととともに、遠い昔の思い出から、勝手な思い込みでどうやらかなり神格化していたようである。
しかしながら、このあまりの辛らつな表現は、司馬遼太郎個人の考え方の表現であり、真正面に受け取ることもできない。
実際、乃木・伊地知両氏のご遺族からすれば、この超有名な小説は名誉毀損以外のなにものでもないだろう。

戦艦三笠の記念館には、東郷平八郎や乃木希典の資料が展示しているとのことだ。
近い将来、もういちどこの目でその勇姿や資料の数々を見たいと思っている。
また、いろいろな文献を読み、日露戦争の正確な事実を知りたいと思う。
だが、日露戦争の記録や時代小説は少ない。映画「203高地」もいつか手に入れて観てみたいと思っているが、まだその機会はない。
今回、日記に思いを綴ったのも、この淡い思いを「まあいいや」で実現しないで消えてしまうことを恐れたからでもある。
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痩せない理由

2007年08月28日 | 駄日記
8月28日(火)
夕べ、深夜枠のTVを何となく付けていたら面白くて眠れなくなってしまった。
今朝は起きられないかなと思っていたが、早朝5時に目覚めた。
いつもは、10時とか11時に寝てしまったとしても、夜中の2時とか3時に暑くて起きたり、逆に扇風機が寒くて起きたりしていた。
だから夜更かししても、眠りの浅いサイクルは何にも変わっていないなと思ったら逆に元気が出て、今朝も早朝のウォーキング&ジョグに出かけることにした。
この頃は、もう日が短くなってきて、朝の5時は薄暗い。そして朝日が昇る前の緑地公園はとても涼しく、木々に洗われた空気が清清しく、とても気持ちがいい。
しかしまあ、人がようけ~(たくさん)います。日が昇るのを待ちかねた近所のじいちゃんばあちゃん達が、ポチとともに歩き始めています。
見事に老人銀座である。
あちこちで
「おはよう。涼しくなってきたのん」だの
「暑い暑いと思うけどが、朝はいいのう」だの
「いっぺんに涼しくなって、風邪ひいちゃいかんでのう」だの
「あんた久しぶりに見たけえが、生きとっただかん」だの
「何だん、暑さで寝込んどると聞いたが死んだじゃないだのん」だの
「どっちが生き延びれるか勝負するかのん」だの
「あんたにゃあ負けれんで、わしゃあ生きるでのん」だの
「いいかげんにあんた死にゃあいいだに」だの
・・・・やめとこ
みたいな挨拶が公園中のあちこちで交わされている。
オレ、
「朝5時に、ニッポンイチ人口密度の高い空間!」
というテーマでエントリーしようと思います。
何に?
そりゃまあ、今年の24時間TVしかないだら。
って終わっとるじゃん。
へへ。
ばかだなあ。

そんなこんなで今朝も1時間の運動をし、いい汗をかきました。
で、シャワーを浴びて汗を流して体重計に乗ると、さほど減っていません。というか、むしろ増えてます。
今まで、運動をした後は必ず2Kgぐらいは体重が落ちているのに、このところあまり落ちていません。
運動量が少ないのかなあ。
でも、平日の仕事前にあまり体力を使い過ぎると、業務に支障がくる。
う~む、困ったものだ、と思い仕事着に着替えると、ズボンのウエストはキツイ。
一度はすっっきりしたと思うへそ周りが、またメタボリック腹に戻りつつあるじゃないですか。
この夏は特別にたくさん運動しているのに、なんで?

今日、昼飯を食いながらTVを見ていたら、“笑っていいとも”で最近痩せたというゲストの前田亘輝がこう言っていた。
タモリ「痩せたねえ」
前田「そうすね、ここんとこ9kg痩せました」
タモリ「どうやって痩せたの」
前田「自分の場合は、ジムに行って本当に楽な運動と、やっぱり食事制限です。炭水化物カットですね。人によっては油が太る原因の人もいますが、自分は炭水化物が太るんですよ。」
タモリ「うんうん」
前田「ボクも40を超えまして、省エネの体になってまして、もう普通の運動だけじゃ痩せないんですよ。だからジムで何が体を太らせるかを調べるわけです。そしたらボクは炭水化物だったんですよ」
タモリ「そうそう、とんかつ単品と比べて、和風のご飯たっぷりの肉じゃが定食でカロリーが同じだとしたら、和風のご飯のほうが太る場合があるんだよね」
前田「だからボクは、定食屋さんにマイキャベツを持参して、ご飯の変わりにキャベツの千切りを茶碗に盛ってもらいます」
会場爆笑
タモリ「ではお友達を紹介・・」
会場「え~!」
こんな感じだった。

そうかあ、オレの痩せない原因は一体なんだろう。
油か肉か、アルコールか、この世で一番好きな炭水化物か。
ご飯がダメなら大ショック。
ラーメンとかうどんやそうめんなどの麺類がダメならもっと大ショック。
キャベツばっかり食ってらんないし。
でもまた太りだしたらズボンが困るし、どうしようかなあ~。
まいったまいったマイケルジャクソン。
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力が入らない日々

2007年08月27日 | 駄日記
8月27日(月)
ついに夏休みも今週のみとなりました。
何度言ってもしょうがないけど、いつまでも暑くて、寝つきが悪い。それでもって疲れが取れず、朝はなかなか起きられなくなってきた。
口内炎の痛みがが少しだけ治まってきているので、体調の一番悪いところからは上向きなのかなと思うけど、続いて夏バテという敵にやられているのかも知れない。
今日の仕事は通常勤務だったので、朝のウォーキング&ジョグ運動はやらなかった。汗をかくことはとても気持ちがいいが、この季節は、その後いつまで経っても喉の渇きが治まらず、腹がぽちゃぽちゃ鳴っていても冷たい水分が欲しくて困る。
体のために運動をして、胃腸を壊してしまえば本末転倒である。
だから、逆に思い切り汗をかかないよう、1時間以上運動しないように押さえてる。
思い切り走ることも自重してるし、このところ思い切りやるものが何にもない。
なんだか力が入らない毎日で、中途半端だなあ。

どうもこのところ、ロッキンロールしてないじゃん。
ライブが遠ざかると、調子が出ないのはいつものこと。
ロッキンロールはオレのご飯だ。
オレが、ついつい演奏に力を入れてしまうのは、腹が減ってたまらない時にやっとご飯にありついて、よく噛まずに食ってしまうようなもんか。
ちょっと下品かなあ。
走りたい気持ちがいっぱいのとき、思い切り走れば気持ちがいい。全くそれと同じように、ロックに遠ざかり、ロックを欲している時にドラムセットに座りスティックを振り下ろせば、すぐにオレの脳にはドーパミンがあふれて快感に変わる。
それは自分でも分かる。脳内にβエンドルフィンが分泌されると、自分で「あ、出た」と思うのだ。
いや、決してオシッコをちびった瞬間じゃなくって「出た」と気付くわけです。その時は気持ちいいので多少チビってもいいや、ぐらいにはなりますが、下は出てません、上です。

走るという本能を持った競走馬が、競馬場のゲートがガシャッと上がった瞬間、嬉々として飛び出す。というのは例としては上品だ。
オレはどう見てもサラブレッドじゃなくて、田舎の飼い犬の柴犬ぐらいだから、「散歩命!」というオーラを振りまいて、家のオヤジがめんどくさそうに散歩の仕度をするのを待ち焦がれる「ポチ」みたいなもんである。
多分、散歩の時とエサの時は、ポチの脳内も脳内モルヒネ出てるのかな。
「ポチ」かあ。
まあオレも「ヘーサン」だし、大差ないっちゃあないけど。
目くそ鼻くそ歯くそチンかす。
へへ。
下品だなあ。
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終わらないざんしょ

2007年08月25日 | 駄日記
8月25日(土)
昨日の日記は「暑さもひと段落」というタイトルだった。
でも実は仕事場のエアコンが直ったというだけで、気温は実際メチャクチャ暑かった。
今日もそうだ。今朝は例のごとく1時間のウォーキング&ジョギングに出かけて、蝉の声の中心がクマゼミからヒグラシに変わっているのに気付き、
「おや、そろそろ涼しいかも?」
と思ったのだけど、いやあ日が高くなったらやはり暑くなった。
8月も終盤で、そろそろ秋の気配が見え隠れしなきゃいかんと思うのだけど、いかにも、残暑というべき粘りのある暑さで。
何というか、比較するとすれば昼間の暑さに比べて夕方の西日の暑さの、しつこさのある暑さと言うのかな。

夕方からはドラム教室で、エアコンの効いた部屋でのレッスンなんだけど、時間になって入ったきた生徒君が、
「あ~、涼しい、生き返るう~」
なんて言うところを見ると、夜になってもちっとも外気は下がっていないということなのだ。
子供たちにとって夏休みもあと一週間。
宿題も大詰めなんだろうけど、エアコンがついていないと余りに暑くて、勉強がはかどらないと言うが、そりゃそうだと納得してしまう。
子供たちのためにも、もうそろそろ朝夕ぐらいは涼しくなってあげて欲しいもんだ。

ところで、レッスンの帰りにカーラジオで聞いたこと。
これからのキーワードは「運動」だって。
でも、体を動かす運動じゃなくって、“運”を動かす運動なんだって。
自分で運を呼び込んで、未来を能動的に切り開くことが可能なんだって。
そのためには、小さなツキを大事にしたり、ツキのある人と行動するのがいいらしい。
例えば、明るいことが予定されている人で、結婚間近の人や出産が近い人、新築する人、就職が決まった人などとの付き合いを優先すると、運のおこぼれをもらえるらしい。
そうかなあ、結婚なんて人生の墓場って言うし、出産だってこの時代、苦労だけあって未来なんてないじゃん。新築も借金地獄だし、就職も束縛地獄だし・・・
という、ネガティブ思考はダメなんだよね。全部、おめでたいことなんだよね~。
でも、おめでたい人と接触したら運がもらえるとすると、運のない人と付き合うとどうなるの?やはり運が奪われるんでしょうね。
ひえ~、くわばらくわばら。
離婚した人、不幸のあった人、サラ金で借金した人、リストラにあった人等とは付き合うといいことないちゅうことか?

う~む、いちいいオレは考えが曲がってるのかもしれんが。。。。
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暑さもひと段落

2007年08月24日 | 駄日記
8月24日(金)
昨日の夜は、POWDERの練習だった。
でも、何だかパッとしなかったなあ。
ヴォーカル陣が別の予定があって休みっていうのもあったけど、オレ自身、前日からの夏休みでダラダラと羽を伸ばし過ぎて、夜になってくたびれて眠たくなってしまったからだ。
朝、昼とビール飲んでたら当然だっての。
でも、旅先での朝風呂のあとのビール旨いんだよなあ。
やめられません。へへ。
まあ、練習やらないよりは、やってよかったと思いますが、変にくたびれました。
で、今度は帰ってから全然眠れません。
結局またビール飲んで、ブクブクです。痛いなこりゃ。

ということで、今日は普通に仕事に行きました。
まだまだ残暑が厳しい中、職場のエアコンの効きが良くなっているじゃないですか。
何度も暑い厚いと不平を言い続けていても、設定だから仕方がないという一言で済まされていたのですが、いくらなんでも常に30度以上ってのはないですよ、という苦情に、業者さんがついに突き止めました。
基盤の故障でした。
がく。
一番最初に「故障してるから直して」とか、「基盤壊れてるんじゃないの」ってところから始まってると思うんですが・・・・
ま、とにかく首にタオルを巻いて仕事をしなくちゃならなかったり、書類が腕の汗で貼り付くこともなくなるわけです。
ま、よかったよかった。
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ヴァケーション

2007年08月23日 | 駄日記
8月23日(木)
「V・A・C・A・T・I・O・N!楽しいな♪」
というわけで、去年に引き続き今年もここでお世話になりました。
昨日は仕事の週休日で、今日は年休を取って今年最後の夏休みでした。
ここは我が家のサマーヴァケイションの定番となりつつあります。

幼児向けのプールですが、うちのチビにはピッタリ。
オレ自身はこういう炎天下と水って、はっきり言って辛い場所ですが、だんだん慣れちゃいました。。。
貧乏人としては超贅沢な二日間を、特別なルートで超激安価格でご提供。

会員様専用VIPルームでのんびりと
さあごはん

品のいい仲居さんに並べてもらい、ガツガツと食い出してだいぶ経ってから、
「あ、カメラ!」と気付くという貧乏人。
飲みすぎました。
(慣れないもんで便秘します)
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思い出の乃木将軍 「男岩鬼の巻」

2007年08月21日 | 駄日記
高校1年生の時、クラスの同級生に何とも不思議な男がいた。
柔道部員でやたら体が大きく、つぶれた学生帽を被ってガニ股でノッシノッシと歩き、見た目は「ドカベンの岩鬼」そっくりだった。
1年生であっても、どっしりとした体とこわもてのする顔と妙な落ち着きがあるものごしのため、当時は厳しさで有名だった柔道部の、稽古という名の虐めやシゴキを受けているはずなのに、彼にはそんな雰囲気がなくいつも飄々としていた。
彼には、「実はおれは3年生なのだ」と言いだしても驚くことのできない、そんな大人の雰囲気があった。

不思議なことに、彼の学生カバンの中にはいつも大量のパンが入っていた。菓子パン或いは惣菜パンというか、今でいう「ヤマザキ・ダブルメロン」みたいな細長いコッペパンに甘いクリームや、焼きソバなどが挟んであるやつが、カバンの中にいつも10個ぐらい入っていた。
当時は、コンビニなどなくて、登校する時間にはこれだけのパンを購入する店なんてなかったはずだが、彼はいつでもカバンからパンを取り出して食っていた。しかも昼は昼で給食の飯を大盛りで食して、また並んで違うメニューで2度飯をしていた。
当時、高校の購買では、パンと牛乳は朝の10時ぐらいから売り出していたと思う。1時間目の授業が終わると、朝食抜きの生徒は買いに走ったものだ。惣菜パンは人気で、ヤキソバパンは早く買わないとすぐに売切れてしまった。
しかし、オレは金がいつもなくて、腹は減っても昼食まで我慢したのが悔しかった。
彼は裕福な家庭だったのだろうか。当時のパンや牛乳は安かったとしても、毎日10個以上買うわけだから少なくとも1,000円近くはおやつに使っていたのではないか。

彼は無口で、オレは話をした覚えがない。
オレも人見知りが激しく、親しくなれば話もするが、そうならなければ口はきかない。
そんな彼とオレは、授業の後、掃除当番だったときがあった。
オレは机を移動させて床掃除、彼は窓掃除ということで、窓ガラスにスプレーで白い泡を噴霧していた。はじめは普通にくるくると絵を描くように泡を吹きつけていたが、そのうち飽きたのか、彼は窓に字を書き出した。

“乃木大将”“乃木将軍”“乃木希典”

オレはそれを見て、乃木将軍という名前に釘付けになった。どこかで見聞きした名前なのだけれど、どんなことをした人かは知らない。
昔の偉人或いは軍人なのだろうとは思ったが、歴史の教科書には出てこない人物である。
だが、少なくとも彼が入れ込んでいる人物であることだけは良くわかった。
彼は男岩鬼みたいな風貌だが、中身は同じ16歳の少年のはずだ。そんな多感な少年の心を掴む乃木将軍とは、一体誰なのだろう。
こんな疑問が生じた瞬間を、今でも鮮明に覚えている。
そんな時、担任が教室にやってきてこんなようなことを言った。
「ほう、乃木将軍かあ。お前よく知ってるなあ。」
と彼に対して驚き、そして先生のウンチクがあったと思う。
「日露戦争の英雄だな。ロシアのバルチック艦隊を打ち破った云々・・・・」
このやりとりは全然覚えていないが、多分バルチック艦隊云々というのはオレ自身の思い違いだ。

それにしても、普通なら16歳の少年ならアイドル歌手の名前ぐらいを書くであろうし、性的に早熟な奴ならピンク映画のオナドル女優あたりの名前を書きそうなもんだが、そこで乃木希典という遠い昔の軍人の名前を書いた少年。しかもフルネームで書いているのである。
書いた男岩鬼少年と書かれた乃木希典に対して、不思議な強い印象をオレは覚えた。
とはいえ、特に乃木将軍のことを図書館で調べるとか、書店で文献を探すというような努力をするまでには至らなかった。便利なネットなんてものは、この世には存在していない時代だったし、そもそもオレは当時、軍人に興味は全くなかった。
興味があるのはロッキンロール・ドラムとキャロルと女体の神秘ぐらいのものだった。

ある日、彼は突然姿を消した。
学校に来なくなった。失踪したらしいのだ。
彼の身に何があったのか、全然知らない。何が原因で家出したのか、突然いなくなり、帰ってこないというのだ。
彼はそのまま退学したのだと思う。卒業の時には名簿にも名前はなかった。
今、彼は生きているのかどうか全く知らないし、今まで思い出すこともあまりなかった。
しかし、オレの記憶の中には“乃木将軍”とあの男岩鬼の顔が重なり合って保存されていた。

それからのオレは、いつしかのんびりと読書することが趣味になった。とはいえただ濫読しただけなのだけど、とにかく活字を追うことが楽しみになった。
そして、読みかけた時代小説の中に“乃木希典”の言葉を見つけて、男岩鬼のことを瞬時に思い出したのだ。
それは、司馬遼太郎著「坂の上の雲」であった。
(続く)
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いまいちだなあ

2007年08月20日 | 駄日記
8月20日(月)
職場のエアコンの効きが悪くて暑くてたまらん。
省エネで設定を28度に保つっていうのは納得しているけど、窓もない密室で、自分の席の真上のエアコンだけ温風しか出さないってのは納得できん。
温度設定を最低の19度まで下げてみても出てくるのはただの生ぬるい風で、温度計を自分の席に置いてみたら、31度だった。
これって、普通「故障しとる」或いは「壊れとる」「つぶれとる」と言いますな。
しかし修理屋に言わせると、よく効く場所はよく効いているので修理できないそうです。
FAXの場所に行くときには涼しい場所を通るので、一旦立ち止まったりして。それと、トイレに行くとき通路が思いのほか涼しくて、むかつきます。
まあ、こんな素晴らしい環境でお仕事ができて、オレは、イマイチ。
何でか良くわからないけど、口内炎と口角炎ができちゃって治らない。
冷たいビールの飲みすぎかなあ、と思って昨日はビール飲まなかったし(蕎麦焼酎にしました~)、水分はあまり冷た過ぎないものを飲んでるけど。

今朝、早起きして外に出ようかなと思ったけど、口の中が痛くて頭も重いのでやめました。首と肩が妙に痛いし。
そうかあ、体調のサイクルだなあ。このところ順調だったので、ムリして体を壊さないよう「休め」のサインが出ているんだ。
ってわけで、外での運動は少し休み、仕事場で汗をかくことにしよう。
だけど仕事がはかどらないじゃん。
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