駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

アメリカン・バンド/グランドファンク・レイルロード

2006年05月31日 | オールドミュージック
ドッパン、ドッパッドパッ、ドパン、パドドパドドパドドパドドン!
カウベルの心地よい4分音符と共に、バスドラとスネアのリズム打ちの2小節、続いて怒涛のスネアとバスドラの3連符で2小節。

何のこっちゃ?と思うヤツはまだ青いでっせ。
誰が何ちゅったって、これは「グランド・ファンク・レイルロード=GFR」の「We're An American Band=邦題アメリカン・バンド」のイントロである。え~?聞いたことない?そんなドラマーはモグリですわ。
1973年の全米1位の大ヒット、ニッポンでもラジオのスイッチをひねればこのイントロが流れるという大ヒットだった。

ドラムはドン・ブリューワーで、アメリカン・バンドは彼が歌っている。
その頃、オレは毛が生えかけたぐらいのガキだったが、将来はドラマーになることを視野に入れたガキの日々を送っていた。
初めてこの曲を聞いた時、まずドラムのイントロでオレはぶっ飛び、家の屋根を突き抜けて100Mぐらい先に着地した。そして、ヴォーカルのぶっとい歌声にひっくり返り、間奏のツインリードのギター・ソロに土を100Mほど掘ってオレはモグラになった。
オレは、この日からドラム・ボーカルという道を歩むべく運命が開かれてしまった。気がした。気のせいだった。
あのソウルフルな歌声は、野獣という感じでガイジンさんのデカイ体に太い腕、デカイケツにデカイち○ち○を想像してしまったのはオレだけでしょうか?


こんな感じのメンバー。やっぱ野獣ですかね~。


GFRはその後、「ロコモーション」をリバイバルヒットさせて、妙にポップス・バンドっぽくなってしまった。
大掛かりなライブも、作り物っぽくなってしまい、キーボードなんかいないのにいろんな音がするし、口パクっぽい歌い回しとかでだんだんオレは興味がなくなってしまった。

ドラマーが100人いたら100人がコピーしたであろう、ドン・ブリュ-ワーのイントロのドラムソロは、オレはパターンが理解できるまでに何週間か要した。
その頃は、レコードを買う金もなく、ラジカセという便利なものもなく、ラジオで流れるのを待って、その場でオンタイムで覚えるしか方法がなかったからだ。
最初は、スネア1、フロアタム2の3連符かと思った。だが、友人の家でレコードを磨り減るほど聴かせえもらい、それがフロアタムでなくバスドラだと分かったとき、再びぶっ飛び、5キロ先の浜名湖に着水して危うく溺死するところだった。そのくらい当時は難しいフレーズに感じたのだ。
1年以上たった後に、オレはやっとそのドラムソロをマスターした。
フットワークが、やっと自分の意思で調節できるようになったのである。
自信満々でこのイントロをこなして、ギターとベースが絡んでくるのを待った。
だが、誰も入ってこない。
その頃は、もうGFRの人気は廃れて、アメリカン・バンドをやろうというメンバーはいなかったし、そもそも続きを弾けるヤツがいなかったのだった。
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アンチエイジング論

2006年05月30日 | 駄日記
今日のオレはちょっとハスキーヴォイスで、会う人会う人「あら、素敵なお声ね!」と言われた。「鼻にかかったその声、ノーズトーンって感じいいわ!」
まあ、単なる鼻づまりだったわけで、単に風邪引きだったわけで、風邪薬のせいで幻聴に幻視まで見えてしまう、今日もまたサエナイ一日だったわけだ。

話はピュッピュッと飛ぶけど、この時期、最も紫外線が強いらしくって、曇りだろうと晴天だろうと、陽射しの強さに関係なく屋外では強烈な紫外線が肌を刺しているらしい。で、日に焼けるとメラニン色素が肌にシミを作って死ぬまで抜けないって言うじゃんね。
女性は言わずもがな、オレぐらいのオッサンになると、だんだん肌のつやもなくなってくるし、何だか日焼けもしたくないなーって思ってくる。
久々の快晴で、外をヨタヨタと歩きつつ思った。

去年あたりから「アンチエイジング」という言葉をよく聞く。
「抗老化」っうんですか?お肌の加齢対策ってエステから、美容院、整形外科に、化粧品からサプリメントって、女性向けの言葉と思っていた。でも、最近では新聞や識者のブログなんかでも、「政治のアンチエイジング」だとか「国家のアンチエイジング」みたいな使い方が多くって、何となくイヤだな~。
ワリと、もう引退したほうがいいんじゃないの?ぐらいの爺さんの政治家なんかが真面目な顔をして「アンチエイジング」なんて言葉を口にしているのを見ると、時代に乗り遅れまいと流行り言葉を口にしているだけみたいな気がしてくるなあ。あんた、充分老けてるじゃんってさ。
なんてことを言ってる場合じゃなくて、オレ自身、加齢臭ってどうなんだろ?なんて気になってきたりして、自分ってジジクサイのかどうか身近な若い女性に聞いてみた。(若いというのはオレから見て若いというのであって、世間的には主観によるのだ)
すると、鼻をくんくんさせて、クサいでもクサくないでもなく、「今鼻炎でニオイがわからん」と言っていた。
「カレー臭って、オレはココ一番屋か~!」っていうギャグを用意していたのに、それを飲み込んで考えた。
本当は臭くって気を遣ってくれているのか、臭わないのか、どうなんだろ?ちょっと考え込んでしまった。
そして、ある日勇気を奮って聞いてみた。
「オレ、じじくさくない?」
彼女は言った。
「ははは、じじくさい?じゃなくて、じじいじゃん。」
「がちょ~ん!」
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とほほな気分でロッキンロール

2006年05月29日 | オールドミュージック
今日は母親の病院の関係で、以前から休みを取っていた。
今日からしばらく入院する予定が決まっており、オレが送っていくことになっていた。
ところが土曜日からオレの体調不良は少しも良くならずに、最低のコンディションで今日の朝を迎えた。
先週も一日仕事を休んでしまったが、その延長線で改善していないのだ。
全く情けない話だが、こんなことの繰り返しばかりしていて、気分は最低だ。
頭は痛いし、腰も痛い。しかもなぜだか左の膝が痛くて歩くのもやっとだった。
全く、とほほな日々が続いてしまっている。
もう、なんとかしてくれ~!
とはいっても、予定通りに用事を進めないとまずいので、動かぬ体に鞭打ち出かけた。
どちらかいうと、病気の母親よりオレのほうが元気がないくらいだったが、午前中に用事は済んで、午後しばらくしてから帰ってきた。
帰宅してから薬を飲んで横になり、少し眠ったら体が楽になってきた。

ふと思いついて、以前購入してからというもののまともに最後まで見ていない「Led・Zeppelin~狂熱のライブ」のDVDを見ようと思った。
この映像は作りが劇場用の映画なので、冒頭のつまらないギャングの劇があったり、さっさとライブ始めろー!って感じなのだ。
76年に劇場で封切したというのだが、見ていない。記憶にも全くない。評判が良かったのか、悪かったのか、全く知らない。
それで、オレは見るたびに途中飽きてしまっていつの間にか寝てしまい、最後まで見られないという理由なのだ。
でも、演奏が始まるとライブレコードと同じ「ロックン・ロール」で始まり、「ブラク・ドッグ」と続いてもう、どうにも止まらない。
誰でもご存知、ツェッペリンの「ロックン・ロール」のイントロは、ギターのチャック・ベリー風「タリラタララララ、タリラタララララ・・・」というフレーズを、ジョン・ボーナムがスネアとハイハットで歌っている。
もう、最初の「タタタ」と聞くだけでオレもムスコも大興奮だ。ロバート・プラントは歌い始めで声が出にくいのか、スタジオ盤と歌い方を替えているなーって、昔ライブ盤を聴いたときに思ったものだが、今でも聞くたびに感じる。
「ロックン・ロール」のエンディングは、ジョン・ボーナムの超カッチョいいドラムソロ。これも、100人のドラマーがいたら、100人がコピーすると言う、いやコピーしなくては通らないと言うぐらいの関所、黄金のフレーズ特集だ。
気分はとほほだったが、恐るべきロッキンロールのチカラで何とか活力がよみがえるオレなのだが、いつの間にかまたうとうとしてしまっていた。
ジミー・ペイジの長いギター・ソロの間に、眠気が襲ってきたのか。ワシギターは弱い。確かに、ジミーちゃんのソロ、全然地味じゃなくって素敵なんだけど。
結局、終盤の「モビー・ディック」のジョン・ボーナムのドラムソロの途中、はっと気付いたが、眠っていたのか失神していたのか一瞬分からなかった。
何だか、またもしっかり見ていないので、どうのこうの言う資格などないので、また改めて体調のいいときに見直そうと思っている。
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また風邪引いちゃった

2006年05月28日 | 駄日記
この写真、昨日のライブの模様ですわ。
いつもの様子なんだけど、元気良くていいね。お客さんもノリノリ。
だけど今日は、オレは風邪気味でクシャミと鼻水の嵐。
昨日のオレ、風邪気味で体調イマイチだったけど頑張って演奏して、汗かいて、体調戻ったかと思ったけど、良くなったのは気分だけだったみたいだ。

それでも何とかうまいこと演奏が済んだので、今日は昨日録音したライブ音源をじっくりというほどでもないけれど、おさらい程度に聴いた。いつもドラム教室の待ち時間なんかに、一人で聞いて反省するのが、ライブ後の土曜日の日課なんだ。
鼻水をブリブリかみながら、聞きました。
MDのバッテリーがバータレーなのか知らんけど、途中で伸びたうどんみたいにプツプツ切れてしまうので、最後まで聞くことができずに、途中から持ち帰りで家で聞いた。
すると、1ステージ目は途切れることなく聞けたんだけど、2ステージ目の途中からブツ切りで録音されているから、聞きにくいこと。
スネアの2拍4拍が途中でひっくり返って聞こえて、オレが間違えたかと一瞬思ったぜ。


演奏を間違えてうなだれるオレ。なんちて。

いや、間違えたところもあったけど、誰にも気付かせないもんね~だ。
ま、MDのバッテリーそれ以外には、特に不満のない音源でしたな。

ちなみに曲目なんぞ挙げてしまうと
1ステージ
スタンド・バイ・ミー
ロコモーション
ルイジアナ・ママ
君の瞳に恋してる
サーフィンU・S・A
キッスは目にして
レッツ・ツイスト・アゲイン

2ステージ
テキーラ
ヴィーナス
リトル・ダーリン
月影のナポリ
トゥッティ・フルティ
のっぽのサリー
火の玉ロック

3ステージ
ヴァケイション
ホールド・オン
ツイスト&シャウト
ダドゥ・ロンロン
ヒップ・ヒッピ・シェイク
ジェニ・ジェニ
監獄ロック

アンコール
ルシール
ジョニー・B・グッド

銀座ライオンでやるときは思い切り王道が多いね。
でも、いい出来だったと思うよ。
この中でもオレのお気に入りの曲は、「リトル・ダーリン」だ。
カウベルの3-2が大好きだし、全編に入るオレ達のきれいに決まったコーラスも好きだ。
息が苦しいが、曲が短いし、明るいポップスなので楽しい。
いつどこでライブやっても、オレ達はゼッタイに失敗しない自信のある名曲だ。

まだPOWDERの演奏を聞いていない方がいたなら、いっぺん聞いてみやーち。
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フィーバー!ライオンライブ

2006年05月27日 | ライブレポ
まあ、可愛らしいお嬢ちゃんだこと。
このかいらしーお嬢ちゃんこそ、わがPOWDERの歌姫「ゆーこ様」であらせられるぞ。ズ、頭が高い!控えい控えい~!!。。。。。。。。

冗談はさておき、今日は浜松の銀座ライオンでPOWDER定期ライブだった。
ドンガラガッシャン。(あのう、コケてくれてます?)

オレ達禁欲ブラザーズは、仕事を終えると速やかに浜松の歓楽街に集合し、飲まず食わずで勝負に取り掛かった。って、昨日の日記のまんまじゃん。
実はオレは、今日は家を出る前にカップ焼きうどんを食う時間があったので、舌を火傷したのは言うまでもないが、とりあえず空腹だけは免れた。ただし、にわかに腹を膨らませて家を出たので、浜松に向かう運転中眠くなってしまって往生こきました~。チッチキチー!どれだけ途中のコンビニに車を止めて、グースカ寝たかったか。シンドバット。もとい、しんどかった~。昼間、鼻水が止まらなくて風邪薬飲んじゃったしな。

しかし、今日もライオンさん超満員でしたな。
オレ等貧乏人のヒガミ根性なんだけどが、儲けてますな~。(社長!ギャラとは言わん、交通費&駐車場代ぐらいはせめて。。。)
いつもそうだけど、1ステージ目は21:00~開始なので、宴会のヨッパの皆さんが出来上がっちゃっててすごい盛り上がりで、浜松祭り状態だっつうの。
で、2~3ステージに進むにつれお客さんが引けて、常連さんだけが残るというパターンだ。
だから、全く温まっていないオレ達が、いきなり沸騰状態の浜松祭りの中で演奏をし、温まるにつれお客さんが減っていく逆パターンだが、今日はチト違った。
2ステージも、3ステージも一般のお客さんが多かった。いつもの常連さんだけでないお客さんがいるステージというのは、緊張感もあって楽しいものだ。実に今日は楽しかった。後半の曲順はロッキンロールが多くて、踊りまくる状態が続いたが、割とバラードやポップな曲もいけてたような気もした。

エラそう言って良い?
オレ自身は、こういう状況にはもう慣れたので、ヨッパのお客さんには煽られないで力を抜いた演奏はできる自信がある。へへ。
だけど、ヨッパの皆さんがザワワ、ザワワと踊りまくると、バンドの音がかき消されてバンドメンバーに聞こえない。で、それぞれギターやらベースやら電気楽器の音がでかくなる。すると、オレのドラムは聞こえなくなると、アンプがないのでつい力を込める。しまいには全力で叩いても聞こえなくなってしまって、右手、左手、指、筋肉、みんな棒になります。
そうなると、ワシ、死みます。
今日はケッコウ死みそうでした。1ステージからフルパワーでした。
今でも右手がビリビリしてますもん。

で、フィーバーという意味ですが、この写真。

いかにもJ・トラボルタのサタデー・ナイトフィーバー風ですが、何だっちゅーの?しかも、誰の手~?って感じですが。

実はこの写真でした。にゃはは~。

浜松 銀座ライオンは、今年の5月でちょうど?16周年を迎えました!
おめでとー!ってことで、気の優しいチーフがステージに立ってカンパーイ!!という瞬間です。
おめでたいですね~。今年でちょうど16周年ですが、来年もきっと、ちょうど17年目になるんでしょうね!
ちなみに、バンドメンバーは皆シラフでっせ。チッチキチー!
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ストイックな金曜日

2006年05月25日 | 駄日記
ストイックってな~に?
ライブだってのに、バチ忘れちゃって。そりゃスティックだら?
お~い、在庫まだ有るっけー?。そりゃストックだって。
飲み過ぎて胃が痛~い。そりゃストマックだわ。

つーことで、このところだらだらな日々を送り続けてしまっているオレなのですが、明日の金曜日は先週に引き続きライブであります。
ライブという日は、バンドマンにとってはある意味勝負の日でありまして、と申しても決して勝負パンツを穿いて行くという訳じゃあござんせんが、オレ等の演奏を聞きにまた見に来てくれるお客さんをいかに楽しませることができるかどうか、大いなる勝負なのであります。
よく、「楽しみがあっていいね~」だとか「息抜きにはいい趣味だな~」なんて職場などでは言われますが、とびっきりの笑顔で「ええ、まあね」なんて答えつつ「ちょっとズレータなんですけど」なんて思っています。
「遊びじゃないし~」って感じかな。いやいや「真剣なんだよ~」って感じかな。いやいや「ざけんなよ~!」「こちとら必死なんだ!」だわ。
ライブっていうのは当然「仕事」と「遊び」にカテゴリー分けしたら「仕事」の範疇だ。
でも、ワクワク度は完全に「遊び」だ。「遊び」の上に「女」を付けても、ライブの方がワクワク度では勝つと思うけど。。。「女遊び」か~。いっひっひっひっひ。

ライブ当日は、平日なので、普段の仕事を終えてから出かけます。金曜日が多いので、仕事場の飲み会なども設定されることが多いのですが、バッティングしたら100%文句なく断ります。残業、出張も99%断ります。
仕事が定時で終われなかったら、慌てて支度して遅れないように車を飛ばします。豊橋から浜松は結構距離があるので時間もかかります。当然、晩飯抜きで走ります。
普段なら、家に着いて冷蔵庫のビールをプシュッ!とやっている時間なのにガマンします。
無事に浜松に着いても、安心できません。荷物を両手にライブ会場の各店舗まで走ります。腹ペコで、重い荷物を両手に、走ります。
着いたら、すぐにセッテイングして、音合わせして、着替えて、曲順を調べて、腹ペコ喉カラで演奏開始です。
演奏終了しても3ステージ済むまでは、買ってきたお茶もしくは水だけでガマンです。
別に酒を飲んでもいいのですが、勝負に負けたくないのでガマンします。
真剣勝負の辛く楽しい時間が過ぎてゆきます。
勝負に勝って(負けるときもある)、演奏が終了すると、汗だくの喉カラカラなのですが、もう夜中の時間です。時間的には最も危険な時間だし、帰りの距離もあるので酒はご法度です。ガマンします。
疲れ果て、汗も引かぬうちにライブ会場を後にして、また駐車場に重い荷物と共に戻ります。
駐車場代金を払って、やっと自宅に向かいますが、その時間には大概12時を回っていて、車をぶっ飛ばして帰りたい気持ちをぐっと堪えて、ガマンします。オービスに記念写真を撮られないように安全運転で帰ります。(オレも多少は学習するのだ)
ということで、ライブ当日は、全くのストイック(=禁欲的)なバンドマンなのであります。
明日も禁欲じゃ~!って何か変?
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不快指数高っけ~

2006年05月24日 | 駄日記
すこぶる気分悪し。
昨日は朝から頭がガンガンしていてほぼ死んでました。
日記を更新するネタもなければ気も起きないという状況でした。
疲れきっているようなので、思い切り寝てやろうと思って仕事を休んでしまったが、何だかんだと寝かしてもらえないこのクヤシさ。ま、ボーッとすることもできたのでよしとするかって感じであっという間に一日が無駄に終わりました。。。。
とにかく、体調が悪い悪いと泣き言ばかりあまり書いていては情けないので、腰が痛いとか風邪がどうのというのは書きましぇーん。

で、今日は家にいるよりはましかもと仕事に出かけたが、仕事が終わって早々に帰ってきてTVで野球でも見て、楽しく酒でも飲んで元気になろうと思ったが、イライラしただけだった。
交流戦5連勝の後、5連敗だ。
風呂から出れば蒸し暑くて気分悪いし、第三のビールをプシュッとしたら、何となく口がまずくて飲み切れないし。
不快指数120%だー!!

と言ったところでTVのチャンネルを動かしたら「楽しく弾こう!大人のギター」なんてのをNHK教育でやってて、ついつい見てしまった。
ベンチャーズの「十番街の殺人」をレッスンしているだけなんだけど、いいな~。
曲もベンチャーズの中では一番好きな曲だし、ギターの音も好きだった。
番組では先生も生徒役もストラトを持ってレッスンしていて、オレの一番好きなサウンドが聞けて、何となく癒された気がした。
オレはギターはヘタクソで、コード弾きぐらいしか弾けない。
肝心のギターも今では1台も持っていないけれど、かつてはエレキ、フォーク、エレアコ、ベースなど所有していてオリジナルをギターで作曲していた頃があった。
いや~、実はギターを買いたいと思っているんですよ。
安いフォークギターをね~。
昔、持っていたのはYAMAHA F-130でした。名器でしたね~。
昔のヤマハのフォークギターは品質が良かったんすよ。F-160なんて、状態さえ良ければ今では相当のプレミアムが付いちゃってるんじゃないかな?当時ですら10万円以上の価値はある音だなんて言われていたから。
F-130も相当人気があると思うね。扱いやすくていい音だったなー。
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お宝ヴィンテージ(7)

2006年05月22日 | お宝ヴィンテージ
久々のこのコーナー。
自分の持ち物をやらしく自慢するという「お宝ヴィンテージ」であります。
今回は、パールのピッコロスネア、フリーフローティングのブラスシェル仕様です。サイズは14×3.5インチ。
このフリーフローティングスネアは、現在もパール社のスネアのラインナップから外せない人気シリーズです。
写真は中古で購入。かなり使い込んだおんぼろスネアだった。
いくらで買ったかは例によって忘れたが、現行品は定価で5万円台である。(今調べた)

さて、このスネアを買ったとき、ブラス製の金属シェルで、しかもピッコロ(=浅胴で音色が高域)なので、カンカンキンキンとさぞかし喧しいのではと思っていたが、試奏してみて妙に落ち着いた音色で少し驚いた。
これだったらピッコロでなくても5.5インチでもいいのではないかと思った。
なぜかと思ったら、中古だったのでヘッドが前使用者の使っていたままだったのだが、ピンストライプの厚いコーテッドヘッドだったのだ。
はは~ん、カンカンするのを嫌って、ミュート効果のある厚いヘッドを使っていたな。と思い、すぐさま使い古しのアンバサダーのコーテッドに変えてみた。
すると、ノーミュートでカンカンキンキンも出せるし、ミュートしてスコンスコンとハリのある衝撃音も出るようになった。
やっぱしピッコロはこうでなきゃいかん。
思わずつぶやいた。「コーディネートはこうでねーと」
全く関係ないオヤジギャグがなぜか出てきてしまった。

そういえばそうだ、このスネアは後輩ドラマーがどうにかして処分したがっていたスネアだった。自分の所属するバンドの傾向であるグランジというジャンルのロックに、音色がどうしても合わないのでこのスネアを売って、次のスネアを探しているということだった。
一方オレはというと、その頃オリジナル曲をレコーディング中で、カンカン鳴らせるピッコロスネアが欲しいなと思っていたので、供給と需要が一致して、買うことにした。
そして、思い切りロッキンロールな曲に使用して、なかなかいい感じの曲が完成した。
それ以来、ライブでも練習でもあまり使用したことがないスネアである。
見た目はボロでも、使い方によってはいい音で鳴ってくれる。
う~ん、考えてみたらやっぱり宝の持ち腐れである。
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ものづくりフェア2006にて

2006年05月21日 | 駄日記
金・土・日と豊橋総合体育館で行われていた「ものづくりフェア2006」も本日最終となり、オレはとある企業ブースの呼子として、今日の一日立ち仕事をした。
写真は小さな子供に大人気だった、企業ブースの出し物のポケモンショーのひとコマだ。
実は、今日一日立ち仕事をしていたと書いたのだが、立っていたことは立っていたが、仕事にはならなかった。
その理由は二つある。
まず、自分の担当するブースの商品が、あまり一般向けでなく老人福祉関連の特殊な商品のため、興味なく通り過ぎるお客さんが殆んどだったり、説明をするにしても商談まで発展しなかったことが最初の理由だ。
しかも、オレ自身その商品を売ったこともなければ、見たこともなかったので、ヤマ勘で人に説明すると言う、このいい加減さ。まあ、ウソの説明はしなかったが、あまり専門的な質問は、「あー、それはですね~、ホヘハヘホだったはずですね~がはははは。」とか何とかゴニョゴニョ言ってごまかした。
明らかに暇つぶしとか、若い女の子とお話がしたいだけのお客さんもいらっしゃる。そんな時、オレは積極的に接客しないで、お客さんから声を掛けてきたら答えるぐらいにしていた。ようするに売る気のない売り子である。
そしてもう一つ、立っていたけどろくに仕事していない理由とは、腰の痛みである。
朝会場入りして、セッティングしてミーティングをして10時開場だった。そして、お客さんがゾロゾロ列をなしてお越しになった。あたふたとしているうちに11時になったが、その時点でオレの弱点の腰が悲鳴を上げていた。
先週のお通夜で、30分外で立っていたらもう耐えられなくなってしまったが、今日は朝から17:00までである。しかし、逃げも隠れも座ることもできない。仕方がないので歩き回っていた。或いは向かいの技科大のブースの椅子にちゃっかり座って、技科大生と何やかや雑談したりしていた。そんなこんなでちっとも売れなかったのである。にゃははは~。
そういえば、一昨日のPOWDERライブのステージ途中のMCで、ケントス営業ライブの6ステージの過酷さについて、いっちゃんからいきなり振られた。オレはMCの間は休憩していて何にも考えていなかったので、「腰が痛いですな」と何となしに答えてしまった。こんな時に、普段の悩みがふっと口に出てしまうのだろうか?本当は、以前やった静岡ケントスのヘルプは、6ステージだろうが10ステージだろうが、腰なんかは全然痛くなかったのだ。常に、不慣れな曲での失敗だけ心配して緊張していただけである。また7月に静ケンでの6ステージがある。今度はPOWDERなので、その点は安心だ。でも、腰は心配になってきた。ヤバイ。

こういうイベントで、いつも困るのがガキ対策だ。
オレの会社のブースには、PCが並んでいて、商品のデモンストレーションには必須だ。大人は、商品が何であるかを確認して、興味があれば近寄ってくる。だが、子供は商品など関係ない。PCを見つけたら、遊び道具と思って近寄ってくる。
そして、オレ達が見逃してしまうと、パスワードにより開いているコンテンツなりサイトをいとも簡単に閉じて、ネットでゲームサイトを勝手に開いて遊び出すのだ。ひどいのになると、子供が勝手にソリティアかなんかのカードゲームを始めたら、親が後から来て「ちょっと代われ!」みたいな感じで人の迷惑も顧みず、親子でPCゲームをして帰っていった。
まあ暇な時間だったので放っておいたが、1~2時間ぐらい経ってから最初のガキが、また平然とやってきてPC画面を切り替えて遊びだしたので、さすがに注意して止めさせた。
そういえば、そのガキ、初めて来た時も、次に来た時も、注意した時も、逃げるように去って行った時も、一言も喋らなかったし、オレの顔すら見なかった。
今での子なんだな~。
ガックリしますな。

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久々のPOWDER LIVE!

2006年05月20日 | ライブレポ
久々でした!
ライブバンドを自認するPOWDERなのだが、1ヶ月以上のブランクがあったなんて、バンド史上初めてだったんじゃないか~?
しかも、練習もなかなか出来なくて、今週水曜日の定期リハでも「お久~」って感じだったし、お馴染みの曲を演奏したら「アレレ?」みたいな曲もあったりしちゃった。
それだけ、各メンバーがお忙しいということなんだけど、そこは社会人バンドの悲しさだわね。
でも、いざLIVEの当日ともなって、いつものお客さんが集まってくれたりすると、オレ達バンドマン魂はそんな不安材料を微塵も感じさせず、簡単にはじけてしまうのであった。
ん~、いいライブじゃったー!かな?アチコチでちっちゃいボロは出てたか~?

さて、自分自身のことを言ってしまうと、このところ体調が良くなかった。いわゆるバイオリズムというものが低調だったと思うが、連休の頃の体調が絶好調で、今は最低なのだ。
精神的にも疲れていた。日記にも泣き言っぽく愚痴っぽく書いたので、まあ止めておくけど。
で、こんな時はどうすりゃいいかと言えば、物心付いてからバンドマンしかやったことがないバンドマン暦30年のおっちゃんとしては話は簡単だ。ライブするのみである。
逆療法というのでしょうか、「体弱いも~ん」「休ませて~」と泣きが入る体に鞭打ち、ライブ会場に這いつくばるような感じで到着。この時点ではウツっぽいのだけど、セッテイングをしながら常連のお客さんの顔を見ると、ス~ッと心を覆う重たい雨雲が引いていくのです。そして、1~2曲のリハを済ませると、心の中に明るい日差しが差し込むのです。

まあ、バンドマンなんてこんなもんで、単純明快だ。
メンバーのみんなも、多少は似たり寄ったりすべったり転んだりだと思う。
昨日の演奏は、みんな禁欲生活に解き放たれた野獣のように、音がでかいでかい。気合が音のでかさに跳ね返るのは、だめよだめよダメなのよ~!(by島田一の介)
ただでさえ、この頃体力的に問題過多なオレなんだから、周りの音がでかいということは、オーバーパワーになってしまって、最後まで続かなくなってしまうのだ。
音がでかいだけでなく、ヒートアップすると速い曲中心になって、さらにお客さんを煽ります。
左手中心のスネアは2拍4拍なのでいいんだけど、右手のハイハット&ライドの8分音符はきつい。思い切り叩かないとアコースティックドラムは電気楽器に負けちゃうし、ステージ後半にロッキンロールが延々と続いて、ギター&SAX&キーボードソロと続いて、ふっとジュンジがオレにソロを振ってきた日にゃあ、右手はただの木偶の棒状態で情けない事態に陥りやす。
まあ、昨日はその一歩手前で済んだので、ヤレヤレであったのだ。

今回も、写真はわれらがカメラウーマン、TOMO嬢にお願いしたが、「あんまりいい写真が撮れなかった」と言っていたが、やっぱしろくな写真がなかった。ということで、この写真がピンボケだけど今回のベストショットです。いいんだよー、気にしてね~!!がははは。
写真と言えば、石ちゃんが先日の連休中に行った「浜名湖BBQ&ライブ」のスナップをプリントしてくれた。オレといっちゃんがDUOでステージに立っている写真とか、珍しい画像ばかりだ。
どうもありがとう!!
浜名湖と言えば、次回は「潮干狩り&ライブ」が同じ三ケ日パラディソで6/3(土)に行われる予定だぞ。
オレは仕事があって参加できないが、なんだかまたもや面白そうだぞ。ヒマがある人、行ってみたら~?
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