駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

最小音量

2015年12月06日 | ドラム&パーカッション
和田静男さん(SHIZさん)のライブでは、結局のところカノウプスのドラムセットを持参しました。
というのも、前回和田さんと大森さんの浜松G-SIDEさんで行ったライブで、ロックのライブを意識して持って行ったスネア(TAMAのステンレス6インチ)が、とても良くて今回もやはりどうしても使いたくなり、そうなるとセット自体もロックなキットにしたいなと思ったため。
せっかくヤマハのキットをメンテし直しましたが、そちらはまたの機会ということで。

しかし、当日現場でリハをしますと、ホテルのラウンジだけにやっぱり音量が問題になります。
そこで対策をというとたった一つですよね。
音量を落とすドラミングです。
もともと音色を求めてこのキットを選んだわけで、叩き方を抑えれば音色はそのまま出音は小さくなるわけです。
逆に、ミニマム音量を最小限に抑制してダイナミクスを利用すれば、マックス音量はそんなに上げなくても、大きく感じるという理屈。
ところがダイナミクスのコントロールというのは、かなりのハイレベルの技術であります。
言うは易し横山やすし、そうは簡単にいきません。
ロックサウンドでありながら、最小音量でリムショットをヒット!
まあ~難儀なやっちゃ。。。

しかし、折しもザ・スターキーでこの問題に深く取り組んでいる真っ最中のオレですから、逆に楽しく挑戦できました。
今やステイックバッグには各種のステイックが7~8セット入っています。
無造作に取り出すと左右バラバラに持つこと、間違いない。。。
あとは企業秘密!
なんてうっそやで。。。
ステイックの持ち方と、振り上げ位置と叩く場所で調整します。
そして、起承転結を心掛けることかな。
曲によりますが、指パッチンぐらいの音量でリムショットするぐらいの気持ちで叩きます。
そんなん無理でっせ、というところを、やってみるんであります。
まあ、心意気っちゅうやつですが。。。

そんなわけで、どこからも苦情来ることもなく無事に演奏し終わったというわけです。
盛り上がりではけっこう叩きましたけどね。へへへ。。。
コメント
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