ぶろぐ“あみん”

タイを中心にアジアの話題。
タイトル頭の■は過去、★は今の話題を表します。
※公開しないコメントもあります。

★「南満州鉄道 特急あじあ」(プレス・アイゼンバーン、昭和55年刊)

2017年02月14日 06時27分06秒 | 私の本だな
 ご近所さん、お引っ越しということで、大切にしていたけれど処分するという資料を譲っていただきました。

【「南満州鉄道 特急あじあ」(プレスアイゼンバーン・昭和55年刊)】

 すごいの、いただいちゃいました^^;

 有名なパシナ(パシフィック(2C1)型の7番機)が表紙カバーです。

 初版1,000部の発行だったそうで、本書は569という手書きの書き込みがあります。

 内容としては、編成表のイラストやら

貴重な写真の数々。

 うーん、美しい^^

 巻末には、こんな形式図まで^^
 こりゃあ、モデル化するしかないかもしれませんね^^

 鉄道模型の記事、★出てきたモノ^^(2)は → こちら

 まず、図面起こしからやらないと^^;
 貴重な資料、史料をありがとうございました。
【2017年2月】

【ノート】
南満州鉄道 特急あじあ
 監 修:永田龍三郎
 発行所:エリエイ出版部 プレス・アイゼンバーン
 発 行:初版 昭和55年4月10日
 価 格:JPY5,900.-


( こーぷくん てぃー くりっく )
ขอบคุณที่คลิก
クリックありがとう^^
にほんブログ村 【海外生活ブログ・タイ情報】
にほんブログ村 車ブログ メルセデス・ベンツへにほんブログ村 車ブログ・メルセデスベンツ】
にほんブログ村 【グルメブログアジア食べ歩き】
※クリックしていただくと、他にもいろいろなタイ好きブログクルマ好きブログ食いしん坊ブログに出会えますよ^^
どれかお一つクリックしていただけると、とても励みになります^^
いつもクリックしてくださる皆さま、ありがとうございますm(_ _)m

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★“大阪テレビ”って知っていますか?

2016年11月03日 15時00分00秒 | 私の本だな
「TXNネットワークやん、“それ、テレビ大阪やろ”?」

 チッ、チッ、チッ……^^ それこそ、それはテレビ東京系列のテレビ大阪です。

 今回の話題は、あくまでも大阪テレビ
 この大阪テレビは、西日本で最初に開局した民間のテレビ放送局であり、その開局は1956(昭和31)年。しかし、1959(昭和34)年には朝日放送と合併、朝日放送大阪テレビとなった、現在のABCテレビの前身だったのです。
 実質三年で消えてしまった、“幻のテレビ局”ともいえるでしょう。
 蛇足ながら、私がこの世に生を受けた段階で、既に“大阪テレビ”は消えていました^^;
 そんな、半世紀以上も前の出来事でした。

 で、どうして、今、ここで、その“大阪テレビ”なのかというと……^^

 長年のお友だちが、この秋にある本を上梓しました^^ その本がこちら。
【川崎隆章著 「まぼろしの大阪テレビ~1000日の空中博覧会~」】

 もとは、個人的興味から新聞のバックナンバーの番組表を書き写すことから始まった研究が、こうした形で1冊の本となって実を結びました。

【同書 319ペ】
 数年前から、顔を合せる度に「本になる」という話は聞いていましたが、この夏に会った際には「ようやく、秋には出版の運びとなりました」と聞き、我がことのように嬉しく思いました。

 このようなチラシも渡されましてね^^

【同書 330ペ】
 副題に“全番組表集成”とあるように、それこそ開業前のサービス放送から朝日放送に引き継がれる前日までの、全ての日の番組表が再現されています。
 番組表だけではなく、まつわる様々な逸話にも触れられていて、そちらにも非常に興味をそそられます。

 本書は、日本のテレビ界黎明期の、しかも、合併により消えた局という事情故に今までつまびらかにされていなかった部分にも触れた、画期的な資料集であるといえます。
 通して読み通すことはもちろんですが、時系列で纏められていることを生かして(索引も充実しています)、事典的に活用することも可能です。

 川崎さん、お疲れさまでした^^
 じっくりと目を通させていただきます^^

【ノート】
まぼろしの大阪テレビ~1000日の空中博覧会~ 全番組表集成
 著 者:川崎隆章
 発行所:東方出版㈱
      大阪市天王寺区逢阪2-3-2-602
      06-779-9571
      www.tohoshuppan.co.jp/
 発 行:初版第一刷 2016年10月3日
      ISBN978-4-86249-271-5
 価 格:¥4,200.-+税



( こーぷくん てぃー くりっく )
ขอบคุณที่คลิก
クリックありがとう^^
にほんブログ村 【海外生活ブログ・タイ情報】
にほんブログ村 車ブログ・メルセデスベンツ】
にほんブログ村 【グルメブログアジア食べ歩き】
※クリックしていただくと、他にもいろいろなタイ好きブログクルマ好きブログ食いしん坊ブログに出会えますよ^^
どれかお一つクリックしていただけると、とても励みになります^^
いつもクリックしてくださる皆さま、ありがとうございますm(_ _)m

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★^^買っちゃいました^^ “出発進行! 里山トロッコ列車”

2016年05月12日 06時00分00秒 | 私の本だな
 先に新聞報道をお届けした、小湊鐵道 トロッコ列車の絵本出版^^ 記事、★【小湊鐵道】“里山トロッコ”が絵本に^^は → こちら

 買っちゃいました^^

 出発進行! 里山トロッコ列車^^

 手にするまでは、「どうせ絵本だから^^; 」なんて思っていましたが……。
 侮れませんよ、この絵本。

 確かに、加古里子特有の優しいタッチの里山トロッコが満載です。

 それだけではなく、沿線の歴史や風土、そんなものまで盛りだくさんになっています。

 絵本の体裁はとっていますが、本当に絵本が似合う世代が読むには少々難儀すると思います。
 大人が読んでも、それなりに手応えのある作品だと思います。

 充分、“買い”の作品だと思います^^

【ノート】
小湊鐵道沿線の旅 出発進行! 里山トロッコ列車
 著 者:加古里子(かこ さとし)
 発行所:偕成社
 発 行:初版第1刷 2016年5月15日
      ISBN9784033520704
 価 格:¥1,200.-+税

( こーぷくん てぃー くりっく )
ขอบคุณที่คลิก
クリックありがとう^^
にほんブログ村 【海外生活ブログ・タイ情報】
にほんブログ村 車ブログ メルセデス・ベンツへにほんブログ村 車ブログ・メルセデスベンツ】
にほんブログ村 【グルメブログアジア食べ歩き】
※クリックしていただくと、他にもいろいろなタイ好きブログクルマ好きブログ食いしん坊ブログに出会えますよ^^
どれかお一つクリックしていただけると、とても励みになります^^
いつもクリックしてくださる皆さま、ありがとうございますm(_ _)m

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★ピース・又吉、いよいよ先生に^^

2015年07月20日 00時12分26秒 | 私の本だな
 もう、先週の話ではあるのですが(^ ^;

 お笑いコンビ、ピースの又吉直樹の中編小説、「火花」が、去る7月16日に第153回芥川龍之介賞を受賞しました。

 羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」と同時受賞で、お笑い芸人として初の受賞ということになります。
 ヨメはんが、春先に買って読んでいました^^

 でも、初版じゃなかったんだなぁ……(^ ^;

【ノート】
「火花」
著 者:又吉直樹
発行所:(株)文藝春秋
発 行:第4刷 2015年3月30日
ISBN978-4-16-390230-2
価 格:¥1,200.-+税

ขอบคุณที่คลิก
( こーぷくん てぃー くりっく )
クリックありがとう^^
にほんブログ村 【海外生活ブログ・タイ情報】
にほんブログ村 車ブログ メルセデス・ベンツへにほんブログ村 車ブログ・メルセデスベンツ】
にほんブログ村 【グルメブログアジア食べ歩き】
※クリックしていただくと、他にもいろいろなタイ好きブログクルマ好きブログ食いしん坊ブログに出会えますよ^^
どれかお一つクリックしていただけると、とても励みになります^^
いつもクリックしてくださる皆さま、ありがとうございますm(_ _)m

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★須藤清貴「3年7組食物調理科」

2015年02月13日 00時03分46秒 | 私の本だな
 これまた、何気なく手にした一冊^^


 須藤清貴「3年7組食物調理科」です。たぶん、食物調理という、ただ、この部分だけに反応しちゃったんだと思います(^ ^;

 東京近郊にある新居山総合技術高校。1年、2年、3年と、各学年とも7組が食物調理科となり、「ショクモツチョウリカ」略して「ショクチョウ」と呼ばれています。
 その3年7組の面々が担任の小梅先生と織りなすさまざまなドラマ。一人の男子生徒の視線から描かれます。

 高校学園ドラマなんて言うと、私の頭に浮かぶのは、古くは「我ら青春(のシリーズ)」、新しくは「ごくせん」でしょうか。

 ただ、ここに出てくるのは、ごくごく普通の高校生。どっちかというと、(調理科なので)実習なんかに重きを置いている高校生。
 上記二つのシリーズとは違って、授業に一所懸命取り組んでいる高校生のお話です。

「調理に関しては完璧主義。100点満点をめざす」というのが、ぼくらのプライドなんだ。
【8ペ 「美味しいショクチョウ・ギロン」】


「全然だめ。もっと考えて。こっちの不手際をお客さまに明かす必要なんてないでしょ?
なんて言ったらいい? 希美」

「大事なのは、そのときに心をこめて声をかけること。心をこめて小皿をおわたしすること。それができれば、少しでも失敗を取りもどすことができるの。心をこめて、お客さまをもてなしなさい」
【80ペ~81ぺ 「博多煮に心をこめて」】


「高校生-高校=?」ってことだ。漢字の引き算ならば「生」だけが残る。生きているだけ。そうなることが怖い、と思う。そうなったときの自分はどんな気持ちになるのか、想像するのが怖い。
【213ペ 「ごぼ天うどんが美味しくて」】


 こういう生徒たちのお話です。書き方を間違えると、小説としては面白くも何ともなくなってしまうと思いますが……。

 鏤められた数々のエピソードが、ショクチョウ・ワールドにぐいぐいと引き込んでくれます。

 ただし、安くて美昧くて勉強になることばかりじゃない。サービスは並以下だ。大テーブルに10人ずつ3組に分かれて座ったんだけど、注文してない料理もどんどんテーブルの空きスペースに置いていく。置き方も雑で、授業でやったテーブルサービスのイロハを吹き飛ばすような大雑把さだった。
【17ペ 「美味しいショクチョウ・ギロン」】


 早朝から仕込みに入るから、午前中には校舎に調理の匂いがただよう。牛ばら肉たっぷりのビーフカレーを作ったときには、スパイシーな香りが調理実習室から廊下をぬけて各枚室ゃ職員室、校長室にまで流れこんだらしい。昼時、学食に「あの匂いのカレーをくれという希望者が殺到したそれが食べられないと知った希望者は失望しながらも、定番メニューのカレーライス(それなりに美味しい)を注文し、あっという間に売り切れたという。同じ中学出身の情報技術科の友達が、「2時限目あたりから美味そうな匂いがしてきて、授業が頭に入らなかった。カレーが食いたくなって居ても立ってもいられなくなっちゃってさ」と言った。
 登校したら下校までは外出禁止になっているけど、その日は昼休みにぬけだす連中が散人いたという。近くに大型のショッピングモールがあって、そこのチェーン店のカレー屋にかけこんだというんだ。カレーの匂いは人の心と身体を動かす。
【36ペ~37ペ 「トゥルヌド・ステーキ ロッシーニ風」】


 なんか、分かる、分かるっていうのもあったりして^^

 3口目には涙が出てきた。花椒(ホァシャオ)が効いている。ぼくが作る麻婆豆腐(マーボーどうふ)にも花椒を効かせるけど、ここのは花椒が新鮮で生きている感じだ。花椒が口の中ではじけている。かために炊いたご飯が美味い! 白い皿にアメ色の油がきれいに分離していて、この油が辛くて美味い。辛味に深いコクがある。油が熱いから、花椒の辛さも熟い。
「辛いでしょう。美味しいでしょう」

 (中略)

「元気、出たの?」
「出た出た。身体から水分が出ると、人って元気になるのね。これを食べたら、胸がすっきりしてさ。くよくよした気分が飛んでいった。テーブルに着く前とテーブルを立つときで、気分が全然ちがう。ここの麻婆豆腐は、汗が出て涙が出て、鼻水が出て元気が出る。
人を辛せにしてくれる料理だと思った」
【233ぺ 「母さんの思い出のメニュー」】


 笑っちゃうものから、ホロリと来るものまで。先が早く知りたくてって、感じで読み進めてしまいます。

 名言もあちらこちらに^^

「料理は、人を生かしもするし、殺しもする」
 ショクチョウに入って、小梅先生から何度も聞かされた話だ。
 殺す、というのは物騒な表現だけど、「悪い料理は、人の気持ちを殺してしまう」ということだと思う。
【47ぺ 「思い出のうどんパーティ」】


 小梅先生が「食事のことを軽く見る人は、物事を深く考えない人です」と言っていた。
【146ぺ 「白熱! チューハイ・ギロン」】


「ふたりとも、昔から本当に美味そうにメシを食うな。そういうヤツが、やっぱりショクチョウみたいなところに行くんだな」
【224ぺ 「ごぼ天うどんが美味しくて」】


「日本の言葉が一番ぴったりくる。やっぱり米だから。炊き上がった白米はびっしりとくっつき合ってるよね。いまのみんなのように。そして独特のねばり気がある。米を主食にする国はほかにもあるけど、だいたいぱさぱさの乾いた炊き上がりになる。『同じ釜の飯を食う』ということは、おたがいの関係はドライじゃない。湿っていてねばり気がある。そういう仲間なの」
【246ペ~247ペ 「しびれる! 麻婆豆腐」】


 料理ネタの作品だけあって、料理のコツもそこかしこに^^

「母さんもね、居酒屋でまかないを作るときがあって、麻婆豆腐をこしらえるのよ。それがけっこう評判。最大のポイントはね、トウバンジャンやテンメンジャンを入れるでしょ。あれは肉にからめない。必ず油に溶かしこむの。混ぜるんじゃなくて、調味料を炒める、って感じ。ぐっと風味が立つし、肉や豆腐全体に味が回るのね。いそがしいから豆腐は下ゆでしなくても、これで美味しくなるの」
【235ぺ 「母さんの思い出のメニュー」】

 知っていました?^^

【ノート】
「3年7組食物調理科」
著 者:須藤清貴
発行所:(株)講談社
発 行:第1刷 2014年3月27日
    ISBN978-4-06-217876-1
価 格:¥1,300.-+税

ขอบคุณที่คลิก
( こーぷくん てぃー くりっく )
クリックありがとう^^
にほんブログ村 【海外生活ブログ・タイ情報】
にほんブログ村 車ブログ メルセデス・ベンツへにほんブログ村 車ブログ・メルセデスベンツ】
にほんブログ村 【グルメブログアジア食べ歩き】

※クリックしていただくと、他にもいろいろなタイ好きブログクルマ好きブログ食いしん坊ブログに出会えますよ^^
どれかお一つクリックしていただけると、とても励みになります^^
いつもクリックしてくださる皆さま、ありがとうございますm(_ _)m
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★黒野伸一「限界集落株式会社」

2015年02月07日 14時15分58秒 | 私の本だな
 ここ最近、ほとんど「食いしん坊ブログ」と化していた弊ブログなのですが(^ ^; 久し振りに、ちょっと知的に……(笑)

 本当に何気なく手にした本書。
 黒野伸一著、「限界集落株式会社」ですが、結構引き込まれました。
 そのうち、こちらでご紹介……、と思っていたら、現在NHKでドラマとして放映されているそうで(^ ^;

 調べてみると、連続ドラマとして放映されていて、今日(7日)が第2回だったんですね(^ ^;

 土曜ドラマ「限界集落株式会社」

 多岐川優は起業のために勤めを辞めるが、一時の休養に自身の田舎を訪れる。祖父の家には、地元の老人たちが入れ替わり立ち替わり訪れるようになる。
 結局、ここの農産物を販売していくことで、この「限界集落」を再生しようと格闘していくことになるのだが……。


 最初、この多岐川は、あまりよく描かれていないように思えました。でも、次第に引き込まれていき、結構一気に読み終えてしまいました。

 美穂が、健気で可愛らしいです^^

【ノート】
「限界集落株式会社」
著者:黒野伸一
発行:(株)小学館
小学館文庫 く6 6
初版第一刷:2012年10月13日
第三刷:2013年11月30日
ISBN978-4-09-408867-0
価格:¥714.-+税
ขอบคุณที่คลิก
( こーぷくん てぃー くりっく )
クリックありがとう^^
にほんブログ村 【海外生活ブログ・タイ情報】
にほんブログ村 車ブログ メルセデス・ベンツへにほんブログ村 車ブログ・メルセデスベンツ】
にほんブログ村 【グルメブログアジア食べ歩き】

※クリックしていただくと、他にもいろいろなタイ好きブログクルマ好きブログ食いしん坊ブログに出会えますよ^^
どれかお一つクリックしていただけると、とても励みになります^^
いつもクリックしてくださる皆さま、ありがとうございますm(_ _)m

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★徳大寺有恒氏死去

2014年11月08日 17時44分36秒 | 私の本だな
 我々クルマ好きにとって、良くも悪くも影響を与えた自動車評論家徳大寺有恒氏が11月7日、急性硬膜下血腫で死去しました。享年74。
 氏といえば、当然のように出てくるのが、「間違いだらけのクルマ選び」。ずいぶん読ませていただきました。

 しかし、私が同書以上に読ませてもらったのが、
でした。様々な影響を受けました。
 ずいぶんと古い本です。昭和時代の本ですから(^ ^;

 おかげさまで、今では、リア・ワイパーの付いたメルツェデスに乗らせていただいています。

 衷心より氏のご冥福をお祈り申し上げます。

【ノート】
徳大寺有恒
 本名、杉江 博愛(すぎえ ひろよし)。1939(昭和14)年、東京都生まれ。茨城県、水戸一高から成城大経済学部を卒業。
 大学卒業後、第2回日本グランプリでレーサーデビュー。以後、トヨタワークスチームを経て、フリーのライターとして評論活動に入り、自動車評論家へ転身。1976(昭和51)年、徳大寺有恒の筆名で自動車批評本『間違いだらけのクルマ選び - 良いクルマを買うための57章+全車種徹底批評』を草思社より出版した。

改訂版 間違いだらけの運転テクニック
講談社
定価800円
昭和55年9月1日 第一刷
昭和57年6月1日 第七刷

ขอบคุณที่คลิก
( こーぷくん てぃー くりっく )
クリックありがとう^^
にほんブログ村 【海外生活ブログ・タイ情報】
にほんブログ村 車ブログ メルセデス・ベンツへにほんブログ村 車ブログ・メルセデスベンツ】
にほんブログ村 【グルメブログアジア食べ歩き】

※クリックしていただくと、他にもいろいろなタイ好きブログクルマ好きブログ食いしん坊ブログに出会えますよ^^
どれかお一つ、クリックしていただけると嬉しいです^^
いつもクリックしてくださる方、ありがとうございますm(_ _)m

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★矢島実 「『涙』と『感動』が幸運を呼ぶ」

2014年10月08日 00時02分11秒 | 私の本だな
 久し振りに、カテゴリ「私の本だな」です。


2万人が涙した
感動のストーリー集
「この本を読んで流れる涙は、
あなたをさらに幸せにしてくれるでしょう」
ベストセラー「涙の数だけ大きくなれる」著者木下晴弘
【オビより】

 元は、フリーコピーの小冊子。5ヶ月間で2万人に配付されたその小冊子に大幅加筆して書籍化されたものです。
 1章 子どもを通して学ぶ2章 人を通して学ぶ3章 歴史や人生の先輩に学ぶの三部構成です。

 有名なディズニーランドのおもてなしから、不思議な入社試験エジソンの逸話など、ついついホロリとさせられてしまう話、「そうかぁ」って感心させられてしまう話……。

 ちょっと紹介したいのは、「はじめに」に載っていた、コレ。

 ある施設に認知症のおじいさんがいました。

 このおじいさんが、ある時、看護師さんに向かってこう言ったそうです。
「俺は、ロシアに行きたい」
 そう言って、壁に掛けてある帽子をとり、外出しようとしたのです。

 そこで、その看護師さんは慌てて、おじいさんにこう言いました。
「あ、ちょっと待ってください。用意してくるので……」

 そして、おじいさんに言いました。
「おじいちゃん、残念だけど……、今日、ロシアお休み!」

 それを聞いたおじいさん、
「ほー、そうか、じゃ止めておこう」
 そう言って、帽子をもとに戻したそうです。


 そういうお話が一杯の本です^^

【ノート】
「涙」と「感動」が幸運を呼ぶ
著者:矢島 実
発行:(株)ごま書房新社
定価:952円+税
ISBN978-4-341-08473-8
※記載はありませんが、2011年刊のようです。
ขอบคุณที่คลิก
( こーぷくん てぃー くりっく )
クリックありがとう^^
にほんブログ村 【海外生活ブログ・タイ情報】
にほんブログ村 車ブログ メルセデス・ベンツへにほんブログ村 車ブログ・メルセデスベンツ】
にほんブログ村 【グルメブログアジア食べ歩き】

※クリックしていただくと、他にもいろいろなタイ好きブログクルマ好きブログ食いしん坊ブログに出会えますよ^^
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★若杉 冽「原発ホワイトアウト」

2013年12月12日 23時50分10秒 | 私の本だな
 ニッチ的に話題になっていまして(^ ^;
 いつもの楽天ブックスで検索しましたが、「現在、お求めいただけません」。アチコチ探してまだ売っていた店を見つけて買い求めました。

 作者は、東大卒の霞ヶ関、現役キャリア。いわゆる覆面作家です。

 ヨメはんの実家、今回のフクシマ事故では、少なからずの被害を受けていますので、他人事とも思えず、読み進めました。

現役キャリア官僚のリアル告発ノベル!!
「原発はまた、爆発する!」
【オビより】

 全て仮名ながら、なんとなく実在のあの人だな、あそこだな……、って思えます。

 原発はATMだから、あんなにしがみつくのね……。
 今話題の特定秘密法案も絡んでくるのね……。
 リアルな内容に、ひでぇーなぁの一言……。
 あれだけ悲惨なフクシマが、全然教訓になってないし……。

 あんなに簡単にフクシマが再来しちゃうなんて……。最後の最後で、カバー写真の意味が分かりました。

【ノート】
「原発ホワイトアウト」
著 者:若杉 冽
発 行:(株)講談社
第1刷:2013年9月11日
第2刷:2013年10月2日
ISBN978-4-06-218617-9
価 格:¥1,600.-+税

にほんブログ村 【海外生活ブログ・タイ情報】
にほんブログ村 車ブログ メルセデス・ベンツへにほんブログ村 車ブログ・メルセデスベンツ】
にほんブログ村 【グルメブログアジア食べ歩き】
※ブログランキングに参加しています。この記事が、もし「面白かった」「役だった」「へぇ」などと思われましたら、一つでも二つでも三つでも^^ ポチッとしていただけると励みになりますm(_ _)m
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★石田衣良 「うつくしい子ども」

2013年11月29日 23時12分46秒 | 私の本だな

 内容をざっと見たとき、酒鬼薔薇聖斗事件のようなものかと思いました。
 9歳の少女殺人事件の犯人として逮捕されたのは、自分の13歳の弟。崩壊していく家庭、もどかしい学校の対応。
 事件の真実を探るべく調査を始める、犯人の兄である“ぼく”……。

 最後のどんでん返しに、ニンゲンとしての真の心を見たように思います。

 凄惨な事件の様子はほとんど出てきません。安心して読み進めることができます。

【ノート】
「うつくしい子ども」
著 者:石田衣良
発 行:(株)文藝春秋
文春文庫 い 47 2
第1刷:2001年12月10日
第15刷:2004年11月5日
ISBN4-16-717405-7
価 格:¥476.-+税


にほんブログ村 【海外生活ブログ・タイ情報】
にほんブログ村 車ブログ メルセデス・ベンツへにほんブログ村 車ブログ・メルセデスベンツ】
にほんブログ村 【グルメブログアジア食べ歩き】
※ブログランキングに参加しています。この記事が、もし「面白かった」「役だった」「へぇ」などと思われましたら、一つでも二つでも三つでも^^ ポチッとしていただけると私の励みになりますm(_ _)m
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★今さらながらの百田尚樹^^ 「風の中のマリア」

2013年10月04日 22時16分27秒 | 私の本だな

 まさか、あの書き出しの内容が最後まで続くとは(^ ^;

想像を超えた
こんな世界があったのか
めったに味わえない興奮。
百田尚樹が描く
命をかけた戦い。

【オビより】


 でも、ほとんど一気って感じで読み進めることができました。

「でも、私が死んでも帝国は残るのに、帝国が滅べば私は死ぬと思うと、なんだか  
「それがワーカーの宿命よ」
 マリアは強い口調で言った。「あなたは若いわ。それに、まだ自分の務めさえ十分に果たしていない」
 マリアの言葉にエルザは少し驚いたようだった。マリアは続けて言った。
「私たちは姉たちから受けた恩を妹たちに返さなくてはいけないわ」
 エルザは黙ってうなずいた。

【第一部 帝国の娘 4 恋】


 マリアは自分を救ってくれた見も知らぬ仲間のことを思った。その仲間は同じ巣の姉だったかもしれないし、別の巣のものだったかもしれない。あるいは遠い遠い昔の仲間だったかもしれない。マリアは自分の命がそうした仲間たちに守られているということに深い感謝の気持ちを抱いた。そしていつか自分が鳥の攻撃を受けて死ぬことがあっても、そのときは仲間たちを救えるように一撃を見舞ってから死にたいと思った。
【第二部 帝国の栄光 1 襲撃】


 新手のファーブル昆虫記と言えるかもしれません^^
 最後は、ちょっとウルウル来ました(/_;)

 次は、永遠の0いこうo(^o^)o

【ノート】
風の中のマリア
 著 者:百田尚樹
 発 行:(株)講談社
 講談社文庫 ひ 43 3
 第1刷:2011年7月15日
 第13刷:2013年7月4日
 ISBN978-4-06-276921-1
 価 格:¥552.-+税


にほんブログ村 【海外生活ブログ・タイ情報】
にほんブログ村 車ブログ メルセデス・ベンツへにほんブログ村 車ブログ・メルセデスベンツ】
にほんブログ村 【グルメブログアジア食べ歩き】
※ブログランキングに参加しています。この記事が、もし「面白かった」「役だった」「へぇ」などと思われましたら、一つでも二つでも三つでも^^ ポチッとしていただけると励みになりますm(_ _)m
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★気になる作家・高野和明 「13階段」

2013年09月28日 17時40分52秒 | 私の本だな

 マイ・ブームの高野和明^^ 8月、渡タイするにあたり仕入れていった文庫です。

 前回ご紹介した高野和明の記事は → こちら

 タイトルの“13階段”とは、もちろん死刑台の別名のこと。
 無実の死刑囚を救い出す任務に就いた保護観察者・三上純一と刑務官・南郷正二。死刑囚・樹原亮の冤罪を晴らすために、事件の真相を追い求めていくのですが……。

 現代社会の罪と罰を問い、圧倒的なサスペンスで読書界を震撼させた江戸川乱歩賞受賞作。
【カバーより】


 前作に違わず、緻密な構成にグイグイと引き込まれていきました。
 そして、最後のどんでん返しには……^^

 この作家、ますます好きになりました^^

【ノート】
13階段
 著 者:高野和明
 発 行:(株)文藝春秋
 文春文庫・た 65 2
 第1刷:2012年3月10日
 ISBN978-4-16-780180-9
 価 格:¥638.-+税
 第47回江戸川乱歩賞受賞


にほんブログ村 【海外生活ブログ・タイ情報】
にほんブログ村 車ブログ メルセデス・ベンツへにほんブログ村 車ブログ・メルセデスベンツ】
にほんブログ村 【グルメブログアジア食べ歩き】
※ブログランキングに参加しています。この記事が、もし「面白かった」「役だった」「へぇ」などと思われましたら、一つでも二つでも三つでも^^ ポチッとしていただけると励みになりますm(_ _)m
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★美味しさ弾ける 113のメニュー 「いなばのタイカレー缶レシピ」

2013年08月30日 19時56分56秒 | 私の本だな
 昨日に続き、“タイ・バイブル”いきます^^ 今日は、ちゃんとした“タイ・バイブル”ですからねぇ~~^^

*     *     *


 本日は、飛鳥新社刊「いなばのタイカレー缶レシピ」です。
 あの、大人気の缶詰シリーズ、いなばの「タイカレー缶」。例えば、

こんなのを活用したレシピ集です。

 このシリーズは、ウチでも大人気^^ 既にご紹介したこともあります。そのときの記事は → こちら
 タイで作られている、っていうのも人気の要因の一つなのかもしれません。


 こんな具合に、113のレシピが公開されています。

 もともと完成度が高く、好みに応じてナムプラーを垂らす程度でよい製品です。簡単なものは和える程度で、難しいものでも包んで揚げるとかで様々なバリエーションが楽しめそうです。

 パラパラ見ていたら、「なに作ってくれるのかなぁ?o(^o^)o」と、ヨメさんは変な期待をしたみたいです(^ ^;

【ノート】
いなばのタイカレー缶レシピ
 著 者:飛鳥新社編集部編
 監 修:いなば食品(株)
 発行所:飛鳥新社
 発 行:初版第1刷 2013年7月25日
     ISBN978-4-86410-260-5
 価 格:¥800.-+税


にほんブログ村 【海外生活ブログ・タイ情報】
にほんブログ村 【グルメブログアジア食べ歩き】
※クリックして戴くと、他にもいろいろなタイ好きブログ食いしん坊ブログに出会えますよ^^
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★「酒呑みは瑞穂の国の寄生虫」

2013年08月30日 00時22分02秒 | 私の本だな

 面白い本を見つけました。ホントは、ここのカテゴリって“タイ”バイブルなんですけどねぇ(^ ^; ま、タイのビーチで読んでも面白い本ってコトでっっっ(^ ^;
 里中哲彦著「黙つて働き 笑つて納税 戦時傑作スローガン傑作100選という新刊です。

「まだまだ足りない 辛抱努力」
「働いて 耐えて笑つて 御奉公」
人の気も知らないで、よく言ってくれるよ!
昭和の戦時下、日本人を叱り続けた
究極の<上から目線>の壮絶コピー集。

【同書、オビより】

 簡単にいうと、そういう本です(^ ^;


 中身はこんな風になっています。見開き右ページにスローガン、左ページにその解説というか揶揄というか(^ ^;

 そんな中で私が気に入ったのが、今回のタイトルにもした「酒呑みは瑞穂の国の寄生虫」(昭和16年)。もう、何も言わずに「スイマセン!」って頭下げちゃいます(^ ^;
 他にも、「戦場より危ない酒場」(昭和16年)とか、「恥よ結核 一等国」(昭和17年)なんていうとんでもないものまで(^ ^; もちろん、皆さんにすっかりお馴染み「欲しがりません 勝つまでは」(昭和17年)とか、「贅沢は敵だ」(昭和15年)なんていうのもちゃんと載っています。

 それにしても、産油国相手に「科学戦にも 神を出せ」(昭和17年)なんて言っているようじゃ……、勝てる訳ナイってんだよな(^ ^;

【ノート】
黙つて働き 笑つて納税 戦時傑作スローガン傑作100選
 著 者:里中哲彦
 発行所:現代書館
 発 行:第1版第1刷 2013年8月15日
     ISBN978-4-7684-5713-9
 価 格:¥1,700.-+税

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★今、気になる作家……高野和明

2013年06月21日 23時48分18秒 | 私の本だな

 ちょっと前、ほんの偶然から読んだ幽霊人命救助隊。子供だましみたいなタイトルに、どれくらいばからしい作品かって、逆の興味から手にしてみたら……。嵌りました(^ ^;

 天国に行けない霊たちがこの世に降りて、自殺志願者の命を救って救って救いまくる。
「夕方までは死なないでください。僕たちが必ず助けてあげます」

 こういう作品です^^ 分厚いんです。文庫で600ページあります。でも、嵌りました。ほとんど一気になっちゃいました。

 印象に残ったのは、
 不公平だと裕一は思った。この世は、無責任な人ほど楽に生きられる。
と言う件(くだり)^^
 ばかばかしい設定だけれど、何か惹かれるところがありました。

 そうしたら、先日、これまた偶然にこんなのも見つけました。

 これも、ばかばかしいといえばばかばかしいタイトル(^ ^;
 オムニバスかと思えば、全てが一続きの物語。中でも、20年前の自分がタイムスリップしてくる「時の魔法使い」、ドールハウスの人形が自分のこれまでと未来とを示している「ドールハウスのダンサー」が良かったかな^^

「あたし、二十年前に戻るんだ」
 未来は驚いて訊き返した。「二十年前って?」
「だって今、二〇〇二年なんでしょ? 駅の売店にあった新聞で見たもん」
 未来は言葉に詰まり、まじまじとミクちゃんを見つめた。「じゃあミクちゃんは、おばさんが誰だか知ってるの?」
「うん、知ってる」とミクちゃんは、にっこりと微笑んだ。「あたしとおんなじ、朝岡未来ちゃんでしょ?」
 未来はうなずいた。ミクちゃんにつられて、かすかに笑みが浮かんだ、「知ってたのね」
「うん、ずっと。それにね、嬉しかったの」
「嬉しかった? どうして?」
「だってあたし、こんなに優しい人になれるんだもん」
(「時の魔法使い」より)


 美帆は顔を上げ、後ろ頭に寝癖を付けたプログラマーを見た。相手も目元を和ませて、美帆を見つめた。
「総務部の香坂と申します」と美帆は微笑み、自分の夫となる人に名刺を差し出した。「初めまして」

(「ドールハウスのダンサー」より)



「ジェノサイド」っていう新作もあるそうで、ちょっと指が動いています^^

【ノート】
幽霊人命救助隊
 著 者:高野和明
 発 行:(株)文藝春秋
 文春文庫・た 61 1
 第1刷:2007年4月10日
 ISBN978-4-16-771726-1

6時間後に君は死ぬ
 著 者:高野和明
 発 行:(株)講談社
 講談社文庫・た 94 4
 第1刷:2010年5月14日
 ISBN978-4-06-276652-4

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする