連休の東北から戻りました。
復路は、この9月から通行規制が解除された国道6号線の双葉町~富岡町間約14kmを通って、常磐道の富岡ICから帰ってきました。大震災以来、3年半振りの同地になりました。
この道中の様子をお送りします。
* * *
同区間は、2011年3月の東日本大震災に伴う福島第1原発の事故後、通行規制が続いていました。この度、9月15日午前零時より、自由通行が許されるようになりました。
本日(10月12日)、この国道6号線を南相馬市側からいわき市方向に進みました。南相馬市原町区辺りまではそこそこ通行車両もあったのですが、
南相馬市小高区に入る頃には、殆ど車両がなくなりました。こんなにクルマがいない6号線っていうのも、経験がありません。
時折すれ違う車両も、警察車両が多いような感じです。
道端には、津波浸水区間の表示……。未だに、道端にひっくり返って潰れている軽トラックが転がっていたりもして、本当に手つかずだったことが分かります。
四つ並んだ看板のうち、右端のものには「事故多発 牛と衝突」とあります。今では少なくなったでしょうが、野良になった牛との事故が頻発したんでしょうね。
双葉町 帰還困難地域の表示が悲しいです。
この辺りが、仙台方からの国道6号線の南限だったようです。
信号は基本的に黄色の点滅。脇へは出入りできないように、
全てバリケードで塞がれ、また通行できるのは自動車のみで、歩行者や自転車、二輪車等は進入できません。
大熊町に入りました。
住宅街になりましたが、全てバリケードが築かれています。
津波に破られたままの店舗……。
インターチェンジへ入るために国道から入った道で見掛けました。明日に翔け! なんていうのがとっても虚しく写ります。ふるさとにしようにもねぇ……。
富岡ICから常磐道へ入りました。
* * *
今まで、原則通行禁止だったこの区間には、今でも10μsv/h近い放射線量の地点があるそうです。富岡から乗った常磐道の脇には線量の表示板もあって、そこですら2.4μsv/h近い数値が表示されていました。
今更ながら、とんでもない事故だったんだなって思わせられました。
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( こーぷくん てぃー くりっく )
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今まで、原則通行禁止だったこの区間には、今でも10μsv/h近い放射線量の地点があるそうです。富岡から乗った常磐道の脇には線量の表示板もあって、そこですら2.4μsv/h近い数値が表示されていました。
今更ながら、とんでもない事故だったんだなって思わせられました。
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