タイ国鉄
(SRT)に譲渡されて、かねてより改修が進められていた元JR北海道の特急用ディーゼルカー・
キハ183系が、この度改修を終えてお披露目されました。6月9日付の讀賣新聞が伝えました。
【讀賣新聞2022年09月09日第13版08面経済
特急「オホーツク」 タイで復活】
同車両は1981年に製造が開始され、かつては
特急『オホーツク』(札幌-網走)や
急行『大雪』(旭川-網走)として使われていましたが、2017年には運行を停止し引退していました。
同車両はそのまま北海道で保管されていましたが、うち17両が、昨秋、
タイ国鉄に譲渡されました。SRTのマッカサン工場で改軌(軌間
(レールの幅=車輪と車輪との間)をJRの1,062mmからSRTの1,000mmへ。)したり、塗装を変更したり、部品を交換したりしていましたが、この度完成しお披露目されたということです。
9月6日には、SRTマッカサン工場から東線を進んでチャチューンサオ駅へ向い、折り返してバンコク(=クルンテープ駅?)まで試運転されました。
車両自体は無償で譲渡されたものの、SRTが輸送関連費4225万バーツ(約1億4200万円)を負担したため、タイ国内では賛否両論であったようです。
今回改修を終えた車両は、早ければこの12月にも観光列車として運行を始めるということです。
今まで極寒の地で雪にまみれて走っていたキハ183系ですが、亜熱帯の地でも元気で活躍してほしいなって思います。ま、関東や関西に来るよりは、タイ王国へ行った方が涼しいかもしれませんが(^^;
昔は優等寝台車は韓国製や中国製でしたが、現在では日本国の元ブルートレインがパープルトレインになって活躍しています。
弊ブログでも、
★【泰国鉄】SRT PRESTIGEの記事でも触れています。記事(2020年1月)は →
こちら
今回も、
クルンテープ駅でこのように14・24系と再会してきました。
運行されるようになったら、ぜひ乗ってみたいものです^^
【2022年9月】
♡ขอขอบคุณสำหรับการมาตลอดครับ♡
いつもご来場くださり、ありがとうございますm(_ _)m
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