先日
歌舞伎役者の
坂東三津五郎さんが亡くなられました。
59歳でした。
ご冥福を御祈りいたします。
最近では
平成24年(2012年)に
中村勘三郎さんが57歳で
平成25年(2013年)に
市川団十郎さんが66歳で
他界されました。
歌舞伎界ではこのところ
若くしての訃報が多いですね。
マスコミやネットでは
「歌舞伎座の祟り」
などと
揶揄する記事もあるようです。
先のブログでも紹介しましたが
あながち間違いでは
ないのかも知れません。
観えない存在は
物理的な方法を使って
メッセージを送ってきますから。
▼過去記事「しあわせのスイッチ」(←Click)
たとえば
儲け優先で
舞台の上にタワーを乗せたので
“舞台の神様”
が怒った!
とか
巨大なタワーが障害物になり
劇場脇に祀られている
『歌舞伎稲荷』の社に
“芝居の神様”
が降りてこられない!
など
オカルトめいた話が
実しやかに流布されています。
ところで
若くして亡くなった
歌舞伎界の名優はたくさんいます。
なかでも
市川雷蔵
(いちかわらいぞう)さんは
昭和44年(1969年)に
37歳の若さで亡くなられています。
舞台はもとより
テレビや映画でも活躍された
昭和の大スターのひとりです。
実は現在
広島市中区の
ミニシアター
「シネツイン」において
“映画デビュー60周年
『雷蔵祭』~初恋~”
と題して
特別興業を開催しています。
ブルーリボン賞の
「炎上」や
「眠狂四朗」「破壊」など
全20作品を連日上映中です。
3月6日(金)までの予定です。
▼シネツイン上映スケジュール ↓Click!
さて
映画「炎上」の基となった
「金閣寺放火事件」は
昭和25年(1950年)7月2日に
発生しています。
昭和の
「アプレーゲル犯罪」と呼ばれ
戦後混乱期に発生した
凶悪事件のひとつに
数えられています。
この事件は
三島由紀夫氏によって
「金閣寺」のタイトルで
小説化されています。
実際の金閣寺炎上では
数千年の時や
関わった方の想いが
一瞬で消えました。
古くから
建物には
ご縁のあった方々の魂が宿る
と伝えられています。
したがって
新築や建替え、引っ越しなど
住まいに関わる諸々の事項は
日どりなどに
特に注意して行う必要がある
と言われてきました。
現在は
合理主義が
非合理的なものを軽視するような
風潮があることは否めないですが
いずれにせよ
軽々に扱わない方がよさそうです。
ミクロの世界では
建物もヒトも地球も
もともと
同じ元素出来ていますからね。
タテモノはイキモノです。
ちなみに
三島由紀夫氏の「金閣寺」は
文庫本で高校生の頃
読みました。
最近、小説読んでないなあ~。。。。。。
機会があれば
読み返してみたいと思います。
◎感謝
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