日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

講義

2019年06月18日 | 出会った人たち
特別に許されて教室の片隅で「サンスクリット語から見る言語世界」を聴講させてもらった。
(先生方、ありがとうございました)

私はずっと言語に興味があって語学科に進んだけれど、大学でも本当に知りたいようなことはやってないんだなとわりと早々に諦めた。
今から考えるとリサーチも足りなかったけれど、それだけじゃなくいろいろ足りてなかったんだろう。
長いまわり道に見えるものは全て私の必修科目だったのだろうから、今また学び語りあえる巡り合わせをとてもしあわせだと思っている。

窓際で遠慮しつつなるべく体を小さくして講義を聞いていた。ここから見ると先生も学生とほとんど変わらない可愛らしさだ。

今この席から見えるものを、隣の大学生あるいは学生だった私に聞かれたとしたら。

生きることと学ぶこと、働くことと遊ぶこと、家族であり友人であることは、全部同じものの違う顔だよ、って答える。

教室の前で踊るように歌うように語りかけるあの人をみてごらん、と。

そういう風に、伝わっていくんだ。

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