日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

不登校と家族

2018年04月25日 | ホームスクール・ホームエデュケーション・不登校
雨がばちゃばちゃ降っています。

このところ仕事は暇なんだけど、なんというか本業の(本業なんだ!)「不登校の子の母」をやってるから地味に継続してエネルギーを使います。

ああ、もっとうまくできないものか。

人を支えるってむつかしい。
人を助けられると思ったら多分間違う。
だって歩くのは本人だから。

じゃあできることがないかと言ったらそんなことはない。
すごく限定的な範囲で、とても大きな力になれる。
なんというか、足場の確保の手伝い。
縁の下の力持ち、実践版。
家族以外の誰もできない、ほとんど唯一のお手伝い。

足場の確保、だから、一緒に沈んではいけない。
自分は自分の生活を持つ。
その上で家族以外のリソースにつながって、冷静で落ち着いた安心感を安定して供給する。

と、同時に自分をチェック。
自分が無理してたり抑圧してたらだめ。
自分をごまかしてないかちゃんと確認して、どんなネガティブな感情も全部そのまま自分で認めてあげる。

わー、むつかしいじゃん!

そう、むつかしいんですよ。

でもね、少しでも元気になってくれたら。

ちょっと楽になったり、笑ったり、してくれたら。

これはね、不登校だけのことじゃないんです。

家族であること。

人が人とあること。

だからね、決して無駄にはなりません。

全部、糧になっていくから。

ぼちぼちやって行きましょう。







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メロンのラムネ

2018年04月23日 | 出会った人たち
「おかしもってきました!」

その小さい人は自分のポーチを開けて

「メロンあじでいいですか?」

と、ラムネをひとつ下さった。

先日のこと。

今日ちょっと甘いものないかなとバッグをさがしてたら、その時もらった緑のセロファンが見えてうれしかった。

香りと甘さが舌の上で溶けていく。

低血糖、と頭に浮かび、そうだ、それはあの子の回転数の高い脳のための非常食でもあったろうと思いいたる。

汚れることのできない、たましい。

あふれるようにぴかぴか光る。

乗りこなすのもむつかしい特別な乗り物。

お会いできて、よかったです。

また、お会いしましょう。



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おかえり

2018年04月19日 | ホームスクール・ホームエデュケーション・不登校
さっき、いいもの聞いた。

聞きたかったやつ。

子どもの口笛。

私、もう死んでもいい。

(でも絶対そんなの見せずに、普通に言う)

「おかえり」

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行く子も行かない子も

2018年04月18日 | ホームスクール・ホームエデュケーション・不登校
重要なのは、行く行かないではない。

さっき「行きました」って書いたからね、もう一度はっきり書いておく。

何をするか、どこに行くか、が重要なんではない。

どうやるか、が大事なんだと思う。

what や where じゃなくて how

つまりね、

私たちみんなが本当にやっているのは

「自分を生きること」なんだと思う。

親も子も学校も不登校も関係ない。

みんなそれぞれ、それをやっている。





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いってらっしゃい

2018年04月18日 | ホームスクール・ホームエデュケーション・不登校
はあ、今朝はふたり、行きましたよ。
(↑このはあ、には万感こもっています)

春はうららかなだけ、ではないです。

街には新入社員、新一年生。
新しい生活が始まった人も多いですよね。

行けばいいってもんではない。
それはもちろんです。

でも自分はごまかせないからね。

家族としては、行きたい、行こうか、行ってみるか、となった人の足をひっぱらず背中を押しすぎず帰るところを作っておく、のは結構むつかしい。
その人の全身全力を賭けたチャレンジは、まあ置いておいて、なんというか目の端でみとく、みたいなことが求められるわけです。
正面から応援、ましてや心配してはいけない。
だってそうしたら休むところがなくなるから。

見ている家族としてはできることはあんまりなくて、しかもそれは割とむつかしい。
密かに気をもむわけです。

慣れない服を着たあの子たちに、今日は冷たい春の雨です。

みんな、がんばれ
いや、がんばりすぎず、肩の力を抜いて。

心の中で応援の旗をふる。

いってらっしゃい!

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