自分を維持する活動が終了したので
視界がクリアなのか
マミさんが短くしてあげるというのでカーテンを持って川沿いの部屋に集合した
大好きなパン屋さんで選んだパンでお昼にして
思いつくまま話をして
測って折って切ってピンをうち
途中歯医者に行ってくるねとでかけてただいまと帰ったら
カーテンが綺麗に出来上がって畳まれていて
ありがとねまたねと家に帰った
何にも特別なことをしていないのに
花々も風も極楽の様相
私が/私を生きる
クオリティの高さにふるえる
摩擦係数がバグってるみたいに時間の感触が滑らかで
これはあれだ以前山に呼ばれたように無意識に早朝に一回りして帰ってきた後の「あれ私山に行ったんだっけ」という心地
つるつるするする時間が日々が痕跡を残さずさらさら流れていく
あまりにも抵抗のない流れの速さに
いや
もしかして
全ては完全に止まっているのか
私が心から望んでいたもの
あるいは心から望まなかったものは
状況ではなく
心地であったんだなあ
起きて意識のあることが辛くて寝ていないとと感じるベースの背景ではなく
そこに何が描かれようが関係なく
こころおどるぱりっとした喜びそのものである白い画用紙
それだったんだ