先日の遠足では心ゆくまで藤を楽しんでお寺の裏山も散歩させてもらった。
掘り立ての筍とセリ、美味しいお弁当をいただき、猫のりんちゃんにも(無理矢理)会わせてもらった。
りんちゃんは不服そうにすぐに出て行って、もう一匹のいずみちゃんは姿を見せず。
最後に座布を丸く並べてショウテンさんの坐禅を体験させてもらった。
ショウテンさんは学生さんみたいに若いけれど永平寺でも、そして自分なりに自由無碍にも長く修行を重ねた立派な副住職さんだ。
「一つづつ手を引っ込めて坐るのではなく、手を伸ばして坐る」
「話す、聞く、表現する坐禅」
(黙って静かに坐るのではなく。
豊かにたおやかに、ということかな)
ジェスチャーで身体を目覚めさせ
「は回し」で場をかき混ぜる
声と動きで表現する練習
↓
ここに来る途中であったシーンを簡単に説明する
↓
隣りの人のシーンを動きと声で表現する
(「自分」と決めたバブルの境界を少し突き破る)
(個々のバブルがふるふる震えてふくらみわちゃわちゃ重なり合う)
坐る主体を輪郭ではなく溢れ出るものの流れに焦点を移す、準備体操。
コミュニケーション/自我/心のストレッチをしてやわらかくひらかれた状態になってから丸くなってみんなで坐った。
薄暗い部屋、外には藤の気配。
(‥途中ちょっと寝たかも)
豊かな時間でした。
ショウテンさん、マミさん、ありがとうございました。
一照さん、藤を優先してごめんなさい。