私の中でひらひらと頼りなく迷うひとひらの悲しみを、こんなに離れているのにいくつかの文章を見ただけなのに見つけて掬って抱きしめてかえしてくれてありがとう。
（そうなの、当たっていい、せいにしていい、全分野守備、そこにずっといつも立っているのが辛いこともある）
でもそういう稀有な友を持つという恵みもある、やはりここに立ち続けるのは私なのだなとどこかで自分で決めている。
どう立てば大事なものたちだけでなく自分をも大切にできるのか、ゼロサムではないはずのこのゲームをどうプレイするべきか考えるともなく考えている。
先輩がさよならって一度だけ抱きしめて去っていった時にわかった
全ての出会いにはさよならが含まれててだから素晴らしいんだって
映画みたいな絵になるさよならだけじゃなくてゆっくりだめになるさよならも
たったいちどそれ以外にない形でわたしたちは出会う
すてきな恋人だけではなくてどうしようもない伴侶や猫や友だちもこどもも
大事なものも大事じゃないものも大事じゃなくなるものも全て
流れて展開するたったひとつそれ以外にない私だけのドラマ
月を探しに出たけど見つからなかった。
やりとりしてた友だちに夜空の写真を送った。
玄関についたら出る前に誘ったこどもが猫を抱えて出てきたところだった。
いろいろあるけど自分のことラッキーだなと思ってる。
話を聞きながら、人間がどのように「現実」を作るかを見ている。
断片が繋がり見えてくるかたち。
土木工学のその手前、政治経済発展つまり人間の活動から衛星写真に写るまで。
要素は、
ドライブ、ニーズ、勢い。
効率化、最短距離。
コーディネーション、他者との出会い、化学反応。
そしてマテリアライゼーション。
