ホテルに缶詰めの仕事が続いてたのに朝は早いから普段そんなに食べない朝食を「しっかり」、具体的にはドトールのツナチーズメルトのテイクアウトにお砂糖二杯のコーヒー、をとっていたら体がむくっと膨れて動きにくくなった。普段は各部位の間にあるスペースがなくなって肉と肉が擦れて動きにくい感じ。わあ、これはまさに太るということ。
全くグルメではなく、でも食いしん坊ではあって、食べ物で満たしているなんらかのニーズはあるので、少しおやつは控えないとなあと思っていたところだった。
ある朝起きたらキューっと腹痛。そのまま倒れて一日寝込んだ。起きられず食べられず夜には高熱。口にしたのはこどもたちが持ってきてくれた飲み物だけ。
翌日熱が下がったのでこの機を逃さず、と病院に行った。このご時世だから各方面に影響がある。高熱はやばいでしょう。休日の救急医療はなにか平常運転とは違う真剣さがあるよね。いくつか検査をし、計画停電とかでずいぶん待たされ一日かかった。お金と時間はかかったけど無罪放免、一過性のもので対処療法のお薬二つ。コロナも無事に陰性だった。
行きつけの病院がないくらい久しぶりに、自分が具合悪くて病院に行った。具合が悪い日と病院に行った日の2日間、一人だった。感染してはいけないからこどもたちと離れていたから。
そして世話を焼く方ではなく看病する側ではなくされる側になった。しんどかったし心許なくて友達にLINEしたりもした。
おかげさまで翌日は少しお腹がしぶいだけ。すっきりして体も動きやすかった。
何かが済んだような気がした。
そこで振り返って考えた。この2日間どうだったのかな、と。答えは「悪くなかった」だった。自分ひとりの輪郭がくっきりした。自分に迷いがないのもわかった。
まあ、もっと痩せてもよかったんだけど。
ご自愛くださいね。